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2006年8月31日

ブリアトーレの引退はルノーにどのような影響を及ぼすか

独紙は「ブリアトーレ(ルノー代表)引退」の見方 [FMortorsports.nifty]
今シーズンでルノー・チームとの契約が満了するフラビオ・ブリアトーレ氏については、イギリスの『ガーディアン』紙が「残留の見通し」を伝えた一方で、ドイツの『『ビルド・ツァイトゥング』紙は正反対となる「引退の見通し」を報じて完全に対立している。

 ミハエル・シューマッハ、そしてフェルナンド・アロンソ。全く異なる二人のチャンピオンを育てたブリアトーレは本当にF1でやり残したことは無いのだろうか? いや、もちろんやりたいことは幾らでもあるだろうが、ルノー側がブリアトーレを使い続けることに難色を示しているのではないだろうか。

 ブリアトーレは自動車メーカーに雇われているマネージャーの身としては破格の報酬を得ていることは事実であり、予てからF1チーム運営のコスト削減に注目しているルノー本社からしてみれば、既にブリアトーレ抜きでのチーム運営の可否の判断はついているのではないだろうか。ブリアトーレからしてみれば、報酬の大幅減額を受け入れるのなら他にやることは幾らでもあると考えているのではないだろうか。

 チームマネージメントの面でブリアトーレのルノーに対する功績は多大なものであることは事実だ。しかし、レースマネージメントの面で考えればブリアトーレの存在はそれほど大きなものでは無いといえる。チームマネージメントの面でブリアトーレの持つものをルノーが既に得たと考えればブリアトーレの離脱はむしろ自然な流れだということも出来そうだ。

マッサが今後成すべき事

「マッサ 2勝目望むべきでない」、フェラーリ監督 [FMortorsports.nifty]
ジャン・トッド:マッサの優勝は喜ぶべきことだが、今後彼はさらにチームに対し貢献的であるべきだろう

 レース中にチームオーダーを出すことができず、マッサを勝利させるしか手段の無かったフェラーリ陣営だが、トッドはレース終了後のコメントでマッサの取るべき行動について意味深なコメントをしている。そもそも、予選でミハエルを上回ってしまったこと(ミハエルがミスをしてしまったこと)が全ての始まりだったといえる。チーム内では再三決勝レースでの戦略について練ったのだろうが、予想外のセーフティーカーの導入や、ミハエルの決定的なミスが重ねて発生するとは考えてもいなかったのだろう。

 もし、これがマッサではなくバリチェロだったらどうだっただろうか。言うまでも無く、チャンピオン争いをしているミハエルを前に行かせるために思案をめぐらせていたはずだ。チームとしてもマッサを勝たせたいのは山々だが、現在の状況を少しは考えてくれ、そう言いたいかの発言だと取れるだろう。

ルノー&フェラーリの二重契約は、ライコネンだからこそ出来る選択肢だ

ライコネン、ルノーとフェラーリ二重契約? [FMortorsports.nifty]
フェラーリとの契約はミハエル・シューマッハが引退というのが条件になっていて、もしシューマッハが現役続行であればライコネンはルノー・チームへ移籍することになっているのだという。

 先ほど触れたフェラーリのドライバーラインナップについて、スペインのAS紙がライコネンのルノーとフェラーリとの二重契約の可能性を指摘している。ルノーからしてみればたまったものではないが、ライコネンからしてみれば最も望むべく選択肢だといえるだろう。ルノーからしてみれば、ミハエルの現役続行を望むばかりといったところか。

 それにしても、このような豪華な二重契約の噂が出るということからも、ライコネンのF1界での評価は極めて高いということの証明にもなるだろう。

ライコネンはミハエルと組む可能性を受け入れたのか?

モンツァでフェラーリはドライバー3人発表か [FMortorsports.nifty]
ミハエル・シューマッハ、フェリッペ・マッサ、そして噂のキミ・ライコネンということになる。そして、最終結論はシーズン終了後に出されるということで、これであればシューマッハが望む『時間の余裕』が確保できる訳だが、その場合チームメイトが確定しないライコネンにとっても不安であるし、またとりわけ自身のレギュラーシートが最後まで保証されないとみられるマッサの場合にはさらに深刻な状態が続くことだろう。

 予てからイタリアGPで来期の体制を発表するとコメントしていたフェラーリだが、イギリスのガーディアン誌がその場では3名のドライバーラインナップを発表するとのことだ。ミハエル、マッサ、そしてライコネンノ3名のドライバーラインナップを発表し、最終的なミハエルの結論はシーズン後に出すとのことだが、これはライコネンからしたら面白いとはいえない状況だろう。

 ライコネンからしてみれば選択肢はいくつもあるのだが、その中でもミハエル後のフェラーリのシートが最も魅力的だという認識だと思うが、果たして本当にそうであろうか? ミハエルと組まざるを得ない可能性がありながらフェラーリラインナップに含まれるということは、ライコネンとしては絶対に避けたい状況だといえるだろう。

 いや、もしかしたらチャンピオンシップ云々を抜きにして、既にミハエルは引退の決意をしているのではないだろうか。ただ、その可能性は0%では無く、あくまで発表のタイミングをずらしたいだけということなのかもしれない。チャンピオンシップの結論は、このままの接戦で行けば最終戦にも連れ込む可能性は十分ありえる。そのような状況で戦い抜き、チャンピオンを獲得したとしても敗れたとしてもミハエルは引退するというシナリオは、7度の(8度になるかもしれないが)ワールドチャンピオンの引退には十分な花道だといえるだろう。そう考えれば、ライコネンがフェラーリラインナップにこの時点で加えられるという展開は十分に考えられるといえるだろう。

モンツァ・テスト [8/30]

モンツァ合同テスト2日目はロズベルグ!(8/30) [FMortorsports.nifty]
この日はウィリアムズのロズベルグが前日のマッサのタイムを上回る1'22.038のタイムでトップに。しかし、以下9番手のバリチェッロ(ホンダ)までが同じ1分22秒台に並ぶという熾烈さをみせた。

 全11チーム、総勢20人に及ぶドライバーがステアリングを握り、実戦さながらの状況下で行われたモンツァテスト2日目。トップタイムは、ウィリアムズのロズベルグで昨日のマッサのトップタイムを上回るタイムをマークした。2番手にはクビサ、3番手にフィジケラ、4番手にはマッサと並び、この3名は0.05秒以内に入るという熾烈なタイム合戦となった。以下、9番手のバリチェロまでがトップから1秒以内にひしめく結果となった。

山本左近/スーパー・アグリは67ラップを周回 [FMortorsports.nifty]
テストを総括するマーク・プレストン/テクニカル・オフィサーによれば、左近は次戦イタリアGPのためのタイヤ開発、モンツァ仕様のエアロダイナミックスなどのテスト・プログラムを消化したという。左近にとっては初めての新フロント・サスペンション装着の『SA06』本格テストということになった。

 尚、初日ほとんど走行することが出来なかったアグリはこの日も左近がドライブ。左近は初めてとなる新サスペンションを搭載し65周を周回、積極的にセッティングを行ったがタイムは最下位の20番手に沈んだ。3日目の最終日は琢磨がドライブする予定だ。

トロ・ロッソのラインナップは今年同様か

トロ・ロッソ来季もリウッツィ&スコットの模様 [FMortorsports.nifty]
オーストリアの『APA通信』は、同チームの共同オーナーであるゲルハルト・ベルガー氏が、すでに現在のビタントニオ・リウッツィ&スコット・スピードのままで継続する方針を決めたと伝えている。

 それがベルガーの方針なのかどうか疑問ではあるのだが、今のところトロ・ロッソのラインナップは今年同様のリウッツィとスピードのコンビになると考えられている。制限V10を使用して今年なかなか結果を出すことができていない状況ではあるが、それでもチーム首脳やレッドブル首脳は現行のラインナップを評価しているようだ。

 ただ、レッドブルがベテランコンビになったこともあり、トロ・ロッソは名実共にレッドブルジュニアチームとして若手育成の役割を果たす形になったと考えてよさそうだ。トロ・ロッソのドライバーに経験を積んでもらい、将来のレッドブルのエースとして投入する目論見があるのだろう。そういう意味では、レッドブルのベテランの二人もうかうかしていられないということでもありそうだ。

2006年8月30日

モンツァ・テスト [8/29]

【F1】モンツァテスト初日、F.マッサがトップタイム [AUTO SPORT via Yahoo!Japan]
イタリア・ミラノ郊外のアウトドローモ・ナツィオナーレ・ディ・モンツァ(1周5.793km)では、現地時間(以下、現地時間)29日からF1合同テストがスタートした。この日はマクラーレン・メルセデス、RBRフェラーリの2チームを除く、9チーム、計15台のマシンが走行。先のトルコGPでF1初優勝を飾ったフェラーリのフェリペ・マッサが好調な走りを見せた。

 シーズン終盤に向けて最後の追い込み、各チームはイタリアのモンツァサーキットでのテストを開始している。レース直前に同じサーキットで開催されるテストだけに、各チーム様々なシミュレーションを行っているようだ。この日参加していない、マクラーレンとレッドブルについても明日から参加するとのこと。

 この日、トップタイムをマークしたのは初ポール&初優勝で勢いに乗るフェラーリのマッサ、テストドライバーのバドエルと共に1-2のタイムを記録している。そのバドエルから0.1秒遅れの3番手のタイムを記録したのはウィリアムズのウェバー。以下、ルノーのフィジケラ、ホンダのデビッドソン、ルノーのコバライネンと続いている。トルコGPで初参戦ながら初日トップタイムを記録したBMWのベッテルは8番手のタイムを記録しレギュラードライバーのハイドフェルトを上回るタイムを叩きだしている。また、初の合同テスト参加となったアグリの左近はマシントラブルでタイム計測を行うことは出来なかった。

ハミルトンのデビューはまだ先か?

ハミルトン、今季F1登場はなし。デニス「ドライバー育成が仕事ではない」 [AUTO SPORT via Yahoo!Japan]
ロン・デニス:我々はF1ドライバーを育成するという仕事をしているわけではない。レースに勝つというビジネスを行っているのだ。マシンには常に、できる限りベストなドライバーを乗せるようにしている。若手ドライバーの育成は、F1レースのプレッシャーの下で行うものではない

 これまで、GP2シリーズ終了と共に2006年シーズンの終盤をレギュラードライバーとして参戦すると思われていたルイス・ハミルトンだが、マクラーレンの代表であるデニスが起用しない旨のコメントをしている。これまでの噂とは異なり、どうやら今期のF1レースデビューは無いものと考えてよいだろう。もちろん、このようなことになった背景にはデ・ラ・ロサの予想外の働きがあってのこととも言える。また、デニスはこのようなコメントもしている。

ルイスのようなドライバーたちには、何千kmというテストを経験してほしいと思っているし、我々としては、そのドライバーが全てのルールや流れを完全に理解しているという安心感を持ちたいのだ。そのドライバーに、その時頑張っていることから気持ちをそらしてほしくもないしね

 来シーズンまでにハミルトンが膨大な距離のテストを終え、真の意味で自信を持っていなければレギュラードライバーとしての起用は無いとでも言いたげなコメントだ。実際、来シーズンアロンソにチャンピオン獲得を目指させるのならば、十分な経験とスピードを併せ持つデ・ラ・ロサがチームメイトのほうが都合が良いといえるだろう。そのような展開を予想してか、デ・ラ・ロサはルノーへの移籍話について「考えていない」とコメントしている。この展開を見ている限り、来期のマクラーレンのラインナップはしばらく決まらないのではないと考えてもよさそうだ。

ベルギーGPは2010年まで開催

ベルギーGP、2010年まで開催契約 [FMortorsports.nifty]
これまでのベルギーGPのオーガナイザーはすでに破産申請をしていて、今回は地元ワロン県政府が新たな組織を構築して契約を更新したとされるが、同政府の高官は、「エクレストン氏は2010年までの開催を約束した」と語っている。

 先日発表になった来期のF1カレンダーにて正式にベルギーGPの復活が決定したが、ベルギーGPのオーガナイザーは2010年までの開催をエクレストンと約束したとコメントをしている。ドライバーからも評判の良いスパフランコルシャンで開催されるベルギーGPが復活し、F1ファンにとっても朗報であるが、興行的には厳しい面があることは否めず、地元政府(自治体?)がオーガナイズするとは言え、興行的な面で再度開催できない事態にならないことを祈るばかりだ。

 ベルギーはオランダの隣国にあることもあり、先に取り上げたスパイカーのミッドランド買収が実現すればオランダでのF1人気が高まり隣国で開催されるベルギーGPへ足を運ぶF1ファンが増える可能性は十分あるだろう。ただ、その場合スパイカーはオランダでのF1開催を目論むことは間違いなく、オランダでのGP開催が決定してしまえば再びベルギーGPの立場は危ういものとなるかもしれない。尚、オランダでは1948年から1985年にかけて断続的にF1が開催された歴史がある(参考:オランダグランプリ[Wikipedia])。また、F1が開催されていたサーキットであるザンドフルートでは現在はDTMが開催されている(参考:Circuit Park Zandvoort[DTM])。

トルコでのGP開催が微妙な情勢に

トルコGP、来季FIAから開催不許可の危機 [FMortorsports.nifty]
この表彰式でマッサへのプレゼンテーターはキプロス系トルコ人のリーダーであるメフメト・アリ・タラート氏が務めたが、この際テレビのテロップには北キプロス・トルコ共和国首相と紹介されたという。同氏はキプロス再統一支持派として知られるが、これを承認しているのはトルコ政府だけで国際的にはかなり論争を呼ぶ部分であって、場合によってはテロリストの反発を招く可能性すらあるということだ。

 来年のF1のカレンダーが発表されたばかりではあるが、そのカレンダーにも掲載されているトルコGPの来期の開催が微妙な情勢にあるようだ。理由として、トルコGPでの表彰式でのプレゼンターの紹介のされ方が問題であるとのことだが、FIAの禁止するF1の舞台で政治的な行為を行ったということもあり、FIAでは来期のトルコGPの開催自体を取り消す可能性もあるとのことだ。

 来年のカレンダーが発表されたばかりでもあり、今後の展開が気になるところだといえるだろう。また、先に述べた来期消滅する予定となっているグランプリにも影響が及ぶ可能性も十分ありえるだろう。

モンタニーはトヨタにとって貴重な戦力となるだろう

F.モンタニー、来季トヨタ・チーム入りか [FMortorsports.nifty]
ドイツの『モータースポーツ・アクチュエル』誌が報じるところによれば、現『スーパー・アグリ・F1』のテストドライバーであるフランク・モンタニー(28歳:フランス)が、来季はトヨタ・チームに移籍するのではないかということだ。

 トヨタのテストドライバーであるリカルド・ゾンタがルノーへ移籍する情報があることから、モンタニーのトヨタ入りの噂が出たようだ。ルノーでテストドライバーを務め、ホンダエンジンを搭載するアグリチームでレースドライブ&テストを重ねているモンタニーだけに、トヨタからしてみれば得るものは十分あるとのことだろう。また、今期の堅実な結果を見ていればテストドライバーとしては十分だとアピールできた結果でもあるだろう。

 ホンダからしてみれば、頭の痛い問題になるかもしれない。来期以降、エンジンの開発が凍結されるため、エンジン自体に関するノウハウの流出は問題ないだろうが、それでもエンジンのセッティングなどの細かい情報などがトヨタ側に流れてしまうことは否めない。モンタニーとしてみれば、アグリチームでのテストドライバーよりは、トヨタのそれのほうが魅力的に映ることは間違いないだろう。ましてや、来期からは金曜日に開催される3rdカーは導入されなくなり、アグリチームのようにテスト日数が極めて限られるチームでのテストドライバーは辛い立場であることに違いない。

 アグリとしてもホンダとしてもモンタニーを手放したくは無いだろうが、現時点ではテストドライバーとしての残留以外の選択肢を見出すことは難しいとも言えるだろう。

ミハエルの去就、周りがにぎやかになってきた

M.シューマッハ、まだ去就決まっていない? [FMortorsports.nifty]
ウィリ・ウェバー/ミハエル・シューマッハ・マネージャ:いまは今季のタイトル争いに集中すべき時。来年の去就はシーズンが終わってからでも遅くないではないか。チーム側が一方的にモンツァというタイムリミットを設けるのは、シューマッハに対する無用なプレッシャーを与えるものだ
フェラーリ・チーム・スポークスウーマン:われわれは予定通りモンツァにおいて2007年の体制について発表します

 本人もチームもイタリアGPで明らかにするとコメントしてきたが、ここに来てミハエルのマネージャがミハエルの去就についてシーズン後での発表を薦めるコメントを行った。それでも、フェラーリとしてはイタリアGPにて発表するとしており、ミハエルの去就というビックニュースの発表に対して緊張感が高まってきた。

 現在の状況から考えれば、アロンソがチャンピオンになる可能性が高いともいえるが、イタリアGPではチャンピオンシップの行方は定まらない。そのような状況で、ミハエルがどのような発表を行うか全く予想できない状況だといえるだろう。また、ウェバーがコメントしているようにイタリアGPではミハエルの去就は発表されないかもしれない。たとえ、フェラーリが発表するとは言っても、本人が希望しないのなら変更する可能性は十分ありえるだろう。

 どちらにしても、次戦イタリアGPは今年度のチャンピオンシップにとっても、来期以降のF1にとっても極めて重要な戦いになるようだ。

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本当に鈴鹿での開催は消滅してしまったのか?

