コスワースエンジンの快進撃が止まってしまうのか
[F1GP 2006 第 5戦 ヨーロッパGP]ウィリアムズ、「戦略を考え直さないと……」
サム・マイケル/テクニカル・ディレクター:午前のフリー走行が終わってから、予定通り2台共にエンジンを載せ替えた。このニュルブルクリンクで後尾からのスタートはとても厳しい。そのため当然レース戦略も考え直さないとならないが、幸いロングランでのペースが良いことは確認されているので、きっと挽回できるものと確信しているよ
ウィリアムズ、エンジンに問題発生
シモン・コービン/コスワース、F1レースエンジニア部門責任者:午前中のフリー走行が終わってから、われわれは問題点を確認したが、信頼性に確信を持つことはできなかった。だから、ウィリアムズとエンジンを交換するかどうか、相談したんだ。もし、そうなれば、ペナルティを受けることになるからね。その結果、予選前に2台のクルマのエンジンを交換することが決まったんだ。
ウィリアムズ、エンジン交換でペナルティ
シルバーストンテストでコスワースエンジンに重大な問題が判明し、ここニュルブルクリンクでエンジン交換を余儀なくされたウィリアムズチーム。結果として、最終ピリオドまで残ったウェバーは20番手、セカンドピリオドでノックアウトされたロズベルグにいたっては最後尾の22番手グリッドとなってしまった。
今回のトラブルはエンジンのパーツの損傷によるものとのことだが、規模の大きいワークス系メーカーなら対応できたのかコスワースのアレックス・ヒッチンガーは以下のように述べている。
コスワースのような独立したエンジンメーカーには、緊急の修正に必要な資金もないし、スタッフだって多くいるわけじゃない
ウィリアムズが来期搭載するエンジンがトヨタになると考えられていることから、コスワースは来年以降他チームへの望みをつなぐためにも結果を残したいところだったが、難しい状況となってしまったようだ。




