F1 第3戦バーレーンGP 

F1バーレーンGPが、バーレーン・インターナショナル・サーキットで行われました。

今年初めて完全なドライコンディションで行われた予選は、Q3で予選専用のオプションタイヤが登場し、Q3に進出したドライバーには、Q2で最速タイムを記録したタイヤでスタートすることが適用されました。

そんな中、ポールポジションを獲得したのは、メルセデスAMGのN.ロズベルグが獲得。ロズベルグのPP今季初、自身通算5回目となりました。ニコも年に数回はPPをとっているドライバーですが、今年はチームメイトのL.ハミルトンとどれだけ、PPを量産することができるのでしょうか?
2番手は、チームメイトのL.ハミルトンがとり、フロントローをメルセデスAMGで独占となりました。この予選を観ていて、今年はメルセデスAMGのフロントロー独占のシーンをたくさん観ることになりそうな予感がしてきましたね。

3番手にはレッドブルのD.リカルドが獲得しましたが、前戦F1マレーシアGPでのペナルティにより10グリッド降格が決まっているため、4番手のウィリアムズのV.ボッタスが繰り上がった。好調ウィリアムズのボッタスがこの位置を獲得したことにより、決勝でメルセデスAMGの2台とやりあうことができるのかちょっと期待したいところです。

以下、S.ペレス(F.インディア)、K.ライコネン(フェラーリ)、J.バトン(マクラーレン)、F.マッサ(ウィリアムズ)、K.マグヌッセン(マクラーレン)、F.アロンソ(フェラーリ)。 フェラーリの予選でのスピードの不足がちょっと気になります。決勝でも、いい戦略で前に出ることが可能かどうかちょっと不安な気がしますね。

また、レッドブルのD.リカルドと同じくして、予選グリットが降格になったザウバーのA.スーティル。予選Q1での走行妨害に5グリッド降格ペナルティが科せられ、最後尾からのスタートとなりました。

それに伴い、ケータハムの小林可夢偉は、Q1を突破はなりませんでしたが、スーティルの降格により、予選は18番手になります。下位チームとしては、Q1をトラブルなく突破することがしばらくの課題になりそうですね。

翌日の決勝レースは、 初のナイトレースとして開催されました。

レースは、スタートでルイス・ハミルトンがトップに立ち、2番手にニコ・ロズベルグが続く、後続を大きく引き離してメルセデス同士で異次元のバトルを展開。所々で、際どいバトルを繰り広げた2人のドライバー。これほどギリギリの戦いができているのも、今のところ、お互いをリスペクトしているからだろうと思いますが、(?)マシンのポテンシャルを十分に引き出せています。他のチームがなかなかついていく事ができないぐらいに。ドライセッションでのマシンの出来、暫くはメルセデスチームが引っ張っていく形になりそうですね。

そんなレースが展開されているところで、41周目に状況が動きました。1コーナーでロータスのP.マルドナドに突っ込まれて宙を舞ってクラッシュしたザウバーのE.グティエレスの処理に、セーフティーカーが入り、これまであった差が一気に詰まり、セフティーカーがいなくなると、凄まじい接戦バトルとなりました。

最終的にL.ハミルトンがチームメイトのN.ロズベルグ前でチェッカー。2連勝を果たした。 前戦マレーシアGPに続く今季2勝目、ここバーレーンでは初勝利となり、 自身通算24勝目を記録した。2位にはチームメイトのN.ロズベルグが続き、メルセデスとしては2戦連続で1-2フィニッシュ、開幕戦から3連勝を達成しました。

3位にはF.インディアのS.ペレス、チームとしては、2009年のベルギーGP(2位:J.フィジケラ)以来の表彰台になり、彼自身も2012年以来の表彰台となり、昨年の鬱憤を晴らした走りで復活をアピールしていました。

以下、D.リカルド(レッドブル)、N.ヒュルケンベルグ(F.インディア)S.ベッテル(レッドブル)、F.マッサ(ウィリアムズ)、V.ボタス(ウィリアムズ)、F.アロンソ(フェラーリ)、K.ライコネン(フェラーリ)までがポイント獲得となり、 ケータハムの小林可夢偉は15位で完走となりました。