2007年暫定F1カレンダー発表される(8/29) [FMortorsports.nifty]
今回は日程と開催国のみの発表だが、すべてが1国1グランプリとなっていて、ホッケンハイムのドイツGP、イモラのサンマリノGPが脱落した。(ドイツGPはホッケンハイムからニュルブルクリンクに変更とみられる)また日本GPについては、すでにエクレストン氏が富士スピードウェイでの開催を明らかにしていることから、20年間続いた鈴鹿サーキットでの開催はなくなった。

 毎年、F1のカレンダーはシーズン開幕直前まで入れ替わりが数多く見られるが、今年は日本での開催が鈴鹿から富士に移ることもあり、とりわけ日本国内でも関心が尽きない話題となっている。そんな最中FIAが来期の開催カレンダーを発表した。カレンダーの中には開催国と日程のみで開催サーキットは明記されていないが、既に日本GPの富士での開催は決定事項でもあり、鈴鹿での開催は消滅したと受け取らざるを得ないだろう。

 本当に、鈴鹿での開催は消滅してしまったのだろうか? 先日もこの話題に触れたのだが、やはり開幕戦のオーストラリアGPからマレーシアGPまでの3週間のインターバルが気にならざるを得ない。3月31日から開催されたオーストラリアGPもあわせれば、今期3月に3戦あったグランプリが1戦に減ってしまうというのは尋常ではない。また、バーレンGPとスペインGPのインターバルも4週間あり、シーズン序盤での開催数は極端に減ることとなってしまう。5月末までで、今期は7グランプリが開催されたが、このカレンダーを信じれば来期は5グランプリとなってしまう。非常に不自然なカレンダーだといわざるを得ないだろう。

 このカレンダーからは既に消滅することが確実視されていたヨーロッパGPに加え、サンマリノGPも消滅している。サンマリノGPはこれまでも騒音問題などで多くの問題を抱えていたのだが、1国1開催の原則に基づきカレンダーからは外されてしまったようだ(サンマリノと銘打っており、イタリアとは別国での開催の印象を受けるが、イモラサーキットはイタリアにある)。

 ただ、開催数が17戦と1戦減る結果になっており、また、FIAはこのカレンダーからの変更の可能性を示唆していることからも、さらに1戦追加となる可能性は十分ありそうだ。新規開催は流石に無いと考えられ、サンマリノGPのイモラか今期まで日本GPを開催している鈴鹿かのどちらかがカレンダーに復活するのではと考えることができそうだ。どちらも、1国1開催の原則に引っかかってしまうが、完全に日本での開催となる鈴鹿よりはイモラのほうが開催の可能性は高いとも考えられる。チーム側としてもヨーロッパ外への遠征よりは負担が少ないイモラでの開催を望むことは間違いないだろう。鈴鹿がどのようにアピールしているか詳細を知ることは出来ないが、相当な苦戦を強いられていることは想像に難くない。ただ、100%開催の可能性が無くなってしまったわけではなく、また鈴鹿サーキットも継続交渉を行っているとのコメントをしており(鈴鹿側は「まだ交渉中」=F1 [時事通信社])、可能性を信じて積極的にアピールをしてもらいたいものだ。

スパイカー、ミッドランド買収宣言とVW/Audiグループの関係

『スパイカー』ミッドランド買収の意志認める [FMortorsports.nifty]
スパイカーは現在FIA-GT選手権やル・マンシリーズにC8スポーツカーで参加中のオランダの小自動車メーカーだが、買収が成功した場合には、自身がシャシーを作る本物のコンストラクターズを目指しているとみられる。

 予てから話題になっているミッドランド買収の話だが、ここに来てオランダのスパイカーという自動車メーカーが買収に動いているとのことだ。このスパイカーというメーカー、19世紀後半に設立されたスポーツカーメーカーであり、経営難で一度消滅した後に1999年に再度スポーツカーメーカーとして復活、高級スポーツカーを製造しFIA-GT選手権などにも参戦している。いわゆる、トヨタやメルセデスのような大自動車メーカーとは一線を画し、フェラーリのようなスポーツカーメーカーに近いようだ相当小規模な自動車メーカーのようだ。
2006.9.14 追記:MotorsportsFlashbackさんからのご指摘で気付きましたが、フェラーリとスパイカーとを同列のメーカーとして扱うのは不適切だったようです。やー、全くもってして勉強が足りませんな、、、。

 そのスパイカーがミッドランドを買収するメリットは少なくない。スポーツカーでもかなり高級の部類に入るスポーツカーを販売しており、F1に参戦しアピールすることで本業に対する効果は計り知れないだろう。また、興味深い話としてスパイカーにエンジンを供給するのはVW/Audiグループであり、先日伝えたアウディスポーツ社長のコメントとの関連性が気になるところだ。

デ・ラ・ロサの判断やいかに

デ・ラ・ロサ、「ルノー移籍 考えてない」 [FMortorsports.nifty]
フェルナンド・アロンソの史上最年少チャンピオン獲得によりF1人気の高まるスペインでは、現在同国の大手通信会社『テレフォニカ』がルノー・チームの大口スポンサーとなっている。しかし来年はそのアロンソがマクラーレン・チームに移籍することで、ルノー・チームでは期待のスペイン人ドライバーが不在となる見通しとなっている。そこで白羽の矢が立っているのが同じスペイン人ドライバーであるデ・ラ・ロサという訳だが、本人はルノー移籍よりも現在のマクラーレンでのポジションを最優先させていることを認めたものだ。

 モントーヤに変わりレースに出場しているデ・ラ・ロサが堅実にポイントを重ねていることを受け、デ・ラ・ロサの評価は一気に高まったようだ。その流れを受け、一番最初に動いたのがスペインのテレフォニカをスポンサーとして持つルノーだが、デ・ラ・ロサがそのオファーに対して「全く考えていない」と発言したのには驚かされた。ここまでの走りが評価され、シーズン終盤までドライブする見通しとなっているデ・ラ・ロサだが、来期のマクラーレンでのシートはかなり厳しい状況だ。

 デ・ラ・ロサとしてはマクラーレンでのレギュラードライバー継続が最も望ましい展開だと考えているだろうが、来期もテストドライバーとなってしまえば再度レースの場に復帰するのは難しい状況だろう。また、今年チャンピオン争いをしているルノーでドライブできるチャンスともなれば、移籍するのは当然だと思われた。そこまでの条件を捨て、現時点でマクラーレン継続の道を考えるということは、まだまだ来期のマクラーレンのレギュラーシートを得るチャンスがあるとデ・ラ・ロサは考えているのかもしれない。または、ルノーに対する究極の交渉術が始まっているということなのかもしれない...。

2006年8月27日

F1GP 2006 第14戦 トルコGP Race Live

// 確かに、マッサの初勝利は素晴らしい出来事だ。しかし、それはミハエルのチャンピオンへのチャンスを極端に減らしてまで得た勝利でもある。初回のピットストップ、ミハエルを待たせた判断を見て、ハンガリーでのタイヤ戦略のミスを思い出さざるを得ない。フェラーリはともかく、ミハエルとしてこの結果をどのように受け入れることができるのだろうか?
// もちろん、マッサの勝利は当然喜ぶべき結果だ、ミハエルでさえ笑顔でマッサを祝福する。マッサは当然のチャンスをものにし、初勝利を自らの手で得た。今はただ、おめでとうと言いたい。
// チャンピオンシップ的には、言うまでもなくアロンソが優位に立つことになった。残り4戦で12ポイント差、この時点でポイント差が開いてしまったのだ、ミハエルとしてはピンチに他ならない。ただ、マッサを祝福するミハエルの笑顔が印象的だ。まだまだ、十分やれる、そんな余裕すら感じさせる。このミハエルの笑顔を見る限り、まだまだ今年のチャンピオンシップの行方はわからないといえるのではないだろうか? 次戦、モンツァは言うまでもなくフェラーリの地元。様々な面で、フェラーリが優位にレースを進めることは十分可能だろう。
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// マッサ、アロンソ、ミハエル、バトン、デラロサ、フィジケラ、ラルフ、バリチェロ
// トゥルーリ、ウェバー、クリエン、クビサ、スピード、ハイドフェルド、クルサード
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マッサ-9.5-アロンソ-0.9-ミハエル-6.2-バトン
1'28.005 ミハエル Firstest
LAP55
マッサ-12.2-アロンソ-0.4-ミハエル-6.4-バトン
LAP53
マッサ-12.6-アロンソ-0.4-ミハエル-7.9-バトン
LAP51
マッサ-13.0-アロンソ-0.7-ミハエル-8.2-バトン
LAP50
マッサ-11.2-アロンソ-0.5-ミハエル-10.1-バトン
LAP49
マッサ-11.5-アロンソ-0.5-ミハエル-10.6-バトン
LAP48
マッサ-11.2-アロンソ-0.3-ミハエル
LAP47
マッサ-10.8-アロンソ-0.4-ミハエル
LAP46
マッサ-10.8-アロンソ-0.4-ミハエル
LAP45
マッサ-10.8-アロンソ-0.9-ミハエル-12.0-バトン
LAP44
// アロンソ前!!
// ミハエルピットイン
LAP43
ミハエル-6.9-マッサ-9.1-アロンソ-13.9-バトン
LAP42
ミハエル-6.2-マッサ-9.1-アロンソ-14.0-バトン
1'28.106 ミハエル Firstest
LAP40
// マッサ、アロンソ、バトンぴっといん!
LAP39
マッサ-9.0-アロンソ-7.2-ミハエル-6.5-バトン
1'28.123 マッサ Firstest
LAP38
マッサ-8.8-アロンソ-7.1-ミハエル-6.3-バトン
1'28.192 マッサ Firstest
LAP37
マッサ-8.3-アロンソ-7.5-ミハエル-5.9-バトン
LAP36
マッサ-7.4-アロンソ-8.1-ミハエル-5.5-バトン
1'28.193 ミハエル Firstest
LAP35
マッサ-7.6-アロンソ-8.2-ミハエル-4.8-バトン
1'28.458 ミハエル Firstest
LAP34
マッサ-7.8-アロンソ-8.6-ミハエル-4.2-バトン
LAP33
マッサ-7.6-アロンソ-8.5-ミハエル-4.1-バトン
LAP32
マッサ-7.6-アロンソ-8.5-ミハエル-3.7-バトン
LAP31
// デラロサ、フィジコピットイン
マッサ-7.1-アロンソ-8.4-ミハエル-2.3-バトン-3.0-デ・ラ・ロサ
LAP29
// ミハエルちょっとコースアウト
マッサ-6.7-アロンソ-8.3-ミハエル-1.8-バトン-3.1-デ・ラ・ロサ
1'28.459 マッサ Firstest
LAP28
// バリチェロピットイン
マッサ-6.2-アロンソ-3.6-ミハエル-5.8-バトン-3.5-デ・ラ・ロサ
LAP27
マッサ-5.6-アロンソ-3.5-ミハエル-5.7-バトン-4.0-デ・ラ・ロサ
LAP26
// うわー、ロズベルグぅ、マシントラブルでリタイヤです
1'28.687 マッサ Firstest
LAP25
// 左近、ストップ
マッサ-4.2-アロンソ-2.8-ミハエル-4.1-バトン-2.3-ロズベルグ
LAP23
マッサ-3.8-アロンソ-2.8-ミハエル-3.3-バトン-2.4-ロズベルグ
LAP22
マッサ-3.2-アロンソ-2.9-ミハエル-2.8-バトン-1.4-ロズベルグ
LAP21
マッサ-2.4-アロンソ-2.3-ミハエル-1.6-バトン-1.9-ロズベルグ
LAP19
マッサ-1.7-アロンソ-2.2-ミハエル-1.3-バトン
LAP18
// 復活です、直したんだ~、まぁ、少しでもデータを集めたいところだから、十分意味はあるでしょう
// あれ? 琢磨復帰?
マッサ-1.2-アロンソ-1.9-ミハエル-0.5-バトン
LAP17
// レース再開
LAP16
// SC この周でアウトです
LAP15
// うーん、でもさー、マッサは1周後にするのが規定だと思うんだけど、、、まだまだ二兎を得ようとしているのか? フェラーリは。
// うわー、ミハエル、アロンソにかわされた、、、どうすんのよ?
// えー、まっさとミハエル同時? で、マッサが先か、、、
// SC in!!!
// リウッツィ、ストップ、
LAP13
マッサ-2.2-ミハエル-7.7-アロンソ-5.5-バトン
1'28.791 ミハエル Firstest
LAP12
マッサ-2.5-ミハエル-7.3-アロンソ-5.2-バトン
1'29.117 ミハエル Firstest
LAP11
マッサ-2.8-ミハエル-7.0-アロンソ-4.3-バトン-12.0-ウェバー-2.1-クビサ-1.9-ロズベルグ
1'29.326 ミハエル Firstest
LAP10
マッサ-3.2-ミハエル-6.3-アロンソ-4.2-バトン-10.6-ウェバー-2.0-クビサ-1.5-ロズベルグ
1'29.356 ミハエル Firstest
LAP9
マッサ-3.4-ミハエル-6.0-アロンソ-3.6-バトン-9.3-ウェバー-0.5-クビサ-2.7-ロズベルグ
LAP8
マッサ-3.6-ミハエル-5.4-アロンソ-3.1-バトン-8.1-ウェバー-0.3-クビサ-2.5-ロズベルグ
1'29.663 マッサ Firstest
LAP7
マッサ-3.2-ミハエル-5.4-アロンソ-2.2-バトン-6.9-ウェバー-0.5-クビサ-2.4-ロズベルグ
LAP6
マッサ-3.1-ミハエル-5.0-アロンソ-1.4-バトン-5.3-ウェバー-0.9-クビサ-1.8-ロズベルグ
LAP5
マッサ-2.9-ミハエル-4.5-アロンソ-1.0-バトン-4.1-ウェバー
LAP4
// ライコネン、ピットアウト後にマシントラブルでリタイヤ!
マッサ-3.2-ミハエル-3.2-アロンソ-0.9-バトン-2.5-ウェバー
LAP3
// 大混乱、
// ライコネン、止まってます?
// フィジケラがこけたのが全てのきっかけか
// おいおい、レースを止めろよ!
マッサ-0.8-ミハエル-0.4-アロンソ-2.6
LAP 1
// 琢磨、巻き込まれたか? ライコネン、左リアタイヤバースト、ラルフ、フィジケラピット!
// 後ろのほうでは接触もあるようです、ハイドフェルドフロントウィングがない
// ミハエルがぎりぎり! でも2番手キープ!
--- RACE START ---
[21:03]
// というわけで、レーススタートです
// まぁ、マッサは超軽タンだと考えれば、とりあえずすっ飛ばしていってピットのタイミングでアロンソを妨害する戦略ですかねぇ。まぁ、どちらにしても、前に出ていれば戦略は幾らでも立てられるからね
// とりあえず、マッサがどういった戦略に出るかが楽しみだ
// アルバースが、エンジン交換で最下位ですね
// タイヤが心配だぁ、コメントにもありますがミシュランが怖いなぁ
// また、暑いねぇ
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TRACK TEMP 52℃
AIR TEMP 35℃
WIND SPEED 3.5mps
HUMIDITY 23%
PRESSURE 994.0mBar
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// 相当ヘロヘロですが、ライブやります
// 富士で開催されていたFNとF3から無事帰ってこれましたー

