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ミハエルは根拠の無い楽観論には耳を傾けない

[F1GP 2006 第10戦 アメリカGP]
シューマッハ、「過去の記録なんて意味がない」 [FMortorsports.nifty]
確かにここではこれまでいい成績を残しているよ。4勝しただけでなく個人的には6つのレースすべてをリードしたし、6つのうちフェラーリが5勝なんだからね。でも、それに何の意味がある?それなら僕はカナダでだってとても良い記録を持っているけれど、でもそれがまた新たな勝利を保証してくれるという訳じゃないだろう。F1は1日1日、すべて異なるその時の状況にうまくクルマを合わせなくちゃならないのさ

 過去のアメリカGPでの好成績を提示されたことに対し、ミハエルが必要以上に反応したのは、根拠の無いに楽観論は受け付けないという姿勢の表れだろう。確率やデータなど、それらには根拠のある数字とない数字がある。その点では、このアメリカGPで過去の調子がよいからといって、今期のアメリカGPでもミハエルが好成績を残すとは限らない。それは相関関係の無いデータに他ならないからだ。ミハエルも指摘している通り、カナダGPでの出来事についても同じだからだ。

 ミハエルは必要以上に追い込まれているわけではないが、意味の無い楽観主義者でもない。アメリカGPに限らず、今期のフェラーリはルノーより劣っているといわざるを得ない。そのことから目をそむけることはできないのだ。だからといって、彼はもちろんチャンピオンシップを諦めてしまったわけではない。逆転を目指して、できることをやるだけなのだ。

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