セーフティーカー後の終盤のレースを観ていて、現在のマシンの勢力図を改めて感じることができました。

メルセデスAMG>F.インディア>レッドブル>ウィリアムズ>マクラーレン>フェラーリ…

といったような状況でしょうか。ただ、F.インディア、レッドブル、ウィリアムズ、マクラーレンは、ちょっとした頃で、勢力バランスが大きく変わることかと予想されます。特に、メルセデスエンジンを搭載しているチームは、暫くの間は、レース上位で決勝も戦えるかと思います。

レッドブルなどのルノーエンジンを搭載しているチームは、レッドブルは、何とかストラテジーを成功させ、上位でのフィニッシュすることもありますが、やはり気になるのが、チャンピオンのS.ベッテルの速さがなかなか際立っていないこと。逆にチームメイトのD.リカルドの方がマシンの速さをうまく引き出しているように思えます。やはり今年のマシンは、「エンジン」がキーポイント。ベッテルは現時点では、今年のマシンを完全に乗りこなせていないのかもしれません。現にチームメイトの方がベッテルよりも速いので。

そのレッドブルなどルノーエンジン搭載チームよりも酷いのがフェラーリエンジン搭載チーム。特に本家フェラーリチームは、この3戦パッとしないレースが続き、1992年以来かなぁ、その時と匹敵するぐらいの酷い状況かもしれません。アロンソ、ライコネンとチャンピオンドライバーを有しても、どうにもならない状況。エンジンをはじめ、マシンの相当なテコ入れが急務かもしれません。

メルセデスエンジンユーザーが次戦レース以降も、席巻するだろう中国GP。メルセデスAMGの2台を中心としたレース展開になることが容易に予想できそうですね。他のメルセデスエンジンユーザーチームがどのくらい奮戦するのか。F.インディア、ウィリアムズ、マクラーレンこの3チームにも期待したいですね。

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F1 第2戦マレーシアGP 

F1マレーシアGPがセパン・インターナショナル・サーキットで行われました。ここ最近のマレーシアGPは、F1のセッション中にも大量の雨に見舞われることもしばしば有り、今回も雨との戦いを制することがこのGPで勝ち抜くための重要な要素となりそうでした。

まずは、予選から。やはり、予想通り、予選前からサーキットには強い雨が降り続きセッションが大幅に遅れて開始。各車限られた時間を目一杯利用してコースに留まり、ギリギリまでベストタイムが出るよう各ドライバー、チームがめまぐるしく動く。チームによっては天候の先読みが当たったり、外れたりと大きく予選ポジションを上げたり、落としたりと少し荒れたものとなりました。

今回、このような天候の中で、ポールポジションを獲得したのは、開幕戦に続いてメルセデスAMGのL.ハミルトンが獲得。自身通算33回目となり、イギリス人ドライバーとしてはN.マンセルを抜いて最多となりました。2番手にはレッドブルのS.ベッテル、3番手にはメルセデスAMGのN.ロズベルグとなり、ここでも、メルセデスAMGチームの2台は順当に予選を終了。多分、決勝は、どちらかのドライバーが優勝する可能性が高いかなぁと感じてしまいます。

4番手以下は、F.アロンソ(フェラーリ)、D.リカルド(レッドブル)、K.ライコネン(フェラーリ)、N.ヒュルケンバーグ(F・インディア)、K.マグヌッセン(マクラーレン)、J・E・ベルニュ(トロ・ロッソ)、J.バトン(マクラーレン)となりました。マクラーレンのタイヤチョイスは予選を通してかなりギャンブルな展開で、ほぼ裏目に出てしまい、予選はいい結果には結びつかなかったようですね。

日本人F1ドライバー小林可夢偉(ケータハム)の予選は、今回も開幕戦同様少しでも前のポジションでの予選終了できることを期待していましたが、予選に行くまでのセッションが散々で、マシンをろくに走行する機会がなく、ほぼぶっつけで予選を戦い、最終的には、予選を20番手で終了しました。