2006年8月25日

F1GP 2006 第14戦 トルコGP Free 1 Result

P. No Driver Team - Engine Tyres Times Ave/Gaps
1. 3 RAIKKONEN McLaren Mercedes M 1'28"381 217.431 Km/h
2. 5 M.SCHUMACHER Ferrari B 1'28"781 + 0'00"400
3. 12 BUTTON Honda M 1'28"789 + 0'00"408
4. 35 WURZ Williams Cosworth B 1'28"984 + 0'00"603
5. 36 DAVIDSON Honda M 1'29"185 + 0'00"804
6. 4 DE LA ROSA McLaren Mercedes M 1'29"359 + 0'00"978
7. 16 HEIDFELD BMW Sauber M 1'29"703 + 0'01"322
8. 38 VETTEL BMW Sauber M 1'29"921 + 0'01"540
9. 37 DOORNBOS RedBull Ferrari M 1'30"422 + 0'02"041
10. 40 JANI Toro Rosso Cosw. M 1'30"547 + 0'02"166
11. 11 BARRICHELLO Honda M 1'30"677 + 0'02"296
12. 39 MONDINI Midland Toyota B 1'30"843 + 0'02"462
13. 21 SPEED Toro Rosso Cosw. M 1'31"438 + 0'03"057
14. 19 ALBERS Midland Toyota B 1'31"468 + 0'03"087
15. 18 MONTEIRO Midland Toyota B 1'31"547 + 0'03"166
16. 41 MONTAGNY S. Aguri F1 Honda B 1'31"844 + 0'03"463
17. 6 MASSA Ferrari B 1'31"875 + 0'03"494
18. 23 YAMAMOTO S. Aguri F1 Honda B 1'32"218 + 0'03"837
19. 20 LIUZZI Toro Rosso Cosw. M 1'33"343 + 0'04"962

残り5分のところで、、、

# うわー、残り5分のところでタイミングモニターが落ちた!!! もー、一番肝心なところだったのにぃ~。
# という魂の叫びをたまにはエントリー。残念ながら本日は業務の為、ライブは出来ません。

ミハエルを後押しするマス・ダンパー禁止

シューマッハ、タイトル奪還に自信みせる [FMortorsports.nifty]
ルノーのマス・ダンパーが禁止になったというのは、とりあえず彼らのマシンを遅くすることだろうね。だって、速くなるとみたからこそ、これを彼らは使っていたんだろうから。でもF1というのは日々進化しているものだから、そんなことはすぐに問題じゃなくなるよ

 シーズン前半で、マス・ダンパーが禁止となっていたのならルノーは代替手段でそのディスアドバンテージを取り返していたのかもしれない。しかし、シーズンも残すところ5戦。しかも、3週間のインターバルの最終週に言い渡された禁止の判断。ルノーが全く混乱しないとはいえない状況に違いない。そして、そのことはミハエルにとって最大の後押しとなるだろう。

 ミハエルが、接戦でチャンピオン争いをする年にはどうしても厄介な事件が発生してしまっている。今年も、ここに来てマス・ダンパー禁止という一方的に不利益を被るチームが発生する事態がシーズン中に起きてしまった。もう、これ以上ごたごたは見たくない。決着はサーキットでつけてもらおうではないか。ただ、そう祈るばかりだ。

アロンソのクビサ評が表すこと

「クビサは未来のF1スター」と、アロンソ評価 [FMortorsports.nifty]
ビッグネームが去って代わりに若者が加入する、これはフォーミュラワンの習いというものなんだ。こうしたことはいつの時代にだって起こること。われわれはビルニューブを失ったけれど、今度はクビサという新人が入ってきたじゃないか。彼はとてもいいドライバーで、僕が思うに、彼はいつかF1のスターにもなれると考えているね

 アロンソがクビサの何を見てF1スターになれるとコメントしているのかわからない。むしろ、クビサのことよりも、結果として引退させられる形となったヴィルヌーヴ、ひいてはミハエルのようなベテランドライバーに対するコメントの意味合いが強い気がしてならない。もちろん、アロンソが表立ってそのようなことをコメントしているわけではないので、あくまで推測の域は出ないのだが、アロンソはいつまでもベテランドライバー達がF1のシートに固執することを嫌っているのではないだろうか?

 しかし、それはアロンソがまだ若く先の長いドライバーであるからこそともいえる。ただ、アロンソはデビュー以来、既にベテランドライバーとなり速さも持ち合わせているミハエルの姿を見続けている。アロンソは自身の10年後について語ったことはないと思うが、アロンソのスタンスとして30代半ばになってまでF1をドライブしたいとは考えていないのかもしれない。

 どちらにしても、今のアロンソは今年のチャンピオンシップのことだけに集中しており、そのようなことは頭の片隅にもなく、今回のコメントにしてもそれほど深い意味合いは無いだろう。いや、片隅にはあるのだがそのようなことに時間を費やす余裕は無いということだろう。

2006年8月24日

マス・ダンパーを欠きルノーはどのような戦略をとるのか

マス・ダンパー禁止でルノーはピンチか [FMortorsports.nifty]
ルノー・チームの関係者が語ったところによれば、コースにもよるがマス・ダンパーがないと『R26』は1周あたり約0.3秒程度遅くなると試算されているということだ。それはとりわけ高速コースと言われるところで効果が顕著ということで、残り5戦のうち特にイタリアGPのモンツァ、日本GPの鈴鹿、そしてブラジルGPのインテルラゴスでも影響が出るだろうと言われている。

 既に別エントリーで触れている通り、マスダンパー使用禁止裁定が下された。0.3秒の遅れ、聞いた限りではそれほどの差には聞こえないのだが、トップを争う上で0.3秒のハンデは実に大きい。シーズン序盤ではポールポジションを取る必要などないと思うくらいレース戦略で群を抜いていたルノー陣営だが、予選はともかく決勝レースで、50周に及ぶレースでは15秒もの差になってしまい、致命的ともいえるかもしれない。

 3週間の夏休みの間に、マスダンパーに変わるエレクトロニクスの開発、もしくはそれ以外の手段で対応が出来ていれば問題ないが容易でないことは事実だ。戦略でカバーしたいところだが、マス・ダンパーで稼いでいたタイムがあって立てる事が出来た戦略は使うことが出来ない。ルノーは一気に苦境に立たされる結果となってしまったようだ。

ライコネン、酒はポディウムで飲め!(笑)

ライコネン、飲酒運転で罰金だった? [FMortorsports.nifty]
当初のニュースでは、ハンガリーGP後にレッドブルが主催したパーティに出席した時にライコネンが飲み過ぎ、現金(7,500ドル:約86万円)や運転免許証、身分証明書、さらにはパスポートも入った財布を紛失したというもの。ところがこれについて伊『ガゼッタ・デロ・スポルト』紙などは、実はライコネンが飲酒運転しているところを警察当局に検挙され、罰金7,500ドルを科せられたというのが真相なのだという。

 ライコネンの酒好きはよく聞くのだが、飲酒運転はダメだ。特に、ライコネンの泥酔振りを聞く限り本当にしゃれにならないような事故を起こしてしまう可能性だって否定できない。とはいえ、多分にゴシップ的な要素を含んでいる記事であることも考えられ、簡単に流す程度にしておこう。

 ただ、一言だけ言わせてくれ。

 ライコネン、酒はポディウムで飲め!

 そんな最中、パーティーに参加したといわれている、レッドブルからコメントが出た。

レッドブル、「ライコネンの財布はホテルに置き忘れ」 [FMortorsports.nifty]
ハンガリーGPのあとレッドブルが催したドナウ川での船上パーティに、ライコネンが参加したという事実はない。彼は単にホテルに財布を置き忘れたもので、そしてそれはすでに彼の手元に戻っている

 これで、この話は収束するのか? そもそも、なぜマクラーレンのライコネンがレッドブルのパーティーに参加しているか、そのこと自体疑問といえば疑問だったのだ。ただ、財布の件をなぜレッドブルがわざわざコメントしているのか、やはり疑問は深まるかもしれない。

* マス・ダンパー云々のシリアスな話題を書いた直後に、このネタが飛び込んでくるとは、、、

 とは言っても、聞き流せないなぁ。自分も無類の酒好き(趣味:F1・焼酎・三国志なので...)だけにあまりつつけないのだが、それでもライコネンのようなトップドライバーは色々注意しなくてはいけない。ましてや、シーズン中なのだから下手な事故や事件に巻き込まれてレースに出られない状況になったらたまったもんじゃない。御願いだからポディウムに上がって飲んでください、、、あ、トルコってシャンパンが出ないんだっけ?

 それにしても、飲酒運転で86万円の罰金って、、、日本の30万円より高いのか? ホントなのか? それとも、もみ消し費用? 

* 暴言連続

マス・ダンパー使用禁止決定

国際控訴審、マス・ダンパーは違法判断 [FMortorsports.nifty]
控訴審には、他の全チーム関係者も出席し、技術部門の責任者らがそれぞれの意見を申し述べたという。その結果、このシステムはレギュレーションで禁止されたエアロダイナミックスに関与する動的装置と判断され、違法ということになった。

 予想されていたとはいえ、やはりマス・ダンパーの使用が出来ないとの判断が下されてしまった。ルノーとしてはそれを想定した開発を既に始めていたとは思うが、やはり序盤の勢いを維持できない可能性も高く、シーズン終盤のチャンピオン争いで予想外の足枷となってしまった。

 既に何度も触れているが、この問題はマス・ダンパー自体の違法性の点がポイントではなく、シーズン中盤のドイツGPのタイミングでFIAが突如マス・ダンパーの使用を禁じたことにある。もし、ルノー-アロンソがあそこまでシーズンをリードしていなければ、このような判断は下されなかったのかもしれない。シーズン中盤、アメリカGP・フランスGPとフェラーリが連勝を重ね勢いが着き始めたそのタイミングに、マス・ダンパーの使用禁止は突然告げられた。
 もし、フェラーリ-ミハエルがここまで復調していなければ、マス・ダンパー禁止も告げられなかったかもしれない。どちらにしても、禁止を告げたタイミングを考える限り、フェラーリに有利な状況を創り出したといわざるを得ないのだ。禁止とするのなら、なぜもっと早い段階で禁止を告げなかったのだろうか? いや、それ以前に昨シーズンにルノーがFIAに確認を取った段階で使用不可と通知しなかったのだろうか?

 どちらにしても、この裁定は覆ることはないだろう、そしてこの状況でルノーとアロンソは戦わなければならないのだ。そして、ミハエルを打ち負かしルノーとアロンソはチャンピオンを獲得しなくてはならないのだ。ミハエル引退の花道をルノーとアロンソがお膳立てする必要はないのだ。

トヨタ、フロント改良したTF106Bを投入

トヨタ『TF106B』フロントウィング廻り改良 [FMortorsports.nifty]
パスカル・バセロン/車両部門ゼネラル・マネージャー:これはわれわれにとってシーズンにおける非常に興味深いエアロダイナミックスの進化ということになるだろう。まだその詳細については明らかにできないが、これまで行った風洞設備での結果は励まされるものだ。これが果たしてイスタンブールの実車走行でどのような進化をみせるのか、今からとても楽しみにしているよ

 テスト禁止期間で大きな動きを見ることは出来なかったが、多くのチームは改良パーツを投入しトルコGPに挑むようだ。その中で、トヨタもTF106Bに改良型フロントウィングを投入するとのことだ。バセロンが「非常に興味深いエアロダイナミックスの進化」と語るだけに、その効果に期待したいところだ。

 タイヤとのマッチングに苦労していたトヨタだけに、ガスコイン離脱以降のマシンに対するアプローチの変更は極めて大変な作業だっただろう。それらの苦労が報われるような結果になることを祈るばかりだ。ホンダが運がよかったとはいえ勝利を得た今、トヨタが成すべき事は一つだけだ。日本GPの鈴鹿で、ホンダを上回る結果を残す、まずそれだけを果たすことに全力をかけていることだろう。

ピケJrのF1デビューは間近か?

ピケ・ジュニア、すでにルノーと契約済みか [FMortorsports.nifty]
フランスのテレビ局『TF1』は、ネルソン・アンジェロ・ピケ(21歳:ブラジル)がすでにルノー・チームと契約済みではないか、と報じている。それによればアンジェロ・ピケは2007年シーズン、ルノー・チームのテストドライバーとして契約書にサインしたというもの。ルノーでは現在のテストドライバー、ヘイキ・コバライネンの来季レギュラードライバー昇格が見込まれていることから、そうなればピケはいきなりこのチャンピオン・チームの筆頭リザーブ&テストドライバーのポジションに就くことになる。

 言わずと知れたF1チャンピオン、ネルソン・ピケの息子、ネルソン・アンジェロ・ピケがルノーと契約との情報が出ている。Niftyの記事でも触れられているように、来期コバライネンがレギュラードライバーに昇格することになれば、ピケJrが3rdドライバーとなることになる可能性が高いだろう。また、来期は無理としても再来年のフィジケラの去就は未定であり、2008年にF1デビューという道筋が見えてくる。とはいえ、これはコバライネンが来期からレギュラーに昇格するという条件付でもあり、ライコネン、いやミハエルの去就にもかかっているといえるだろう。

 ピケJrは現在GP2で、マクラーレン子飼いのハミルトンに次ぐ2番手にランキングされている。今期GP2チャンピオンを獲得したロズベルグがウィリアムズで活躍しており、GP2から次々と次世代のチャンピオン候補、しかもF1チャンピオンを獲得した2世ドライバーがF1に参入を果たすことになりそうだ。

BMWは3rdにベッテルを起用

S.ベッテル、BMWザウバー第3ドライバー確定 [FMortorsports.nifty]
ベッテルは2004年のフォーミュラBMW-ADACシリーズ・チャンピオン。一昨年BMW・ウィリアムズで、また今年7月にはBMWザウバーでヘレス合同テストに参加した経験があり、今回はこれらでの走行距離がを総計300キロを上廻ることでFIAからスーパーライセンスが発給された模様だ。

 ヴィルヌーヴがBMWを離脱して以来、空いていた3rdのシートに予てから噂されていたセバスチャン・ベッテルが座ることになった。ベッテルでほぼ決まりだったこのシートだが、レース経験の少なさ(19際という年を考えれば当然だが)からスーパーライセンス発給が最大の壁となっていたが、昨年のウィリアムズと今期のBMWザウバーでのテストでの走行距離を評価され、スーパーライセンス発給にこぎつけたようだ。

 また、BMWザウバーからF1デビューを果たすことになったベッテルはこのようにコメントしている。

「BMWザウバーの信頼に感謝」と、S.ベッテル [FMortorsports.nifty]
ベッテル:もちろん僕のF1マシンでの経験はまだ少ないものだから、これが大変なチャレンジになることは自覚しているよ。けれども、僕は与えられた仕事に100%集中して、たくさんの情報をチームにもたらしその期待に応えたいと思っている。ハイドフェルドやクビサ、そしてエンジニアのために役に立てたらいいね

