ホンダエンジンの良さと、SA05のローダウンフォースがなしえる業
[F1GP 2006 第10戦 アメリカGP]フリー走行1回目、スーパー・アグリが1-2-3!! [FMortorsports.nifty]
30日(金)午前に行われたアメリカGPのフリー走行1回目セッションで、なんと『スーパー・アグリ・F1』の3台が最高速データで1-2-3に位置するという『偉業』を成し遂げた。
初日のフリープラクティス1回目ということもあり、最高速の1-2-3という事実はあまり重要では無いのだが、それでもこの結果はアグリのマシンSA05の特徴をよく現している結果だともいえる。要因の一つはホンダエンジンの素晴らしさであり、もう一つの要因はSA05のローダウンフォースな特性からだといえるだろう。
ホンダエンジンのよさは疑問の余地が無い、残念ながら本家ホンダチームもアグリチームもそのエンジンのよさを十分に使い切っているとはいいがたく、目だった結果を残すに至っていないのだがそれだけにマシンを改善することによって素晴らしいタイムを記録すことも可能だろう。
そして、もう一つの要因であるローダウンフォース特性だが、これはあまりうれしい要因とはいえない。常々アグリチームのドライバーはダウンフォースが決定的に足らないとのコメントが出るのだが、その逆の効果として最高速を出す結果に至ったと考えることができるだろう。特に、今年からエンジンの排気量が削減され、ストレートスピードよりはコーナーリング時の速度を高速に保つことに主眼が置かれており、ダウンフォースの足らないアグリのマシンからしてみれば苦しい特性ともいえる。
とはいえ、このSA05で戦うのはここアメリカと次戦のフランスGPまで、ドイツでニューマシンSA06が投入されれば、ホンダエンジンのよさを十分に発揮することができ、中段に食い込むことも夢ではないだろう。ニューマシンの投入が楽しみになる結果だったといえるだろう。