あと、予選を観ていて、各車フロントノーズやその周辺の改良を早速施しているチームが多かったようです。まぁ、これからも、フロント周りの形状の悪さとダウンフォースの確保を徐々に改善していくことと思います。

 

さて、翌日の決勝レースですが、途中、小雨が降る場面がありましたが、天候は昨日と異なりドライコンディシでのレースとなりました。

優勝は、メルセデスAMGのL.ハミルトンが、ポールポジションからのスタートで首位を守り、その後、後続を大きく引き離す危なげないレースでポール・トゥ・ウィンを達成した。ハミルトンは、2013年のハンガリーGP以来自身通算23勝目となりました。2位にはチームメイトのN.ロズベルグが続き、メルセデスがメインスポンサーのペトロナスの母国グランプリで1-2フィニッシュを達成。3位にはレッドブルのS.ベッテルが続きました。昨年のような勢いに達していないレッドブルですが、決勝レースでは、しっかりと上位に食い込んで来ています。それでも、メルセデスAMGのマシンとはかなり差をつけられているようです。

4位以下はF.アロンソ(フェラーリ)、5位N.ヒュルケンバーグ(F・インディア)、6位J.バトン(マクラーレン)、7位F.マッサ(ウィリアムズ)、8位V.ボタス(ウィリアムズ)、 9位K.マグヌッセン(マクラーレン)、 10位D.クビアト(トロ・ロッソ)と今季の新人が続きました。

この中で、ここ2戦、決勝で調子のいいF・インディアのN.ヒュルケンバーグ。フェラーリやマクラーレンと互角に渡り歩き、今回も5位入賞と今年の中堅チームの台風の目になりそうです。ちょっと対照的なのが、マクラーレンから移籍してきたS.ペレス。運に見放されているような感じもしますが、次戦以降本来の力を取り戻し、2台揃って上位争いに加わってくるのか注目ですね。

もう1つ。特に話題となった終盤のウィリアムズ2台の攻防。無線の指示を無視したマッサとマッサよりも速かったボタスとのやり取り。

レース後ドライバー双方で話し合いで解決したとはなっていますが、レースの世界で、お互いが分かり合え、解決することはここ最近ではないかと思います。

単純に速いドライバーがF1に残るわけですから、ドライバーは、少しでも前でフィニッシュすることしか考えていないのですからね。こういった行為は、F1では常日頃見られる光景にもなっていますが、ドライバーとチームとの契約など色々と大人の事情もあったりするでしょうが、ファンからすると、純粋に戦うドライバーを観たい。与えられたマシンで最大限の力を発揮して、正々堂々戦って欲しい。チームメイト同士で対等に争えないマシン状況なら、個人的には、チームプレーは必要かと思います。それをチームがドライバーに理解させてレースに臨ませている事は、チームの利益として考えると重要なことかもしれません。

特に、今年のウィリアムズのマシンの前評判がいいだけに、2人のドライバーには頑張って上位争いに加わって、懐かしい強いウィリアムズを復活させてもらいものですね。

最後に、日本人F1ドライバーの小林可夢偉(ケータハム)は、13位完走で決勝レースを終えることができました。チームメイトのM.エリクソンも14位完走し2台とも走り切りました。チームとしては、マシンのデータが残り、次戦以降のレースに活かせるようマシンの改良を進めてもらいたいものですね。

ということで、次戦のバーレーンですが、多分もうフリー走行が始まっているかもしれませんね。連戦にはなりますが、ドライセッションで、砂との戦いになろうかと思います。このままメルセデスAMGが3連勝してしまうのか、それとも、他のチーム・ドライバーが躍進するのか注目ですね。

 