 多分、ベッテルが出来ることはとにかくマシンを無事走らせることだけだといえるだろう。テストを行ったことがあるとはいえ、積極的に走り込みが出来た状況ではなく、シーズン終盤になれば同じマシンであっても彼がテストの際に使用したマシンとはもはや全く異なるマシンといえることが出来る。本人も十分その点は理解しているようであり、無茶なことはしないだろう。また、ドイツ出身ということもあり、母国語でスタッフとコミュニケーションをとることが出来るのも彼にとっては非常に有利に働くだろう。まずは、金曜日の周回数に注目だ。

ミッドランドは3rdにモンディーニを起用

ミッドランドは再び第3ドライバーにモンディーニ [FMortorsports.nifty]
モンディーニ:イスタンブール・サーキットは初めてのコースだし、おまけにF1カーのドライブもアメリカGP以来ということになるから僕にとってタフなものになるだろうけれど、やはりコクピットに戻るのはうれしいよ。金曜日の役割はさらに重要なものになっていると思うから、チームのために貢献できるよう頑張りたいね

 今期、3rdカーをドライブするドライバーが何度も変更され、モンテイロにもその方針の批判を受けていたミッドランドだが、トルコGPではまたもやドライバーを代え、モンディーニがステアリングを握ることになった。確かに、彼のコメントを見る限りモンテイロが期待するような働きを果たすのは難しいと受けざるを得ないようだ。タダでさえ、データの少ないイスタンブールなのだから、マシンのことを十分把握したドライバーにデータ収集をさせたいという意見はわからなくもない。

 ミッドランドがどのような方針でこの3rdドライバーを決定しているのかはわからないが、私が見る限りは彼らの能力云々という領域でドライバーを選定しているわけではないだろう。モンディーニが13戦中8戦ステアリングを握っていることからも、これは持ち込みスポンサーの金額の違いではないかと推測される。ミッドランドのような資金難にあえぐ(?)チームにとっては、今期の3rdカーのシートは資金確保の為にあったと考えざるを得ないだろう。

2006年8月23日

バセロンの発言は的を得ている

バセロン氏(トヨタ)「マス・ダンパー、FIAの姿勢に問題」 [FMortorsports.nifty]
パスカル・バセロン/トヨタ・チーム・車両部門ゼネラル・マネージャー:個人的な判断を聞かれれば、私はこれは違法なものだと思っているよ。バラストを動かすということ自体はメカニカルなものだが、しかし結果的にこれによってマシンの姿勢に影響を及ぼすというのは、レギュレーションで禁じられたエアロダイナミックスへの動的な装置と考えられるからだ。しかし、それよりもむしろ問題なのは、FIAの姿勢にあるね。ほぼ1年も前にルノーに対していったんは許しを与えておきながら、今年になってそれもシーズン途中に突然駄目だと言うのだから……」

 この、バセロンのコメントを読み、全くその通りだとうなずいた。違反かどうかが問題なのではなく、シーズン前にOKが出されていたシステムに対し、シーズン途中で使用禁止を言い渡すFIAの姿勢は全く理解できない。いや、理解は出来るが絶対に行ってはならないものなのだ。

 ルノーが独走でチャンピオン争いをしていただけに、チャンピオンシップをより面白いもの(あえて魅力的とは書かない)にするためのFIAの演出とも取ることができ、FIAの行為はF1という世界最高峰のモータースポーツの名を汚す行為だとも言えるだろう。

 本日、マスダンパー使用の可否は出るといわれている。どちらに転んでも、ルノーは多くの時間と労力をこの問題に裂かざるを得ず、そのマイナス部分をフェラーリ-ミハエルはメリットとして享受した。メリットとして享受したのはフェラーリ-ミハエル以外にも、FIAやFIMなどF1を取り巻く団体にも大きな影響を与えただろう。しかし、そのメリットは麻薬のようなものだ。手を出してはいけないものに手を出しているように映らざるを得ないのだ。

 ルノーは、この可否に動揺する必要はない。10ポイント差を生かす戦略をとることだけに集中すべきだろう。FIAにこのような馬鹿げた行為をとらせないためにも、チャンピオンを取る必要があるといえるだろう。

ミハエルは本当に有利なのか?

チーム代表らのタイトル予想は「シューマッハ有利」 [FMortorsports.nifty]
シューマッハが8度目のタイトルを獲得するだろうと予想したのは、ホンダのニック・フライ、レッドブルのクリスチャン・ホーナー、BMWザウバーのマリオ・タイセン、ミッドランドのコリン・コルズ、トロ・ロッソのフランツ・トスト、スーパー・アグリの鈴木亜久里、そしてもちろんフェラーリのジャン・トッドの7氏らだったという。 一方、アロンソが2年連続のチャンピオンと予想したのはマクラーレンのロン・デニス、トヨタのジョン・ハウェット、そしてルノーのフラビオ・ブリアトーレの3氏で、唯一ウィリアムズのフランク・ウィリアムズ氏は回答を保留したとのことだ。

 残り5戦で10ポイント差、この状況でミハエルがチャンピオンとなる可能性が50%以上になったのは非常に不思議な事実だ。もちろん、マスダンパーを巡る問題やここに来て不安定要素ともなっているミシュランタイヤなど(これは単にマッチングの問題ともいえるが)、アロンソ-ルノーはシーズン前半に比べれば死角が多い状況になっていることは確かだ。ただ、それでも10ポイントの差があることは事実なのだ。

 アロンソがチャンピオンとなると考えているチームの中で、ルノーのブリアトーレは当然の反応であることに加え、マクラーレンのデニスも同様に考えるのはチャンピオンドライバーを迎え入れることができる場合とそうでない場合の差のことを考えれば、もちろんチャンピオンであって欲しいというデニスの願望もあるだろう。そう考えると、純粋な立場でアロンソがチャンピオンになると考えているのは、トヨタのハウェットのみということになる。
 一方ミハエルチャンピオン獲得を予想しているチームとしては、フェラーリを除く6チームが純粋な立場でチャンピオンになると考えているようだ。ポイント下位のチームはともかく、ホンダとBMWがミハエル有利と考えている点は非常に興味深い。が、ホンダにとっては、ミハエルにチャンピオンを取ってもらいかつ引退してもらったほうが、自チームとバトンの将来にとって有用であると考えているのかもしれない。それは、ホンダのみならず多くのチームが同様に考えているのかもしれない。

 正直、チャンピオン争いの支持について、私はこの3対7という数字でみること以上に、F1界に長く君臨し続け、数度のコンストラクターズチャンピオンを獲得しているウィリアムズのフランク・ウィリアムズが回答保留したという点に重きを置きたい。彼がなぜ、回答を留保したのか、理由はいくつも考えられると思うのだが、フランク・ウィリアムズからしても本当にどちらがチャンピオンになるのかわからないと考えているのではないだろうか。 

 シーズン終盤、チャンピオンの決定は最後の最後にもつれそうだ。ただ、ポイント差を考えると鈴鹿のあたりで決まる可能性はかなり高いだろう。我々日本のF1ファンはその決定的な瞬間に立ち会うことが出来るのだ。今後の1戦1戦、見逃すことが出来るレースは皆無だといえるだろう。

モンテイロがやるべきことは幾らでもあるはずだ

モンテイロ(MF1)、金曜政策でチーム批判 [FMortorsports.nifty]
ウチは他のチームのように十分なテストができないのだから余計に第3ドライバーの果たす役割は重要なんだ。だからそういうポリシーで第3ドライバーの起用を決めるべきなんだよ。経験のないドライバーに走ってもらっても、必要なデータは得られやしないんだ

 もちろん、モンテイロが言わんとすることはわかるが、チームとしても事情があるのではないだろうか? そのようなドライバーを走らせなければチームが存続できない可能性だって否定できないはずだ。もちろんデータが欲しいということはわかるが、3rdドライバー頼みを主張するレギュラードライバーはこれまで聞いた事もない。もちろん、テストをほとんど行うことが出来ないミッドランドチームだからこその事情もあるだろうが、それ以前にモンテイロが出来ることは幾らだってあるのではないだろうか。

とはいえミッドランドでは今季ここまで延べ3人のドライバーを第3ドライバーに起用しているが、しかしモンディーニが5位、スーティルが7位になるなどモンテイロらレギュラードライバーを上廻るスピードをみせている。

 単純に、3rdカーのタイムとレギュラードライバーのタイム比較を行ってはいけないのだが、モンテイロが主張するほどこの3rdドライバーが役に立っていないかどうかを判断することは難しい。正直、モンテイロは言わなくてもよいことを口走ることが多いが、この時期のチーム批判発言から考えられることは、もはや来期のモンテイロのシートは確保不能であることが背景にあると考えざるを得ない。ただ、チーム自体の存続が危うい状態だけに、モンテイロの発言は誰にも届かないとも言えるだろう。

アグリ、完全版SA06、3rdカーにモンタニー

スーパー・アグリ『SA06』完成に加えモンタニー第3カー [FMortorsports.nifty]
テストこそ禁止期間であったものの、ハンガリーGPから3週間の時間があったため、『スーパー・アグリ・F1』チームでは残されていたフロント部分も含め『SA06』をすべた完成させた模様だ。

 ドイツGPから投入されたSA06だったが、完成していなかったフロント部がここトルコGPから投入されることになり、これで完全なるニューマシンとしてレースを戦うことになった。ニューマシンの投入で、予選ではミッドランド勢と戦える状態となっていただけに、これでさらなる予選上位へ期待できそうだ。

 また、ニューマシンの完全パッケージの登場と共に、3rdカーも完成。トルコから再び、モンタニーがステアリングを握ることになった。

スーパー・アグリ トルコGP事前ニュース [FMortorsports.nifty]
チームは夏期休暇の間もサードカーのSA06 シャシーの完成と新しい空力パッケージの開発に力を注いできたが、その結果、フランク・モンタニーがカーナンバー43 のマシンで再び金曜日のフリー走行でのサードドライバーを務めることになった。

 琢磨、左近に加え、モンタニーのフィードバックが加わることにより、SA06の開発は一層進むことになるだろう。モンタニーにはぜひとも最終戦までアグリチームと共に戦ってもらいたいものだ。
 また、それに伴い、一時噂に上がっていた、チャンプカーで負傷したダ・マッタの代役をモンタニーが務める話は無くなった様だ。

モンタニー断念、ダ・マッタの代役はなし [FMortorsports.nifty]
前トヨタF1のクリスチャーノ・ダ・マッタをクラッシュ・入院で欠くチャンプカー・シリーズの『Ruスポーツ』チームについて、英『GrandPrix.com』などがフランク・モンタニー(現スーパー・アグリ)起用の可能性を報じたが、結局これは実現しないことが確定した。

 モンタニーからしてみれば、レギュラードライバーではないとしても同じF1のフィールド、しかもこれまでの走りにくいマシンから上を狙うことが出来るマシンに乗り換えての走行だけにアピールできる機会は幾らでもあるだろう。ましてや、3rdドライバーなら、エンジンのことなど深く考えずタイムを出すことだってできる。そう考えると、モンタニーにとってはこれまで以上に忙しくハードな金曜日を送ることになるだろう。来年へのアピールの為にも頑張ってもらいたいものだ。

2006年8月22日

もはやアウディのF1参入の目は完全に消えてしまったのか?

アウディ首脳、「F1エンジン 現実離れ」 [FMortorsports.nifty]
ウォルフガング・ウルリッヒ博士/アウディ・スポーツ:フォーミュラワンというのはわれわれの選択肢にはないね。まったく関心を持っていないよ。F1は大幅な経費削減、そしてエンジン凍結という案を示してはいるが、それでも市販車とはかけ離れたものだ。18,000あるいは20,000回転なんていう現実離れしたエンジンは、ロードカーには必要ないものだからね

 これまで何度も噂されたアウディのF1参入に関する話題、ここのところ下火になってきたと思っていたら、アウディスポーツのウォルフガング・ウルリッヒ博士なる人物からF1には全く興味が無いとコメントしている。この人物、博士という肩書きから開発関連の責任者かと思ったが、調べてみたところルマン24時間やDTM等を率いる代表という立場のようだ。その代表の発言だけに、もはやアウディのF1参入の目は完全に消えてしまったと考えるべきなのだろう。

 ドイツの自動車メーカーとしてはメルセデスとBMWがF1に参入しており、アウディも参入すればドイツの自動車メーカー同士の対決を観る事ができただけに残念といえば残念だ。一時期はミハエル・シューマッハーを擁しF1に参入するといった噂までも流れていたが、どうやらそのような展開は無さそうだ。

 来年からニュルブルクリンクのみでのF1開催となり、ミハエルの引退も近い。ドイツでのF1人気は今後一気に沈静化する可能性は低くない。一時期は積極的に参戦すると思われていたが、今回のこのコメントは今後のドイツ市場での展開を読んだ上でのコメントなのかもしれない。

トラックバック復活

 先日、お伝えしましたトラックバックの停止についてですが、適当な策でとりあえず回避に成功しました。しばらくは、これでしのぐことが出来るでしょう、というわけでトラックバックも復活しておりますので、当サイトのエントリーに無関係じゃないトラックバック歓迎です。

BMWの3rdドライバーはスーパーライセンス次第

S.ベッテル、BMWザウバーの第3ドライバーへ [FMortorsports.nifty]
その候補として最有力なのが以前テストに参加したこともあるセバスチャン・ベッテル(20歳:ドイツ)とみられている。チーム関係者もすでにFIAに打診していることを認めており、スーパーライセンスの発給がされればいよいよ実現する見通しのようだ。

 今週末に控えたトルコGPで3rdカーをドライブさせる予定のBMWだが、どうやら以前にもテストを行ったベッテルを乗せる事で決まったようだ。ただし、現在ユーロF3に参戦するベッテルはスーパーライセンスの発給要件を満たしておらず、これまでのテスト走行の距離をもってFIAに判断をゆだねざるを得ないようだ。

 ヴィルヌーヴを解雇したことにより急遽3rdドライバーであったクビサをレギュラーに起用、そこまでは問題なかったのだが3rdドライバーの起用で4人目のドライバーを想定していなかったことによってこのような問題が起きてしまった。アグリチームも同様の問題で3rdカーを走らせることが出来なかったが(アグリチームの場合シャシー準備の問題のほうが大きいが)、このような事態を想定たうえでのドライバーラインナップを考えておく必要がありそうだ。とはいえ、来期からは3rdカーを走らせることは出来なくなる見込みであり、今回のような問題は今年限りともいえるだろう。

シュナイダーはF1で何をしたかったのだろう?

ミッドランドF1、売却間近? [FMortorsports.nifty]
売却先はかねて名前の上げられている、オランダの『ロストボーイ』(LBアイコン)を中心とした企業グループ。ヨーロッパをリードするスケールの大きなデジタルデザイン会社グループだ。同企業グループから呈示された金額はほぼ1億ドル(約116億円)と目されていて、これはアレックス・シュナイダー氏がエディ・ジョーダン氏からチームを買収した時のほぼ倍額と言われているものだ。

 噂が出ては消え、出ては消えを繰り返していたミッドランドの売却話だが、今でも噂の域を超えないままの状況が続いている。その際に常に付きまとうのが、チーム売却の金額だがジョーダンから買った金額の倍を提示されているとのこと。2年間のチーム運営でチームの収支がどのような結果となっているのかわからないが、50億円以上の赤字でなければチーム売却によって最終的には利益が出ることになるのだろう。

 もはや、現時点でチームを手放すのはこのミッドランド以外は考え辛く、それだけにこのロストボーイズ以外にもいくつものチームが購入を打診してきた結果の金額なのだろう。ただ、もはや買い手には選択肢が無い究極の売り手市場だけに、まだまだこの金額については高まることも予想され、チーム売却が決定するには時間がかかることになるだろう。

2006年8月21日

カーティケヤンの将来は、母国の支援次第だろう

カーティケヤン、「まだシートのチャンスある筈」 [FMortorsports.nifty]
いまのウィリアムズ・チームでの仕事には満足しているよ。でも、やはりドライバーだからレースをしたいという願望は忘れていない。周囲の状況は厳しいものだけれど、まだチャンスはあると思っている。現実にいくつかのチームと話はしているし、なんとかシートを見出したいね

 残念ながら現時点でカーティケヤンがレギュラーシートを見つけ出すことは不可能に近い状態だ。ウィリアムズでのテストドライバーについても、TATA(インドではかなり大きなIT集団)の支援があるからこそ得られているといっても過言ではない。発展著しいインド企業がさらに支援を増加させれば、資金難にあえぐチーム(とは言っても、現時点ではミッドランドかアグリの2チーム程度だが)への移籍はありえるかもしれないが、それでもレギュラーシートの可能性は低いだろう。

 来期、ヴルツがレギュラーに昇格したことに伴い、ウィリアムズのテストドライバーの座に座り続けることは十分可能だろう。ここは無理に他チームにレギュラードライバーとしての座を探すよりは、ウィリアムズで着実にマシン開発をこなしチームにきっちりと自分のドライビングを評価させるべきだろう。今はとにかくF1のフィールドに留まり続けることが重要だ。インドGPの開催が決定すれば、インドマネーは次々とF1に流れ込んでくる。そのとき、F1をいつでもドライビングできる状況にいることがなりよりも重要だといえるだろう。

ルノーはコバライネンで決まりだろう

ルノー首脳、「まもなくドライバー決定される」 [FMortorsports.nifty]
アラン・ダサス/ルノー・スポール社長:キミ・ライコネンが来てくれれば素晴らしいと思うが、まだわからないな。しかしあるいはミハエル・シューマッハがウチに来るのかも知れないしね。まあおそらく今月末か、来月初めには明らかにできるだろう

 現時点ではこのダサスが挙げている二人のドライバーをルノーが獲得するのは困難であるといえるだろう。ミハエルが現役続行することを、ルノーは心待ちにしているかもしれないが、だとしてもライコネンはルノーには乗らない見込みだ。ミハエルについては論外だろう。

 となると、来期はルーキーのコバライネンとフィジケラというコンビで戦うことになる。来期コバライネンがフィジケラを上回る実力をすぐ発揮することは流石に考えづらく、フィジケラでチャンピオン争いを行うことになるが、フィジケラにルノーの力の全てを注ぎ込んだとき、フィジケラがその環境をきっちりと生かすことが出来るかどうかにかかってくるだろう。

 ルノーとしては、今期もアロンソでチャンピオンを獲得し、来期はフィジケラでもチャンピオン獲得するというシナリオがベストなものとなるだろう。

2006年8月19日

フェラーリはミハエル後のチームを考え始めている

マッサ、「2007年も僕はレースしてる」 [FMortorsports.nifty]
僕にとって、テストドライバーというのはもう終わった仕事だよ。来年またテストをしているつもりはない。だから僕は来年もこのフォーミュラワンでレースをしているということさ。ただ、最終の結論を明らかにするのはまだちょっと時期が早いな。もう少しすればすべてがわかることだろうね

 ミハエルの去就がはっきりしないためライコネンと共に宙に浮いた形となっているマッサだが、本人のコメントからはフェラーリというチームと共にマッサが動いていると考えてよいだろう。来期、ミハエルがフェラーリに残る可能性はあるかもしれないが、2年後に残る可能性は限りなくゼロに近い。来期がどうであれ、ミハエルが引退することは事実なのだ。フェラーリとしては、ミハエル後のチームのことを考えなければいけない時期に来ているのだ。

 ライコネンが移籍してくることで、ミハエルの代わりを果たすことは十分可能だろう。ただ、もう一つの空いたシートに誰に与えるかは難しい問題だろう。フェラーリとしてはそのシートにはマッサに与えることを前提に進めているのではないだろうか? その確約があるからこそ、マッサはあのような発言をしているのではないだろうか。

 もし、ミハエルが来期現役を続行するとすれば、フェラーリエンジンを供給しているレッドブル系のチームへのレンタル移籍が現実的だが、既にレッドブルのラインナップはクルサードとウェバーで決定しており、そうなるとトロロッソへの移籍の可能性が高いだろう。ただ、ミハエルが引退してしまうのならそのような複雑な問題は吹き飛んでしまう。来期のフェラーリのラインナップはライコネンとマッサという若手コンビとなるだろう。

 ただ、ミハエルの去就はフェラーリ自身も把握していないようだ。ミハエル本人のみ知ることなのだろう。どちらにしても、本人も発言しているように、イタリアGPで全ては明らかになるだろう。

ウィリス正式にホンダを離脱

ジェフリー・ウィリス離脱 ホンダ・リリース [FMortorsports.nifty]
ジェフリー・ウィリス:チャレンジと充実感に満ちた5年間でした。その間、チームも色々な波を乗り越えたし、新しいスタンダードを築き、F1の世界でトップレベルの技術を持つチームになるために、チームの改善を一緒に行ってきた同僚たちに対して、感謝しています。

 自身が現場から離れて数戦後のレースで指揮を取っていたチームが初優勝を遂げるのを、ウィリスはどのような感情で見ていたのだろうか? 特に、ウィリスの立場がテクニカルディレクター職だっただけに
、極めて複雑な感情だっただろう。また、その状況を見てもはやホンダでやるべきことはないということを判断したのかもしれない。今期一杯は休暇扱いとなっていた、ウィリスは次の自分のやるべき仕事の為に、ホンダを離れる決意をしたのだろう。

 ウィリスの移籍先は2008年からF1新規参入を果たす唯一のチームであるプロドライブだと噂されている。既に、伝えているようにすでに噂の生きを超え既定と考える時期に来ているだろう。ウィリスはリチャーズと共にBARからホンダにかけて、このチームで自分が出来なかったことを果たす目的が出来たといえる。ホンダは倒す相手となったのだ。倒す相手は強くなくてはならない。ウィリスの最後のコメントが印象的だ。

やる気に富み、そして有能な人たちと一緒に働くのが非常に楽しかったし、これからのさらなる成功を期待しています。

さらに成功したホンダを倒すのは自分達だ、もしかしたら、ウィリスはそう考えているのかもしれない。

関連情報:
ウィリスT/D、ホンダ・チーム正式離脱 [FMortorsports.nifty]

2006年8月15日

BMWの3rdドライバー、未だ未決定

BMWザウバー、いまだ第3ドライバー決定せず [FMortorsports.nifty]
周囲からは、以前もテストに起用したことのあるセバスチャン・ベッテル(20歳:ドイツ)の抜擢が有力とみられていたが、いまだ発表がないところをみると、あるいはさらに候補を拡げて検討を行っているのかも知れない。

 F1の夏休み期間も半ばを過ぎ、そろそろトルコGPに向けての準備を行い始める時期に入った。ヴィルヌーヴの解雇に伴い3rdドライバーだったクビサをレギュラードライバーに昇格したBMWだが、トルコGPでは3rdカーを走らせる発表は行ったものの、依然としてそのマシンをドライブするドライバーは決定していないようだ。

 シーズン終盤ということもあり、オファーできるドライバーは限られていると思うが、ぜひとも若手にチャンスを与えてもらいたいものだ。

2006年8月14日

トラックバック停止中

なんかすごい勢いでトラックバックスパムの爆撃にあっておりまして、その影響でサーバがストップしちゃうくらいだったのでしばらくトラックバックを停止します。

2006年8月13日

SA06の真価が発揮されるのは、トルコからだ

佐藤琢磨、「『SA06』は確実に進化している」 [FMortorsports.nifty]
どんなテストもできなかったのに、ウチのデザインチームは素晴らしい仕事をしたよ。………幸い僕はこの新型車にすごい手応えを感じているんだ。そのパフォーマンスには大満足だね。いまこのクルマにはまだいくつかの問題を抱えているけれども、もしこれらを解決したならば、きっとすごく速くなって、そしていくつかのチームを打ち負かすこともあるだろう。それは実に痛快なことだとは思わないかい

 確かにニューマシンになってSA05のように最下位で当然のような雰囲気でなくなったことは事実だ。しかし、投入前に2秒か3秒は速くなったことは事実だが、グリッド中段に食い込むといったような革新的に改善されるというまでのインパクトがないことも事実であり、また、レースでは全くといってよいほどペースが上がっていない状況に、投入前までの楽観論は吹き飛んでしまったようだ。

 ただ、まだSA06のポテンシャルを今の時点で決め付けてしまうのは早計だろう。チームからも知らされているように、このマシンはトルコGPでフロント周りのニューパーツが装着され完全なニューマシーンとなる。全体のバランスがきわめて重要なレーシングマシーンにおいて、フロントウィングを擁する部分がモディファイされるというのは極めて重大な改良ともいえるのだ。そのマッチング次第では予想もしなかった以上の効果も期待できるかもしれないのだ。

 そしてもう一点、琢磨も語っていることなのだがSA06はまともなテストもなく実戦に投入された。そう、ここまでの2戦はレースというよりはテストに近かったのだ。それだけに、前戦でトラブルを抱えながらもレースを走りきった琢磨は重要な役割を果たしたといえそうだ。そして、その2連戦で得たトラブルやデータを基に、チームはこのテストの出来ない夏休み期間中に真のSA06の完成を目指しハードワークを行っている最中だろう。

 トルコGPで完全なるニューマシンを投入した後にはシルバーストンでテストを行う予定であり、シーズン終盤にミッドランド超えや他チーム超えを果たし念願のポイント獲得を目指すことになる。鈴鹿では、なんとしてでもポイント獲得を果たしてもらいたいものだ。

マクラーレン・タイヤ担当エンジニアが語るレース中のタイヤ管理

マクラーレン技術者、「タイヤ温度管理が鍵」 [FMortorsports.nifty]
マーカス・プロッサー/マクラーレン・レースチーム・タイヤ担当エンジニア:チームにおいては、常に多数の種類のタイヤが最小2時間は加熱されていると思ってもらっていい。タイヤをくるむ毛布には発熱線が通されていて、さらに伝導性のジェルによってタイヤ表面は常に100度以上に保持されているんだ。そのタイヤの温度はさらに内圧に微妙な影響を与えるからその管理もとても肝心なものになる。だから僕らはチームの戦略に合わせ、常にタイヤ温度のコントロールボックスを凝視しているんだよ

 確かに、今年に入ってタイヤの果たす重要性がこれまで以上にないほど高まっていることは事実だ。一つのレース中でもタイヤの状況次第で、タイヤ交換をしたことにより大きくラップペースが落ちてしまうシーンを何度も目にしている。各チームにはそのタイヤの管理だけをしているエンジニアがおり、レース中はレースの状況ドライバーのポジションなど様々な要素を鑑みた上で交換するタイヤのコンディションを整えているようだ。

 マクラーレンのタイヤ担当エンジニアのマーカス・プロッサーもその一人であり、レース中のタイヤマネージメントについて語っている。夏場は路面温度が50℃にまでなるレースもあり、その状況下で最高速300kmを超える速度で走行をするためにはタイヤはかなり高温の状況で使用し続けることになる。その為、ピットではタイヤ表面を100℃ちかい温度で保つ必要性があることを語っている。また、タイヤ温度に伴いタイヤの内圧は変化するため、その内圧の管理も重要な要素だ。2時間弱のレースの間、タイヤエンジニアはドライバーがベストなタイヤコンディションを保つことだけに神経を尖らせているのだ。

 それにしても、表面温度を100℃で保持し続けなければならないとは驚いた。セーフティーカーなどがコースインした後にマシンを激しく左右に揺らし、タイヤの温度を高める理由も当然といえば当然のことなのだろう。表面温度で100℃を超えるようなタイヤをピットメカニックは交換しなくてはならない、レーサーと同様のスーツや分厚いグローブを身につけている理由はその辺りにもあるのかもしれない。

ホンダがバトンをチャンピオンに出来ない原因になってはならない

スチュワート氏、「バトンの勝利ワンオフじゃない」 [FMortorsports.nifty]
彼の勝利は決してこれ一度だけのものではなく、必ずまた勝利を手にすることだろう。それどころか、私には彼が将来F1チャンピオンになれない理由を見付けることができないね。彼はとにかくスムーズで、そしてクリーンなドライビングをする。これからも勝利を重ねて、そしてやがて世界チャンピオンになることと確信するよ

 これまでもなかなか勝利を挙げることが出来ず、厳しいコメントを受けることが多かったバトンだが、今回の勝利で何か言いがたいものを得ることができたことは事実であり、今後も勝利を重ねていくことは間違いないだろう。しかし、バトンの勝利の為に必須な事柄はホンダがバトンに勝てるマシンを与えることが出来るかどうかにかかっていることは言うまでもないだろう。

 もちろん全てがホンダのせいとは言えないだろうが、少なくとも2年前は勝つことが出来るレースを自ら失っていたことも事実だ。ただ、これからは取れるレースは着実に取り、そして自らも勝ちを取ることが出来るチーム体制を整えることも必須だろう。

 今回の勝利でバトンもチームも何にも代えがたいものを得たことは事実だ。来期はぜひともチャンピオン争いを演じるドライバーのうちの一人となってもらいたいものだ。そして、ホンダは絶対にバトンをチャンピオンにしなくてはならないのだ。元F1ドライバー、ジョン・ワトソンのコメントはそのことを如実にあらわしている。

ワトソン氏、「バトンに自分の二の舞はない」[FMortorsports.nifty]
ホンダの将来の進化、それとバトンがいつまでホンダと共にあるか、に掛かるだろう

 既に、一度はバトンに見捨てられているのだ。二度目はないと考えたほうがよいだろう。

2006年8月12日

ミハエルの去就はF1人気に影響を及ぼさない

エクレストン氏、「シューマッハなくても平気」 [FMortorsports.nifty]
バーニー・エクレストン:あのアイルトン・セナが事故死を遂げた後だって、F1はちゃんと生き延びたんだ。当時のセナは、いまのシューマッハよりも人気が高かっただろう。それを考えれば、たとえシューマッハがいようがいまいがフォーミュラワンは無事というものだよ。1950年からずっと続いたこの近代F1は、決してただ一人のドライバーに依存している訳ではないんだ

 確かにセナが無くなった時、F1の人気は一時的に低下した。しかし、ミハエルとハッキネンのチャンピオン争いを経て、ライコネンやアロンソなどの若手ドライバーの登場に伴いF1人気は再び向上してきたといえる。確かに、ミハエルが引退することでF1人気に影響が出ないとも限らないが、ほとんどの国ではそれほどの影響は無いだろう。

 いや、むしろミハエルが引退したほうがF1人気は高まるのかもしれない。既に7度のチャンピオンシップを獲得したミハエルにこれ以上のチャンピオンを与えることより、ミハエル以外のチャンピオンにふさわしいドライバーによる新チャンピオンの誕生の方がむしろ、F1はエキサイティングなものになるだろう。アロンソに加え、ライコネンやバトンなどがチャンピオンとなり複数名のチャンピオンが争い合うF1のほうが魅力的なのではなかろうか?

クリエン、来期はチャンプカーか?