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F1 第1戦オーストラリアGP 決勝

F1 2014年の 開幕戦 オーストラリアGPの決勝レースが16日(日)、メルボルンのアルバート・パーク・サーキットで行われました。

前日の予選では、Q1途中からウェットコンディションとなり、混乱の予選となりましたが、結局PPは、メルセデスAMGのL.ハミルトン、2ndには、地元レッドブルのD.リカルドが初フロントローを獲得。Q3終了直前までは、トップタイムを出していたが、ラストアタックで、ハミルトンにPPを奪われた。以下、 N.ロズベルグ (メルセデスAMG)、K.マグヌッセン (マクラーレン)、F.アロンソ( フェラーリ)、J.E.ベルニュ (トロ・ロッソ)、N.ヒュルケンベルグ (F.インディア)、D.クビアト (トロ・ロッソ )、F.マッサ( ウィリアムズ)、J.バトン (マクラーレン)のトップ10。

ここで、気になったのが、意外と上位につけたトロロッソの2台。雨の予選で、少し混乱があったにせよ、ベルニュと初GPのクピアドがしっかりとQ3に進出したこと、ルノーエンジンユーザーの中では、2台ともしっかりと走行できていたことに、いい意味で期待を裏切られました。同様に、マクラーレンや、ウィリアムズもメルセデスAMGには及ばないが、まずますの予選結果ではなかったかと思います。

逆に、フェラーリやレッドブルのS.ヴェッテルなど、マシンの扱いなどに苦慮したのか、うまく予選を戦うことができなかったドライバーも多くいたこともあり今回の予選の結果が出たのかと思います。パワーユニットの変更により、マシンの制動性など未だ方向性がしっかりと出せていないチームやドライバーにとっては、この開幕戦は相当困難なGPだったのかもしれません。

今年からF1にカンバックしたケータハムの可夢偉は、非力なマシンにも関わらず、Q1を突破し、予選14位につけ、開幕戦を迎える。やはり、決勝では、ルノーエンジンを中心としたマシンが持つかどうか、このレースで生き残れれば、入賞ということも期待したいところです。

さて、決勝ですが、ドライコンディションの中、新F1マシンの野太いターボエンジン音を響かせながら、各車スタートを切りました。

スタート直後に日本人ファンにとってショッキングなシーンを観る事となった可夢偉がブレーキングミスで、マッサのマシン後方に衝突して両者ともその場でリタイア。クラッシュ直後の映像だけで観ると、可夢偉の気持ちが空回りしたのかなと思っていましたが、その後調査の結果、マシントラブルに起因するものと判明しました。

下位チームによくありがちな「マシントラブル」により、マッサのマシンを巻き込んでのリタイヤ。特に、マッサのウィリアムズでの初レースでどんな走りを見せてくれるのか、マシンの調子良さからも判断しても入賞は確実だったと思われるだけに、次回のセパンでいいレースを見せて欲しいですね。可夢偉もそうですが、今のマシンだと完走することを目標設定にしたマシン作りが先決かもしれませんね。「壊れないマシン作り」、今年のF1で生き残るポイントかもしれません。

その後も、波乱は、まだまだ続きました。

PPからスタートしたL.ハミルトン(メルセデス)や昨年度チャンピオンのS.ベッテル(レッドブル)がいずれもレース序盤でマシントラブルによりリタイア。

開幕戦でリタイヤするケースは、実は、今年のチャンピオン争いにも影響が出る可能性を秘めています。ここ10年ぐらいの開幕戦を見ていても、開幕戦で少なくてもトラブルフリーでマシンを走行させて、上位でフィニッシュすること。これが、ドライバーにとって1年のレースを戦うためのバロメーターとなることと思います。スタートで躓くはあまりいいものではないですからね。どんな時でも。やはり、ベッテルは今年の序盤はかなり厳しいかもしれませんね。逆にハミルトンはベッテルの深刻さから比べると、現時点ではそんなに心配しなくてもいいのかもしれませんね。

レース全般で、今回気になったのがウィリアムズのV.ボッタス。

今年のウィリアムズのマシンは、エンジンをメルセデスに変え、テストでも好調だったマシンで、チームメイトのF.マッサと共に開幕戦で台風の目になりそうな予感がしていましたが、マッサはスタート直後にリタイヤしてしまったので、ボッタスにチームの全てが集中することとなりましたが、序盤で、リヤタイヤを壁にヒットしてバーストさせるトラブルを起こし、それに伴いセーフティーカーでの走行。入賞圏外まで順位を落としたぼったすでしたが、そこから驚異の追い上げを敢行し、フェラーリのアロンソまであと数秒まで追い込んでの入賞を獲得しました。