クリエンの選択はチャンプカーか [FMortorsports.nifty]
チームから、来季チャンプカーかDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)いずれかの選択を求められているとされるレッドブルのクリスチャン・クリエン(23歳:オーストリア)だが、地元オーストリアの『ザルツブルガー・ナハリヒテン』紙は、これに「チャンプカーになるだろう」との見通しを示している。

 正直、かなり難しい選択だといえるだろう。チャンプカーへの参戦となれば、確かにF1と同様のオープンホイールマシーンでのレースを戦うことになるが、主戦場はアメリカでありF1関係者へのアピールは弱いものとなってしまう。一方、DTMへの参戦ならヨーロッパで闘うことになるが、F1とは全く異なるマシーンでのレースとなり様々な点で苦労を強いられることは確実だろう。

 チャンプカーDTM、どちらも全く異なるレースカテゴリーであり比較することは難しい。ただ、どちらのカテゴリーにしてもクリエンが出来ることは1年ないしは2年間で即座に結果を残すことが必要であり、その点から考えればオープンホイールマシンを使うチャンプカーが適しているのかもしれない。チャンプカーは以前に比べればアメリカンレース特有のオーバルでのレースは減っているのもクリエンにとっては有利に働くだろう。ただ、クリエンはオーストリア出身であり、同じドイツ語圏でのレースの多いDTMも十分アドバンテージがあると言えなくもないだろう。

 どちらにしても、クリエンには選択に時間をかけられる状況ではないようだ。

なお、クリエンに与えられた選択の期限は2週間とも言われている。

今後のレーサー人生を左右する選択だけに、慎重な判断が必要だろう。

富士でのF1開催は交通アクセスの面で混乱必至か?

富士の日本GP、「アクセスに問題あり」 [FMortorsports.nifty]
ミオドラグ・コトゥール/フェラーリ・ロジスティック・オペレーション責任者:サーキット自体は良くない訳ではない。しかしホテル、サーキットへのアクセスに関しては少々問題があることがわかった。ホテルは数自体あまり多くないし、しかもそれらはサーキットからとても遠くにしかない。また東京からサーキットまでは通常1時間程度のアクセスだが、グランプリレースが行われる時、それは4-5時間を要することになると言われる。道路は田舎の狭いものだし、駐車場もない。おそらくレースの時は20キロ以内にはすべての車両を入れず、シャトルバスを運行することになるのではないか。鈴鹿の時も苦労はしたが、富士のことを考えるともう今から頭が痛いね

 私は何度も富士スピードウェイに足を運んでいるが、最も人が集まるといわれるビックレースとしては今年開催されたSuperGTだろう。土曜日の早朝にサーキット入りしたので、入場時にはこの交通アクセスにおける問題は全く感じなかったのだが(それでもサーキット入りしてから駐車場までは1時間近くかかったが)、問題は出場時だった。以前から富士での渋滞の話を聞いていたので、レース終了後サーキットで3時間ほど時間を過ごしてからサーキットを出たのだが、御殿場市内方面に向かう道はほとんどが車で埋まっており、東名方面に向かうことは出来ず、また246から東京方面に戻ろうと進路を変えたが、同様に静岡県を抜けるのはいつになるかわからない状況だった。それではということで急遽、山梨方面に山中湖経由で抜けようと思い138号線に向かったがこちらも同様...結局、山中湖まで2時間近くかかってしまった。

 いくら人が集まるとはいえ、SuperGTとF1では桁が違う。富士の交通インフラの面から考えると、御殿場市内の交通インフラの増強だけで対応しきれるものとは思えず、もはや第二東名でも開通しない限りこの自動車でのアクセスを解決するのは困難だろう。また、サーキットとしては、電車による来場を積極的に薦めるため、道路は電車による来場者のシャトルバスで埋まってしまうだろう。また、鉄道できたとしても御殿場周辺では宿を取ることは困難であり、遠隔地での宿泊を強いられることは必至だ。しかも、そのためにまた鉄道が混み合うという悪循環も予想される。

 観客への気配りはもちろんなのだが、それ以上にチーム活動にに交通インフラの面で障害が出てしまっては元も子もない、契約云々はともかくイベント自体の成功に赤信号が点ってしまうだろう。トヨタ・富士SWそして御殿場市に加え静岡県が総力になって対応を考えなければ解決は不可能だろう。また、交通の面ではJRや御殿場への直通列車を運行している小田急、静岡県内のバスを保有している交通会社など多くの会社の協力が必要だ。また宿泊施設は御殿場ではもはや手の施しようが無い、箱根や熱海、静岡市内の宿泊施設の協力ももちろん必要だろう。

 現時点でそれらの問題解決についての提示はまったく無い。富士SWとトヨタは一刻も早くそれらの解決への道筋を提示し、F1ファンの動揺を抑える必要があるだろう。

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 ちなみに、私は東京に在住しており東名の用賀ICにも中央道の調布ICまで10分ほどでたどり着けるので、当然自動車での来場を目論んでいましたが、確実に無理そうですね。鈴鹿に比べれば通常なら1時間ほどでつけるため、毎日自宅からサーキットに向かうことを考えていましたが、サーキットのそばまでたどり着くことはもちろんNGでしょう。

 で、急遽思いついたのがバイクでの来場。が、免許もバイクも持っていないので、富士でのF1だけの為に2輪の免許とバイクを取得するというなんだか訳のわからない状況となりそうです...。

アメリカではNASCARやINDY500の方が人気があるという証明だ

2007年のアメリカGPは6月開催を目論む [FMortorsports.nifty]
アメリカで最も人気のあるシリーズ、NASCARの『ブリックヤード400』レースが、今年の8月6日から来年は7月後半に移動される見込みだからだ。5月末にはもちろん世紀の大イベントである『インディ500レース』があるため、インディアナポリスにとってはその間の6月がベストということになる。

 たまたま、来年がF1開催契約の更新年だったということもあるだろうが、NASCARとINDY500の開催に絡みF1の開催時期がずれるというのは、欧州では考えられないことだろう。今年のアメリカGPは昨年のアクシデントがあったのにもかかわらず多くの観客が訪れたが、それでも先に挙げた2レースに比べれば観客は少なくサーキットからしてみれば、そちらを優先せざるを得ないのだろう。

 今年のスケジュールから見て、カナダGPとアメリカGPの開催時期を変えればよいだけであり、6月でのレース開催はそれほど困難とはいえない状況だ。とは言っても、それはカナダGPの主催者が認めればの話なのだが...。

ミッドランドはチームを保有し続けられるのだろうか

ミッドランド売却問題はまだ消滅せず [FMortorsports.nifty]
同チームの主要スポンサーの一つで今回の買収相手と目される『ロストボーイズ』社のミシェル・モル氏は、引き続き同チームのアレックス・シュナイダー/オーナーと交渉を続けているとしていう。

 今シーズンに入ってから継続的に話題になってきたミッドランドのチーム売却の噂だが、ここに来てトーンダウンしたと思われていたがどうやら交渉は継続しているようだ。ただ、潤沢とはいえないまでもチームはちゃんとレースに参戦しており、マシンのモディファイも進んでいる。資金的にすぐに問題が出るという状況でないのなら、チームを売却する必要は無いともいえるだろう。

 たた、ミッドランドとしてはよりその売却金額を吊り上げるためにあえて交渉を引き延ばしているだけなのかもしれない。現時点ではF1に新規参入は不可能な情勢であり、もはやこのミッドランドを買収するくらいしか選択肢が無いのだ。2008年からの新規参入チームを募った際に名前が出たチームや、それ以外にも驚くような自動車メーカーの参入は無いとはいえないだろう。

2006年8月11日

クビサは貴重なチャンスをモノにしたようだ

クビサ、今季最終戦まで出場の見込み [FMortorsports.nifty]
突然のレース出場となったハンガリーGPでは残念ながらレース後の車検により失格となってしまったロバート・クビサ(21歳:ポーランド)だが、その能力への評価は高く、チームではこのまま今季最終戦まで同選手を起用する方針のようだ。

 ヴィルヌーヴが抜けたことにより急遽起用されたBMWのクビサ。ハンガリーGPでは最終的に最低重量不足により失格となってしまったが、そのことがなければデビュー戦で7位入賞2ポイントを獲得していたはずだ。レースでは、新人らしいアクシデントもいくつか経験したが最終的にポイント圏内でフィニッシュしたことはBMWチームのみならず、他チームにも印象付けたことは間違いないだろう。

 また、このデビュー戦できっちりとレースを終えたことでチームはクビサを最終戦まで起用することになったようだ。残り5戦でポイント獲得を積み重ねていけば、来期のシートはほぼ手中に収めたものと考えてよいだろう。

ミハエルとチームの判断ミスだったのだ

トッド監督、「シューマッハに助言すべきだった」 [FMortorsports.nifty]
ハンガリーGP決勝レースでのミハエル・シューマッハについて、フェラーリ・チームのジャン・トッド監督は「われわれが無線で彼に助言すべきだった」と、反省している。

 先日のハンガリーGPのレース終盤、ミハエルはインターミディエイトタイヤを装着したままの走行を続けており、後方から追い上げてきたデ・ラ・ロサやハイドフェルドに抜かれるのは時間の問題化のように見られた。誰もが、なぜミハエルがタイヤ交換を行わないのか不思議にレースを見ていたが、ここまでタイヤ選択で勝利を得ていたミハエルとチームが今回に限っては決定的な戦略ミスを犯してしまったということなのだろう。

 ドライブしている本人からしてみれば、インターミディエイトタイヤでは戦えないことをわかっていたはずだ。それでも、タイヤ交換を行わなかったのは最終的にピットストップを行わないほうが、より多くのポイントを獲得できるとシミュレーションしていたと考えていたのだろう。しかし、予想以上の路面状況の回復により、ミハエルは予想外の苦戦に直面することとなった。そして、もはやタイヤ交換を行うことが出来ないところまで来てしまっていたのだ。

 ただ、最後にハイドフェルドに3位のポジションを奪われたときにミハエルがミスをしたことは明らかだ。あのスピード差を考えれば、もはやミハエルはハイドフェルドからそのポジションを守る権利はない状況は明らかだ。にもかかわらず、ミハエルは無理なドライビング(もしくはボロボロでミハエルからしても手に負えなくなってしまったタイヤが原因か)でハイドフェルドと接触し、得ることができたはずのポイントまで失ってしまう結果となったのだ。あのままいけば、バリチェロには抜かれただろうが、周回遅れのクルサードには抜かれなく5位4ポイントを獲得し、アロンソとのポイント差を7ポイントと一揆に縮めることに成功したはずだ。

 全ては、チームとミハエルの戦略判断の間違いがハンガリーでのポイント獲得を阻んでしまう結果となってしまった。チームとしては、こうなる展開はわかっていたのかもしれない。それでも、ミハエルを走らせ続けてしまったということは、チームとしては取り返しのつかない判断ミスとなっただろう。結局、ミハエルとアロンソは10ポイント差で残り5戦を戦う結果になった。ミハエルの自力優勝も十分ありえるが、マクラーレンや、初優勝を飾ったホンダも侮れない。今期もシーズン最後まで目が離せない戦いが続きそうだ。

ウィリスがプロドライブに移籍するのは当然だろう

ウィリスT/D(ホンダ)、プロドライブへ移籍の噂 [FMortorsports.nifty]
これは、英『ITV』でピットリポーターを務めるテッド・クラヴィッツ氏が自身のコラムで明かしたもの。それによれば、「ハンガリーGPでのホンダの優勝により、プロドライブは『優勝経験のある』テクニカル・ディレクターを持つことになった」という意味深な内容。

 ホンダのテクニカルディレクターを務めていたジェフ・ウィリスのプロドライブ移籍の噂は以前もあったが、このF1リポーターのコメントでさらにその噂は実現性を帯びてきたといえるだろう。現時点でもウィリスはホンダの一員であるが、既にGPに姿はなくホンダ離脱は決定的とも言える。ホンダがBARの株を買い増す前まではBARはプロドライブのリチャーズが指揮を取っており、ウィリスとしても気心が知れた仲だ。ウィリスの移籍先としては、真っ先にこの2008年からの新規参入チームが思い浮かぶといっても過言ではないだろう。

 ただ、この『優勝経験のある』といったコメントは少々過剰表現かもしれない。ハンガリーのホンダピットには当然彼の姿はなく、残念ながら『優勝経験のある』という表現を使うには適当では無いといえるだろう。

ミハエルは気にもかけていないだろう

独紙、「シューマッハ脳なしドライブ」と酷評 [FMortorsports.nifty]
それによれば同紙は「シューマッハはハンガリーGPで脳なしドライブをした」と酷評。せっかくライバルのアロンソが公式予選各ピリオドにおいて2秒加算という重いペナルティを科せられたにもかかわらず、その直後にシューマッハ自ら同様の過失を犯してしまったこと、さらにはタイヤ選択を誤って結果的にレースを失ったことを非難している。

 確かにあのタイヤ選択は結果的に最悪の結果を招いてしまった。ただ、雨に左右される非常に難しいレース展開であり、そこまで非難を受けるべき内容ではないだろう。それだけに一番悔しがっているのはミハエル本人であり、そのことは十分にわかっているはずだ。

 アロンソならともかく、ミハエルはこれまでもメディアの批判を受け続けてきている。このような過激な批判に対して表立って反応をすることもなければ、怒り狂うこともないだろう。ミハエルは残された可能性にかけてこれまでどおりチャレンジを続けるだけだろう。もはや、メディアの言葉などミハエルの耳には届かないといってもよいだろう。

F1日本GP、交互開催の可能性はあるのか?

和田康裕/HRD社長、「日本GP交互開催望む」 [FMortorsports.nifty]
和田康裕/HRD社長:もちろん富士スピードウェイでのF1GP開催を望んだトヨタを非難することはできない。しかしながら、スパ、モンツァと並びドライバーにも人気のある鈴鹿でのレースがなくなるのは悲しむべきことだ。われわれはいま、なんとか富士と鈴鹿との交互開催の道を探っているのだが……

 パシフィックGPでの単独開催が困難な状況にある中、来期から日本GPに昇格した富士との隔年交互開催の道をホンダ(鈴鹿)は探っているようだが、やはり状況は芳しくないようだ。それもそのはず、トヨタ(富士)としては継続開催のつもりで準備を進めており、それが隔年開催になることによって様々な面で不利益を被ることは確実だからだ。

 地元での協力にしても、施設の面にしても、効率の面から考えても毎年開催と、隔年開催では全く意味が違う。トヨタが富士スピードウェイの改修にどの程度の費用を掛けたかはわからないが、下手をすると予算的に不可能であることも十分考えられるだろう。それだけに、トヨタとしても何とかしたいが、隔年開催の要望を呑むことはありえないだろう。

 だからといって、日本での年間2開催を積極的に進めたいかといえば、それも進めたくない意向だろう。タダでさえ、開催初年度でどの程度チケットが出るのかわからないのだ、富士だけならこれまで鈴鹿に通っていたファンのうちある程度は観戦してくれるだろうが、鈴鹿も時期を春に移して開催という事になれば、富士での観客の数が全く読めなくなってしまう。トヨタとしては、静観し続けるのが一番得策なのだ。

 FOAのエクレストンからしてみれば、トヨタがOKを出すのなら隔年開催は問題ないだろう。いや、それ以上に確実に観客数が確保でき興行的に成功が確実に鈴鹿が隔年で残れば、富士で問題が出た場合の保険にもなりむしろエクレストンからしてみれば望む展開かもしれない。ただ、トヨタがOKを出すのならという実現不可能な条件の下であることには変わらない。

 先日も、当サイト鈴鹿でF1開催の目は無くなってしまったのか?で触れた日程の不可思議さも、この記事では触れている。

ただし、これまで明らかになったスケジュールで、3月18日の開幕オーストラリアGPから第2戦マレーシアGPの4月8日までに微妙なインターバルのあるのが気に掛かるところだ。

エクレストンはまだ鈴鹿での開催をどこか頭の隅に入れているのかもしれない。これまでも、F1開催カレンダーや開催サーキットはぎりぎりまで動くこともあり、このオーストラリアGP直後に鈴鹿での開催の可能性をかけるしかないだろう。

 鈴鹿での開催の最大の障壁はエクレストンなどのF1の興行の面ではなく、レース数が増えることによって費用的にもスケジュール的にも様々な面で労力が必要とされる他チームと言われている。ホンダとしては、エクレストンに加え他のチームへの説得も必要であるといえるだろう。また、鈴鹿のサーキットは多くのドライバーやチームから賞賛されているが、ピットエリアの設備の老朽化及び狭さもネックになると考えられる。ホンダは少しでもこの点で他チームへの説得がしやすいよう、サーキット設備の面での向上を今すぐにでも始めるべきだろう。

レッドブルはクリエン支援継続

レッドブル、クリエン離脱後も支援続ける [FMortorsports.nifty]
同グループのヘルムート・マルコ/レーシング・アドバイザーによれば、クリエンに与えられる可能性は2つ。その一つはアメリカのチャンプカー・シリーズへの転向。もう一つは独DTM(ドイツ・ツーリングカー選手権:アウディ)への転向というもので、いずれもレッドブル自身がチームを持って参戦しているカテゴリーだ。

 既に来期のレッドブルのシートは確定してしまい、移籍を強いられているクリエンだが、レッドブルとしては引き続き他カテゴリーでクリエンをドライバーとして契約し支援を続けるとのことだ。ただ、クリエン自身はもちろんF1に来期も参戦したい意向は変わらず、その場合はレッドブルからの支援は打ち切られる可能性は十分ありえるだろう。

 そして、同アドバイザーはクリエンについてこのように述べている。

クリエンはまだ若い。これらのシリーズで順調にやれれば、近い将来にまたフォーミュラワンに復帰することも十分に可能だ

確かにクリエンはまだまだ若い。他カテゴリーでチャンピオンを獲得し、速さと経験を兼ね備えた上でF1に再び戻るというシナリオは十分実現可能だろう。また、それ以外にもレッドブルのテストドライバーとして残る線も十分可能性があるだろう。来期もエースを務めるであろうクルサードの引退は近い。再びレッドブルのシートを獲得できる可能性は十分あるのだ。

 レッドブルからの支援を終了し無理にでもF1の他チームのシートを確保するか、これまでどおりレッドブル傘下でレースに参戦し続けるか。クリエンにとっては重要な選択を迫られる形となってしまった。

2006年8月10日

マスダンパー問題の判断は如何に

ルノー首脳、マス・ダンパー問題勝利を確信 [FMortorsports.nifty]
パット・シモンズ/エンジニアリング・ディレクター:FIAの主張が通るなんてわれわれはまったく考えていないね。そんなのは認められない。あれは彼らの言うような空力デバイスなんかじゃない、間違いなくサスペンションなんだ。もしもそんなことになるならば、われわれはまずレーシングカーというものの定義からスタートしなきゃならないよ

 FIAが突然使用を禁止したマスダンパー、マスダンパーの恩恵が大きいルノーチームは国際控訴審での裁定でFIAの主張が却下されると確信しているようだ。そもそも、この問題はドイツGPの審査委員会がマスダンパーの使用を許可したことに対してFIAが告発したということであり、ルノーが訴えているわけではなく、ここでFIAの主張が却下されたとしても直接マスダンパーの使用が許可されるかどうかはわからない状況だ。

 また、聴聞では各チームが発言を行うことが出来るが、ルノー以外のトップチームはルノーにアドバンテージがあるマスダンパーについて違法であるという見解を出すものと見られている。聴聞会は8月23日に開催されるとのことだが、この日の判断だけで決着が付かない場合もありえるだろう。

クビサ失格は水分不足も原因だった

クビサ、汗だけでも1.5キロ分失っていた [FMortorsports.nifty]
レース後計量したクビサの体重が、1.5キロも減少していたというもの。これはレース中に汗によって失われた水分の分と考えられるが、もしコクピット内に十分な給水装置があれば、あるいは失格を免れたのかも知れない。

 クビサの失格について、先ほど、タイヤかすを拾って重量を稼ぐべきだったというラウダの意見について触れたばかりだったが、また新たな事実が判明した。それは、クビサ自体の体重がレース前に比べて1.5kgも減っていたということ。F1でのレースが過酷なものだということはわかっていたが、2時間弱のレースで1.5kgも体重が減るとは想像もつかなかった。

 ただ、この記事で指摘している給水装置の件については、もちろん2リットル以上の物をつけていれば失格を免れたのかもしれないが、もちろん給水装置に十分水分が入っていたはずであり、それをさらに上回る水分タンクをつけるよりは、バラストを積むなどして最低重量を上回りかつマシンのセッティングを行うことをチームが行うべきだったのだろう。

 ドライバーそれぞれによって体重は異なるし、そのことによってマシンに搭載するバラスとの量も異なっている。急遽参戦したクビサは184cmとかなりの大柄、それまでのヴィルヌーヴが171cmであったことからチームも重量についての認識で不足していた点があったのではなかろうか。

 ただ通常とは全く異なる条件のレースだった点も重要だ。ハンガリーがウェットでのレースであり通常よりも30分近く長いレース(バトンの優勝タイムは1:52'20.941)だったことに起因したとも言えるだろう。

新安全システムは、あまり効果は期待できないだろう

2007年、新たな安全システムの導入も [FMortorsports.nifty]
イエローコーションや赤旗中断の場合に、現在はオフィシャルが旗を振るか、またはコースサイドのシグナルを点灯させてドライバーに知らせているが、自動でコクピット内部に警告灯を作動させることによって、さらに強烈にドライバーにこれを通知するというもの。
この装置があればハンガリーGP時に起きたようなアロンソやシューマッハのペナルティは起きなかっただろう、というのだが、現在もこうした情報は無線で直ちにドライバーに知らされており、要はこれにドライバー自身が従うかどうかに掛かっていると言えよう。

 この記事でも指摘している通りで、そのような警告装置を設置したとしてもそれに従わなければ意味は無いだろう。たとえば、今回のミハエルに課せられたペナルティの原因は赤旗時にマシンを2台追い抜いたことに起因しているが、ミハエルはタイヤをロックさせたくなかったため、仕方が無く追い抜いたとコメントしている。また、実際にブレーキを踏むことができないようなシーンではやはり意味が無いだろう。

 区間ごとで出される黄旗については難しいかもしれないが、赤旗提示時は速度制限を行うなどの装置なら効果があると思うが、黄旗であろうと赤旗であろうと通常の速度と同様に走行を行うことが可能である限り、同様の問題はおきると思われこの新安全システムの効果はそれほど期待できないのではないだろうか。

ウェバーに選択する権利は無かったはずだ

ウェバー、「僕は環境の変化を必要とした」 [FMortorsports.nifty]
ウィリアムズはとてもいいチームで、最高の時を過ごしたけれど、でも今年はマシンに信頼性が足りなかった。僕は一生懸命チームのために尽くしたつもりだったけれど、でもそれはまるで棺桶に釘を打っているようなものだったよ。変化を信じるには、ちょっと厳しいかな……と思って。それで僕はもう一度、新しいチームで新規まき直しをする必要を感じたんだよ。

 残念ながらウェバーには自身のチームの選択肢は無かっただろう。ウィリアムズのコメントから見ても、ウェバーがウィリアムズから出て行ったのではなく、チームがウェバーを選択しなかったという事実に過ぎない。これはウィリアムズからレッドブルへの移籍した事実から出されたコメントであり、ある意味ウェバーの強がりとも取れる発言なのだろう。

 ただ、来期もウィリアムズに残り続けるより、レッドブルに移籍したほうが正しい選択になるかもしれない。来期からトヨタエンジンを搭載し、一気に巻き返しを図りたいウィリアムズだがそう簡単に巻返すことができるとは思えない。トヨタエンジンを搭載したからといって、いきなり勝てるわけではないだろう。今年のトヨタチームを見ていればそれは想像に難くない。

 一方のレッドブルだが、来年はニューイの期待のニューマシンが投入される。エンジンは今期同様フェラーリとなるのかそれともルノーとなるのかわからないが、どちらのエンジンにしても今年チャンピオン争いをしているエンジンで戦うことが出来るのだ。ウィリアムズよりパッケージの選択肢としてはレッドブルのほうが魅力的である可能性は十分あるのだ。

 本人もコメントしている通りで、移籍が正しかったかどうかは来シーズンになればわかる。まだ、今期のレースも残っていることもあり、少しでもポイントを稼ぎコンストラクターズでレッドブルを上回ることに専念してもらいたい。

車重を増やす方法

N.ラウダ氏、「クビサの失格はルーキー・ミス」 [FMortorsports.nifty]
F1ドライバーであれば、レース後に重量不足になるのを防ぐため、最後のラップではより多くのラバーと砂利を拾い上げるよう努力すべきなんだ。それを怠ったのは新人ドライバーであるが故のミスではないか。

 この記事を見た当初は本当にそんなことが出来るのだろうかと疑問に思ってしまったのだが、どうやら元F1チャンピオンであるラウダが言っているのなら間違いないのだろう。これまで、チェッカー後にタイヤカスなどが散らばるラインを走り、タイヤにそのカスが大量に付着した状態のマシーンを車検場前で見かけたが、それにはこのような理由があったのかもしれない。

 ただ、この責任をクビサに全て負わせるのはコクというものであろう。やはりチーム側が適切な指示を行うべきだったのではなかろうか。

BMW,3rdドライバーにベッテル

BMWザウバー、ベッテル第3ドライバー起用見通し [FMortorsports.nifty]
次戦トルコGPからは再び第3カーを走らせる予定で、どうやらそのドライバーには以前もテストに起用したことのあるセバスチャン・ベッテル(20歳:ドイツ)が指名される見通しだ。

 ヴィルヌーヴの解雇騒動により、ハンガリーでは3rdカーを走らせることが出来なかったBMWだが、次戦トルコGPでは以前にもテストを行っている、S・ベッテルを起用するようだ。ベッテルは現在ユーロF3ランク2位で20歳。レッドブルジュニアチームから参戦しているとのことだが、その点の問題は無かったのだろうか?

2006年8月 9日

鈴鹿でF1開催の目は無くなってしまったのか?

鈴鹿F1、来年開催困難か? [FMortorsports.nifty]
三重県の野呂知事は8日、県庁で行われた定例記者会見で、来年度鈴鹿サーキットでのF1開催に関し「極めて難しい状態にある」との見通しを示した。

 現在おかれている状況を考えれば、鈴鹿での来年のF1開催は極めて難しい状況におかれていると考えてよさそうだ。ホンダの首脳のみならず、鈴鹿サーキットが所在する三重県知事からも来年のF1開催について実現困難であるとのコメントをしている。

 実際、これまで1国2開催であったドイツ・イタリアでも、来年は1開催のみになると考えられており、その流れの中で日本で2開催を行うという案は通らないと考えるのが適当だろう。残念ながら現状では、そう考えるしかないようだ。

 ただ、この流れに対して全く異なる視点で鈴鹿での開催に対する考えを披露しているサイトもあるようだ。

Thoughts on the F1 calendar [grandprix.com]
There is, of course, a solution to the problem that we expect to see being proposed with a Pacific Grand Prix at Suzuka being slotted in on March 25. This would an extra race for the teams but would pay them money and would make the Australian trip much more cost-effective. The teams have said that they do not want four flyaway races at the start of the year but inevitably they will conclude that this makes more sense than the current arrangement.

 確かに、現時点でのカレンダーではオーストラリアGPとマレーシアGPの間が開きすぎていると思われる。よって、その間に鈴鹿を入れるということはチームにとっても利益が無いとは言えない選択肢だろう。そして、続けてgrandprix.comではこのような見解を述べている。

Once they have agreed in principle to having four flyaway races at the start of the year, it is the work of a moment to move the whole championship forward by two weeks so that it starts on a more sensible date, such as March 4 with Suzuka on March 11, Malaysia on March 25 and Bahrain on April 1. This would then give the teams time to get things back to Europe for the traditional start of the European season in Imola on April 22.

 もし、鈴鹿を間に入れるというのなら、そもそもシーズンの開幕を前倒しにして、3/4はオーストラリアGP、翌週の3/11に鈴鹿、さらに2週間インターバルをもちマレーシアを3/25、バーレンを4/1に開催するという案だ。しかし、この考え方は鈴鹿での開催を望むファンにはありがたいのだが、そもそも、それならば元もとのカレンダーにおけるマレーシアGPの開催時期を変更することによって、鈴鹿を入れる必要性はなくなるのではないだろうか?

 個人的には鈴鹿の開催をぜひとも実現してもらいたいと考えており、当サイトでは鈴鹿を継続させるための試みを思案中である。今回のホンダの優勝で来期の鈴鹿開催が実現するとは到底思えないのだが、少しでも後押しにはなったであろう。それだけに、ホンダにも三重県にもまだまだ諦めてもらっては困るのだ。今後も粘り強く交渉を続けてもらいたいものだ。

2007年バーレーンGPは4月、開幕戦は豪GPに [FMortorsports.nifty]

リチャーズの発言は尤もだ

D.リチャードズ氏、バトン初優勝祝福、しかし警告も [FMortorsports.nifty]
今回は、たまたま与えられた状況をうまくバトンが使って勝利を手にしたが、しかしこれはまだホンダが本質的にポジションを変えたというものではないのだから。次のトルコGPでは、またいつもの風景に戻るのではないか

 一昨年までホンダの前進であるBARチームを率いていたD.リチャーズ。自身が率いていたチームそしてドライバーがが初優勝を遂げたことについて、一定の評価を行いつつもホンダチームの躍進による勝利というわけではないと警告している。この発言は尤もであり、決勝レースでの不確定要素によりホンダ&バトンが勝利を手にした感は否めない。

 ホンダもバトンも、まだルノーやフェラーリと通常のコンディションで戦える状況ではないということは十分わかっているはずだ。ただ、これまでのように勝てるはずだったレースを落すようなことは減ってくることは間違いないだろう。この1勝で得たものは計り知れず、来期に向けてカンフル剤になったことは確かである。

 リチャーズの発言は、厳しい。ともすれば、やっかみにも聞こえるかもしれないが、リチャーズは的確なアドバイスを送ったといって間違いないだろう。

タイヤ開発も制限されるのか?

フェラーリ、スリックタイヤで2秒も速くなった [FMortorsports.nifty]
正式なニュースではないものの、フェラーリ・チームが極秘に『GP2シリーズ』用のスリックタイヤをテストしたことが伝えられている。それによれば、1周あたり約2秒もラップタイムを短縮したということで、現在の溝付きタイヤとのトラクションの差があらためて浮き彫りとなった。

 フェラーリがこの時点で既に来期以降を見据えテストをしているという事実にも驚きなのだが、やはりスリックタイヤで接地面積が広がることによって得られる効果は大きいということがわかった。2008年度以降のFIAが目指すF1は、安全性とコスト削減という点から考えれば、スリックタイヤに戻す理由はどこにあるのだろうか? いや、それ以前に、タイヤ開発自体も凍結されるべきではないだろうか?