これだけ、出入りの激しいレースをしていても入賞できる今年のウィリアムズのマシン。もしトラブルフリーならと考えると、今回の決勝レースの上位争いにウィリアムズの2台とも絡んでいたのは間違いなかったことと思います。今年のウィリアムズ、侮れないかもしれません。

ということで、決勝レースのウィナーは、2位に20秒以上の大差をつけてメルセデスAMGのN.ロズベルグが優勝し、自身通算4勝目をマークしました。しかも、メルセデスエンジンとしての100勝目のおまけ付き。

2位にはD.リカルド(レッドブル)がF1初表彰台。3位にはK.マグヌッセン(マクラーレン)がデビューレースで表彰台を獲得。デンマーク人として初のF1表彰台となった。ここ最近でのデビューレースでの表彰台獲得は、2007年のL.ハミルトン、1996年のJ.ヴィルヌーブと約10年ぐらいに1回は出ていますね。このドライバー、ご存知の方はいるかと思いますが、父親は、元F1ドライバーでマクラーレンでもドライブ経験のある、Y.マグヌッセン。早速父親も果たせなかった表彰台獲得をあっさりとやってのけてしまった。今後の成長と活躍が楽しみなドライバーですね。

以下、J.バトン(マクラーレン) 、F.アロンソ (フェラーリ)、V.ボッタス( ウィリアムズ)、N.ヒュルケンベルグ (F.インディア)、K.ライコネン( フェラーリ)、J.Eベルニュ( トロ・ロッソ)、D.クビアト(トロ・ロッソ)のトップ10となりました。D.クビアトは、この入賞により、S.ベッテルが持っていたF1の最年少ポイント獲得記録を更新したこととなった。

※その後、2位のD.リカルドの失格処分が出たため、順位が繰り上がりましたが、3月19日時点では、控訴中とのこと。(多分ダメかと思いますが…)

今年のF1はひょっとしたら、マシン変革に伴う「世代交代」がやってくるのかもしれません。リカルド、マグヌッセン、ボッタスなど、今まで表彰台では見たことない若いドライバーたちがこれから序盤で観る事ができるのなら、相当混沌としたチャンピオン争いになることでしょう。

また、3メーカーのエンジンバランスも、現時点ではメルセデスが圧倒的に良く、ルノーも、テストの頃方比べると改善されているものの、壊れたりと信頼性はイマイチ。フェラーリに至っては、速さがイマイチのようで、マシンとの相性なども今後検討する必要があるのかもしれません。

次戦のマレーシアはかなりの高温多湿で、ここ数年でも、レース中に「スコール」が降り、レースを混乱させる要因となっています。

暑さとスコール。自然の猛威に振り回される中、エンジン数が昨年以上に制限され、エンジンにとっては相当過酷な環境の中でエンジンを壊さずに、生き残る方法を各チーム検討してくることと思います。

開幕戦の勢いで、メルセデスAMGが2連勝するのか、はたまた他のドライバーが優勝するのか、楽しみですね。

個人的には、ウィリアムズの優勝を久々見てみたい。

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各チームニューマシンのまとめを簡単に。

ニューマシンのテストがスペインのヘレスサーキットで無事に行われましたが、合同での各チームニューマシンの実践走行は初めてなので、いろいろと秘策を試したり、今年から変更となった1.6ℓターボエンジンの感触など確かめていたようでした。

そんな中、今年最大のマシン形状の話題である「フロントノーズ」。

各チームマシンが出揃ったようなので、ちょっとまとめてみました。

①低い位置からノーズ先端が細くなっている派
マクラーレン、ザウバー、ウィリアムズ、マルシャ

②昨年のマシン形状の発展版で、ノーズ先端が長い派
F.インディア、トロロッソ

③幅広ノーローズ派
フェラーリ、メルセデス

④そのほか(分類しづらい)
レッドブル…幅広ノーズの下に何かついている
(レギュレーションのための対策なのかどうか、今の所はちょっと…)
ロータス…長さの異なるノーズ(?)を2本採用し処理している
ケータハム…モノコックの途中から出ている太いノーズがフロントウイン
グと連結している

やはり①のタイプが数からすると多いような気がします。単純に、ウイングにノーズをくっつける昔のローノーズ形状にすると、ノーズ先端付近に乱れた気流が発生し、今のF1マシンの空力重視のマシン作りから考えると、吊り下げハイノーズと比較すると不利な面があるかと思います。

各チーム今年のレギュレーションについては、マシンデザインには、ものすごく苦慮しているようで、それでもその中で速さを当然のことながら、追求しないといけない事情もあるようですね。

レギュレーションは確かにレースを行う上では必要なことだと思っています。ただ、ある程度のビジュアルなどについては、フォーミュラ最高峰カテゴリーにふさわしいものであってほしいと思っています。

今年のノーズ形状は、いわゆる「安全面」を考慮されたものであるとなっていますが、一方で、レッドブルのデザイナーのA.ニューウェイ氏は、今年のレギュレーションのフロントノーズ形状のにすることで、特に 、クルマのリアに真直ぐにぶつかった場合、突き出たノーズが下に入って、リアのクラッシュ構造の下に入り込んでしまうことを危惧しているようですね。

安全に速く走ることを追求することは相当無理難題のことだと思います。「安全」と「速さ」、どこでその折り合いをつけるのか。

1993年から1994年のマシンの大幅なレギュレーション変更した際も、序盤においては、いろいろなアクシデントや死者まで出るような状況もありました。あの頃からすると、安全面はかなり向上したものの、どんな形でアクシデントが起こるのか予想がつかないものです。

今年はこのレギュレーションで、一番速いマシンを競うのですから、決めれた中、各チームの画期的なアイディアに注目したいですね。

 

 

トロ・ロッソ、新型車『STR9』を発表しましたが…。

1月27日(月)、スクーデリア・トロ・ロッソはニューマシン『STR9』を発表しました。

やはり気になるのがフロントノーズの処理。昨年の平べったいノーズの名残を残しながら、その先端に鋭く突き出たノーズが「かものはし」なのか「アリクイ」なのかマクラーレンよりかなり大きく太いものが飛び出しています。そのノーズの先端部分は空気を吸入する(?)ようなメッシュ形状となっており、ドライバーに風を送るというより、何か細工があるのかもしれませんね。(考えすぎかもしれませんが…)

また、マシンのサイド部分の二重底は形を潜め、後方に絞込みの角度がきつくなっているように感じます。
他にも、今年からレッドブルと同様にルノーエンジンを搭載し、レッドブルと同じギアボックスを使用し、マシンの中身も大幅に変更されています。序盤はうまく機能させることに注力することとなりますが、マシンの速さをうまく引き出すことができるといいのですが…。

それにしてもマシンが不安だなぁ。昨年の形をベースに無理やりノーズをくっつけた感が拭えないので。マシン形状はマシンの速さと通じるものが昔からありますからねF1に関して言えば。ドライバーの頑張りだけではどうにもならないようなマシンでないことを期待したいですね。

 

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フェラーリ、新型車『F14 T』を発表。こちらのチームもやはり気になるところが…。

1月25日(土)、フェラーリチームは新型車『F14 T』を発表しました。

今年のマシン「F14T」という名称はファン投票から決定したもので、今までにないフェラーリの試み。来年以降もマシン名称はファン投票から決まっていくのでしょうかね。

また、ニューマシンは今年もフロント・サスペンションにプルロッド方式を踏襲している影響か、フロントノーズの勾配が目立っているのかもしれません。それにとなっているのかどうかわかりませんが、F14 Tのノーズもマクラーレンに負けずにかなり特徴的です。マクラーレンのフロントノーズアプローチとはまた異なったもので、これもなんと表現したらいいのか不明な形状。この調子で行くと、どのチームもフロントノーズの処理はオリジナリティがかなり出てきそうな予感です。

もう1つ、エキゾーストの一本化にしたことにより、リヤ周りの処理も気になる形状となっています。昨年のマシン形状を再度見直し、空力を大幅に見直してきている今年のマシンは方向性が間違っていなければいいのですが、気になります。

マシンに関してはいろいろと新しい試みをふんだんに取り入れていることも話題ですが、やはりもっと気になるのがドライバーラインナップ。

今年は、F.アロンソ、ロータスから古巣へ復帰したK.ライコネン。この2人をうまく機能することがフェラーリにとってチャンピオン争いには不可欠でしょうね。個人的には、ドライバー同士が揉めないかというところに注目かもしれません。2人とも当然のことながら勝つことに貪欲でしょうし、2人とも久しぶりのワールドチャンピオンを狙っていることでしょう。

そうなると、シーズン中盤ぐらいから某かの反応が出てくることと予想でしています。揉めるとおそらくアロンソがチームを移籍る可能性が大きく出てくるかもしれません。揉めなければ、最強のコンビとして2人とも、打倒S.ヴェッテルの対抗馬となりうるというより、2人でチャンピオン争いをするかもしれませんね。今年のフェラーリからも目が離せませんね。

 

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2014年新型車『MP4-29』発表されましたが、やはりあそこが気になります。

1月24日(金)、マクラーレンチームは新型車『MP4-29』を発表されました。

今年からレギュレーション変更に伴い、エンジンやマシン形状など大きく変更がありましたが、やはり各チーム気になるのが、フロントノーズの形状やその周辺の処理。特にフロントノーズについては、おそらく格好良くないデザインになると当方も予想していましたが、案の定、予想を超えたものが登場してきました。

ユニークなノーズ形状というか「アリクイノーズ」とか「エイリアンノーズ」とか言われていますが、大きく弧を描くノーズステーと合わせた、独自のアプローチをしています。また、昨年導入したプルロッド式のフロントサスペンションは、再びプッシュロッド式へ戻してきました。

2013年のマクラーレンは、かなり久しぶりに酷い戦績だったので、マシンやチーム内政にも相当なテコ入れをして今年に望みたい意気込みが感じられますが、個人的には、今年のマクラーレンはチーム立て直しの年に終始しそうな気がしています。

その理由の1つはマシンのポテンシャルアップ。J.バトンも昨年のマシンには手を焼いていたように感じていましたが、エンジンやサスペンションのレイアウトの変更など昨年遅れを取ったていたマシンをリセットして、常に上位で戦えるマシンに仕上げていくことができるかどうかでしょうね。

もう1つは、チームメイトのK.マグヌステンのF1でのポテンシャル。

昨年のJ.バトンのチームメイトだったS.ペレスは2012年ザウバーでの活躍が評価され、2013年にマクラーレンに移籍しましたが、シーズンを通していいところなく終わってしまい、2014年はF.インディアへの移籍となりました。今回ペレスのあとにレースシートを獲得したマグヌステン。チームとしても、期待半分、不安半分な感じでしょうね。あとは、マグヌステン自身がニューマシンのポテンシャルを引き出して、バトンに差をつけられることができるのなら、デビューイヤーとしては合格かもしれませんね。

ドライバーのポテンシャルが高くても、マシンがダメなら、ドライバーの価値も下がってしまうF1の世界。チーム立て直しの貢献者となってもらいたいものですね。

 

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可夢偉、2014年の活動はケータハムF1チームで決定

2013年のF1は、久々日本人ドライバーのいない中で、日本人のF1ファンにとっては、ちょっと淋しいシーズンだったと思います。

2014年は、かねてから噂になっていた小林可夢偉がF1復帰を果たすことが決まりました。昨年は、F1のシートを失い、WECで戦った可夢偉でしたが、やはり1年間F1チームにいないことが、大きなハンディとなり、F1シートの確保に向けて苦労したのは言うまでもありませんが、そういった中で、レギュラーシートを確保できたことは内容はともかく、よかったことかもしれません。

2014年、可夢偉のF1復帰先は、「ケータハムF1チーム」。チームメイトは、F1初参戦のスウェーデン出身、マーカス・エリクソンとのコンビでこの1年を戦う。このコンビで考えると、当然のことながら可夢偉がNo.1待遇の判断でいいのかなぁと思ってしまいますが、このチームは、未だチーム結成以来ポイントを獲得したことがないチーム。前には、F1で1勝したH.コバライネンやY.トゥルーリなどが在籍し、ドライブしていたこともありますが、彼らをもってしてもなかなかポイント獲得ができなかったこのチームで、今年可夢偉がこのチームで果たす役割はかなり大きく、チームを牽引して下位チームからの底上げを期待されているに違いないと思っています。

ただ、この下位で低迷しているチームでも、今年はエンジンをはじめとするレギュレーションの変更に伴い、序盤の数戦は下位チームでも上位で活躍できるチャンスは十分にあると思っています。

例を挙げると、2009年、当時ホンダがF1から撤退して、ブラウンGPというチームで参戦したチームが大躍進し、当時ドライブしていたJ.バトンをワールドチャンピオンへと導いた経緯がありました。

ケータハムがいきなり当時のブラウンGPのように躍進することは難しいかもしれませんが、可能性はゼロではないと思いたいところです。

マシン、タイヤ、スタッフ、戦い抜くためのストラテジーなどすべてが機能し、そのマシンを速く走らせることができるドライバーに託して、高い目標に向けて結果を残す、1つでも噛み合わないと結果が伴わないF1の世界では、ほんの些細なことでも影響が大きく出てしまいます。

2014年のケータハムのマシンの出来と、可夢偉の好みにあったマシンが仕上がれば、序盤の数戦はいい結果を期待したいところですね。

これからニューマシンの発表、その後のテストがいい成果を残しながら、開幕戦でリタイヤせずに決勝で生き残れば、ポイントは取れるような気がします。開幕戦まで限られた時間の中ではありますが、可夢偉の力で大きくチームを変貌させてもらいたいものです。それができたことによって、可夢偉の価値もこれまで以上に上がるかもしれませんね。

可夢偉にとって、2015年以降も、可夢偉がF1で戦い続ける可能性を少しでも上げるためにも、この2014年はいつも正念場かもしれません。逆境に強い可夢偉なので、これを力に変え、大いに躍進することを期待したいですね。

http://f1-gate.com/kamui/f1_22181.html

小林可夢偉、ケータハムから2014年F1に復帰

Caterham F1 Team and Caterham Racing Announce 2014 F1 and GP2 Driver Line-Ups

ケータハムチームから小林可夢偉をレギュラードライバーとして採用することが発表されました。
Caterham F1 Team and Caterham Racing Announce 2014 F1 and GP2 Driver Line-Ups
2013年の一年をWECのLMGTE PROクラスで過ごした可夢偉でしたが、見事にF1への復帰を遂げました。

ケータハムチームは昨年ランキング最下位のチームではありますが、F1に乗ることができない1年を経験し、なによりもF1のパドックにいる必要性を感じていたのでしょう。正直、簡単にポイントを獲得できるような体制ではありませんが、まずは今年のF1で可夢偉の走りを観ることができることが決定し一安心です。

シャシー、エンジンともに新レギュレーションになる2014年、ケータハムチームにとってはある意味チャンスの年ともいえます。シーズン序盤、多くのチームが混乱するこのタイミングで1つでも上のポジションでチェッカーを受ける、それに尽きると思います。鈴鹿での日本GPまでに、2014年のF1がどのような状況になっているのか、正直まったく予想ができません。ただ、可夢偉の走りを観るために昨年以上のファンが集まることは間違いないと思います。

可夢偉本人もツイッターでツイートしていますが、今年の結果が今後のレーサー人生の全てといっても過言ではないでしょう。

悔いないシーズンを過ごしてもらいたいですね。

改めて小林可夢偉選手のF1復帰おめでとうございます!

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