 先のエントリーでも触れたのだが、タイヤの公平供給のためにも、ブリヂストンはシーズン前にタイヤの開発を終え、予め決めたコンパウンドを数種類製作しレースごとチームごとにタイヤを選んでもらう方式にすべきではなかろうか? FIAは単にワンメイクタイヤになることによるコスト削減という単純な方式のみならず、元もとの目的をよく考えた上で来期以降のタイヤ方針を打ち出してもらいたいものだ。

ニューイのエンジン発言は意外だ

まだ決まらないレッドブルのエンジンにニューイ氏は [FMortorsports.nifty]
エイドリアン・ニューイ:確かに早くエンジンは決まって欲しいが、しかしそれはそれほど重要な問題ではない。もっと他に同じくらい重要な問題はいくつもあるよ

 F1マシンにとって極めて重要な構成要素であるエンジンだが、レッドブルのニューイにとってはそこまで重要な問題ではないと明言している。確かにニューイの専門であるエアロダイナミックスの観点からは、エンジンが想定内のサイズに収まっている限りは彼の仕事を大きく阻害する要素にはなりえないだろう。ましてや、V8-2.4lとなりエンジンサイズはコンパクトになっている。エアロダイナミックス的にはエンジンというファクターはそこまで重要ではないということだろう。

 あと、もう一点、実はこちらが意外だと思ったのだが、ニューイがエンジンより重要な問題はいくつもあるという発言だ。正直、エアロダイナミックスに限定せずマシンをデザインする立場としては、エンジンの決定は何よりも重要な部分だといえる。それより重要な問題とは、もはやマシンデザインとは直接関係ない部分である。ニューイが、この時点でエンジン未決は重要ではないというコメントの裏には、もう、搭載するエンジンは決定しているということも想像に難くは無いのだ。

 どちらにしても、来期のレッドブルはフェラーリかルノーのエンジンを搭載することは確実だろう。それを踏まえて、ニューイはどちらのエンジンを搭載しても問題ないマシンデザインをしているということなのかもしれない。それなら、先のニューイの発言は本当の率直な気持ちと考えて問題ないのかもしれない。それはそれですごいことなのだが...。

ワンメイクタイヤがF1に与える影響

F1タイヤ、来シーズンも溝付きで [FMortorsports.nifty]
2008年シーズンからは以前の溝無しタイヤ(スリックタイヤ)になることがすでに決まっているが、同氏によれば2007年についてはFIAから何の指示もないという。

 もはや、2007年からワンメイクになることが決定しており、ブリヂストンとしては急いで2008年度からのタイヤを前倒し投入する理由は無く、そうなれば今期と同様溝付きのタイヤを使用することは当然といえば当然の選択肢だろう。

 もし、今年と同様のタイヤで戦うとなるのなら、やはり今年ブリヂストンを使用しているチームの優位感は否めない。また、ブリヂストンのトップでもあるフェラーリの存在も非常に気になる。ブリヂストンは、全チームに対して公平にタイヤを供給できるかどうかが、現時点で最も興味深い事柄であるといえるだろう。

エンジン凍結案はまだまとまっていなかった

GPMAスポークスマン、『完全合意』を否定 [FMortorsports.nifty]
サンダー・ヘイネン/GPMA・スポークスマン:FIAとの協議が正しい方向に向かっていることは事実であるが、しかしFIAが発表したような『最終合意』と言うにはだ時期尚早だ

 先日発表されたエンジン凍結案の合意はまだ未決定とのニュースが飛び込んできた。合意という言葉とは全く異なる展開となっているエンジン凍結案だが、GPMAとしてもぎりぎりのところまでエンジン開発の自由度を高めたいということだろう。

 2007年以降のエンジンが今年の6月時点から9月時点と動いた経緯があったが、GPMA側としてはそれをさらに来期の開幕戦まで伸ばしたいと考えているのではないだろうか?

伝えられるところでは、GPMAメンバーのうちBMWとホンダは同意しているものの、メルセデスとトヨタがまだ賛成していないというのだが、こうしたことがリークされること自体政治的な策略が感じられるものだ。

 ホンダが同意しているというのはちょっと予想外だともいえる。一方、メルセデスとトヨタ、この2社はそれこそ莫大な費用をつぎ込んで凍結寸前までにエンジン開発を突き進めるだろう。どちらにしても、FIA側が合意情報を先に流してしまった事実は、まだまだエンジン凍結について不確定要素が多いということを露呈してしまったようだ。

 ちなみに、合意したとされているエンジン開発凍結案は以下の通り。

課題の『エンジン凍結案』、FIAとGPMA側合意
・2006年シーズンの最終戦である中国GP(上海サーキット)での仕様のエンジンが、2007年以降2009年シーズンの開幕まで変更されることはない。 ・2008年シーズンには最大回転数が19,000回転までに制限される。 ・2009年シーズンには燃料消費効率についての新たなレギュレーションが導入される。 ・2009年シーズンのためのすべてのレギュレーションは、2006年12月31日までに策定される。

2006年8月 8日

ウェバーはレッドブル躍進の原動力となるか

ウェバー、「レッドブルは躍進間違いない」 [FMortorsports.nifty]
僕が2004年一杯でジャガー・チームを抜けたあと、ディートリッヒ・マテシスがオーナーになったのでもうこのチームの未来は大丈夫だと思ったよ。レッドブルはチーム全体がとても意欲的で、長期計画のもとに着実に進歩を続けている。これから大きく成長するというその時期に僕が加入できたことは大きな喜びだ。クルサードはとても経験のある優れたドライバーだし、協力して最高のシーズンを送りたいと思っているよ

 レッドブルへの移籍が決定したウェバーは、レッドブルでの活躍を期待させるコメントをしている。現オーナーのマテシスへのリップサービスはもちろんのこと、チームメイトとなるクルサードへの気遣いも忘れていない。クルサードとウェバーのポジションに違いがあるのかどうかわからないが、ウェバーとしてはクルサードをきっちりと上回る成績を残し、レッドブルのエースとしての地位を磐石としたいところだろう。

バトンの勝利にD.ヒルがアドバイス

D.ヒル氏、バトンの初優勝を祝福 [FMortorsports.nifty]
デイモン・ヒル/元F1チャンピオン:私も初めての優勝はこのハンガロリンクのレースだった。そして続けてさらに2戦、私は優勝することができたんだ。だからバトンにもぜひ続けて欲しいと願っているよ。とはいえ、今回の優勝はいわばワイルドカードで得たようなもの。これからもバトンが勝ち続けるには、ホンダはさらに多くの仕事を必要とすることだろう

 バトンと同じイギリス人のチャンピオンで最も最近のドライバーはこのD.ヒルだ。セナの事故以降、突然エースドライバーとなり様々な苦労を経験した上でのチャンピオン獲得だったことを今でも記憶している。それだけに、なかなか勝利を挙げることが出来なかったバトンの気持ちも十分理解できるのだろう。

 そして、そのヒルがバトンのチャンピオン獲得にはまだまだホンダの頑張りが必要だとアドバイスしている。もちろん、ホンダもそのことは十分にわかっているだろう。これまでバトンがなかなか勝利を挙げることが出来なかった主の要因はホンダやチーム(昨年まではBAR)にあるといっても過言ではない。この1勝で浮かれることなく、チャンピオンを目指して頑張り続けてもらうことが必須だろう。

アロンソリタイヤの原因は単なるトラブル(ミス?)

ルノー首脳、「トラブル 深刻なものではない」 [FMortorsports.nifty]
パット・シモンズ/テクニカル・ディレクター:なんか、アロンソがドライブシャフトのトラブルとか言っているようだが、そんな構造的なものではない。すでにテレビ画面で映し出されたように、トラブルはホィールナットだ。ホィールナットは安全装置構造になっているのだが、2回目のピットストップの際、それがダメージを負っていることがわかった。それでこれを取り除き、新しいナットを取り付けたが、正確に回復されていなかったということ。これは極めて単純なトラブルに過ぎないもので、マシン自体の信頼性を損なうような内容ではないということだ。

 これまでマシンやエンジンが壊れることはもちろん、ピットでの大きなトラブルというものをほとんど見ていなかっただけに、今回のアロンソのマシンを襲ったトラブルの原因がパーツにあったということは驚くべきことだとも言えるだろう。シモンズの表現が微妙であり、ピットでの作業ミスなのかそれともナット自体に問題があったのかの判断が難しいが、どちらにしてもマシンの構造的な問題でないことは事実のようだ。

 あのシーンではまだミハエルが走行を続けており、アロンソを一刻も早くレースに戻すことは必須だったのだろう。もし、ナットのトラブルではなく、チームのミスに起因した問題だとすれば、ルノーも焦っていたということになるだろう。結果として、ミハエルとの差は1ポイント縮まるだけだったが、下手したら10ポイント差を詰められてしまった可能性だってあったのだ。シーズンも後半に差し掛かり、ミハエルの猛追ということもありチームも焦っていることは事実だろう。ただ、チームはこれまでどおりのことをこなすことだけに専念すべきであろう。今回のようなトラブルを避け、あとはアロンソに任せるしかないのだ。

 今期も残すところ5戦。アロンソ、ミハエル共にマシントラブルなど無く、コース上で最高のバトルをしたうえでチャンピオン争いをしてもらいたいものだ。

ヴィルヌーヴ、シート喪失

BMWザウバー、ビルニューブの放出正式発表 [FMortorsports.nifty]
マリオ・タイセン/BMWディレクター:ビルニューブはわれわれの新しいチームでマシンと体制の発展に大きく寄与してくれた。しかし残りのシーズン、クビサをレース環境で評価する方針を決め、これに伴いビルニューブの不確実な状況から解放するため、契約を解除することにした。今後の彼の幸運を祈りたい

 予想されていたとはいえ、やはりチャンピオンまで獲得したヴィルヌーヴが再びシートを喪失してしまうという現実はショッキングだ。クビサのこれまでの3rdドライバーとしてのポテンシャルと前戦ハンガリーGPでの走りを見ていれば、確かにレギュラーシートを与えたいチームの気持ちもわからなくは無いが、チャンピオン獲得までしたドライバーを途中解雇するということは、やはりそれらのバッジの効果を打ち消すほどにヴィルヌーヴの評価が低かったということなのだろう。

 確かに、今期のヴィルヌーヴは地味な印象が否めない。ハイドフェルドを上回ることもあるが、結果として選手権ポイントはダブルスコアに近い状態。しかも年齢的にはピークを過ぎていることも事実であり、BMWとしては来期のレギュラードライバーをそうして少しでもクビカに経験を積ませたいと判断したのだろう。

 正直、来期以降ヴィルヌーヴがF1にシートを得る可能性は限りなく低いだろう。また、ヴィルヌーヴ本人としても無理にF1に残ったとしても結果を残すことが困難なチームへの移籍を強いられ、ギャラも大幅に削減されてしまうことはわかっており、F1以外のレースに活路を見出すと思われる。

 95年インディーカーでチャンピオンを獲得し、翌年の96年オーストラリアGPでウィリアムズから鮮烈なデビューを果たし翌年チャンピオン、99年にBARに移籍しゼロからチームを作り上げたが結果を残すことが出来ず最終戦で佐藤琢磨にシートを譲り、翌年はルノーから途中出走するも結果を残せず、05年にはザウバーに移籍、今期はザウバーを買収したBMWでレースを戦っていたがまたも途中でシートを喪失してしまう結果となってしまった。ただ、彼のF1に残した功績は少なくなく、ミハエルとの正面対決を演じたドライバーとして記憶に残り続けることだろう。

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 正直、私にとってヴィルヌーヴはあまり好きなドライバーではありませんでした。ただ、そのドライビング自体は他のドライバーとは明らかに異なった物を持っており、そういう意味ではやはりF1を代表するドライバーであることには違いないと思っています。

 鈴鹿サーキットのあらゆる場所で他のドライバーとは走行ラインが違うのです。最初の頃はタイムが伸びないのですが、あるタイミングからポンとタイム上位に名前が出る、その印象が非常に深いドライバーでした。チャンピオンドライバーだけに、このようなシート喪失は残念でなりませんが、どうしようもないでしょう。

 とりあえず、今年はしっかりと休んで来年以降のプランを色々練ってもらいたいものです。これで、ヴィルヌーヴもNASCAR移籍なんてことになれば、一足先に移籍が決定しているモントーヤと共にNASCARに参戦にNASCAR人気が急上昇する可能性は十分あるでしょうね。まだまだ、ヴィルヌーヴはやれるでしょうし、インディー・F1・NASCARのチャンピオンになり、DTMとルマン挙句の果てにはパリダカでも優勝を目指してもらいたいものです。

来期レッドブルは、クルサードとウェバー

レッドブル、来季クルサード&ウェバー体制確認 [FMortorsports.nifty]
レッドブル・レーシングのスポークスマンは、来シーズンの同チームのドライバー・ラインナップが噂のようにデビッド・クルサード(35歳:イギリス)&マーク・ウェバー(29歳:オーストラリア)という体制になることを確認した。

 まさか、このような早い段階でウェバーのレッドブル移籍が決定するとは思っていなかった。ウェバーはあくまでルノーへの移籍を目指していると考えていたのだが、どうやらウェバーは想像以上にブリアトーレを信頼し、自分自身も現実的な路線を取ることを考えていたようだ。また、このことによって、来期のレッドブルはルノーエンジンを搭載する可能性も高まったといえるだろう。

 それにしても、レッドブルの判断は早いという事がわかった。クルサードとウェバーそしてルノーエンジンという組み合わせをこの段階で判断するとは思っても居なかった。レッドブルは多くのドライバーを抱えており、また売り込みを行うドライバーも多いはずだ。

 マクラーレンから移籍してきたニューイのマシンがデビューしルノーエンジンを搭載。ドライバーは超ベテランのクルサードと、一発の速さを持ち合わせた中堅のウェバー。時期としては一歩早い判断となったのだが、ドライバーラインナップから考えても来期のレッドブルはダークフォース的な存在となるだろう。

デ・ラ・ロサは自ら道を切り開いた

メルセデス首脳、デ・ラ・ロサの活躍絶賛 [FMortorsports.nifty]
ノルベルト・ハウグ/メルセデス・モータースポーツ・ディレクター:デ・ラ・ロサのハンガロリンクでのレースは実にセンセーショナルなものだった。ああした混乱の中を、ベテランらしく実に冷静に最後までマシンを運び込んだのは素晴らしい。私は彼のドライビングを心から礼賛するよ

 バトンの初優勝によって、デ・ラ・ロサの2位表彰台の印象が薄くなってしまったことは否めないが、それでも復帰早々にしかもあのように荒れたレースの中できっちりと完走を果たした上での2位表彰台は賞賛に値する。事実、デ・ラ・ロサの猛追によってミハエルはリタイヤへのきっかけを生んでしまった可能性は十分にあるだろう。デ・ラ・ロサは十分に評価されるべきである。

 これまでも、テストドライバーとして多くのリターンをしてきたデ・ラ・ロサ。来期、GP2でチャンピオンとなると考えられている、ルイス・ハミルトンがそのまま昇格するという噂は根強いが、果たしてその選択は正しいのだろうか? 来期は、アロンソの移籍が決定しているが、そのパートナーとしてハミルトンを組ませることによって、マクラーレンは新規加入のドライバー同士がパートナーを組むという状況となってしまう。タダでさえここ数年マシンに問題が多発しがちだっただけに、マクラーレンのチームやマシンを熟知しているデ・ラ・ロサをレギュラーに据える価値は十分あるのではなかろうか?

 どちらにしても、今回のデ・ラ・ロサの2位表彰台は十分価値ある表彰台だったといえる。来年のマクラーレンのドライバー選択に十分影響を与える結果となるだろう。

2006年8月 7日

V10エンジンの規制緩和がもたらすこと

FIAのV10エンジン制限緩和案に他チーム反発 [FMortorsports.nifty]
現在はリストリクターによる吸気制限と共にエンジンの回転数を最大16,700回転までとしているが、これを公式予選時に限り17,000回転まで引き上げるというもの。FIAの説明によれば、シーズンと共に各エンジンは次々と進化しているにもかかわらず、V10のそれは止まったままなので格差が広がりつつあるからだとか。

 確かに、FIAの見解は一見納得できるような内容だとも言える。ただ、この制限つきエンジンを導入にいたったそもそもの経緯を考えれば、そのようなV10エンジンの規制緩和は適当では無いといえるだろう。現時点と開幕時点でこのエンジンを使用するトロ・ロッソの成績が著しく悪化しているといった理由があるのならまだしも、そのような雰囲気は無くむしろ成績は向上しているかのようにも見える。FIAは何を持って格差が広がりつつあると判断したのか根拠を示したうえで、全チームの判断を仰ぐべきだろう。

 もし、ここでV10エンジンの規制緩和がなされるとすれば、アグリやミッドランドにとっては厳しい展開が予想されるだろう。いや、そのような下位のチームのみならず、中段チームにとってもその300回転の回転数アップがもたらすパワーは脅威となる可能性を秘めている。ただ、現状では多くのチームがこの案に反対をしているようであり、実現するかどうかはわからない状況のようだ。

クビサ、失格の原因はウェットタイヤの磨耗

大活躍の新人クビサ、重量違反で失格処分に! [FMortorsports.nifty]
レーススチュワードによれば、レース後計測されたクビサのマシンは、規定の最低重量を約2キロも下回っていたという。結果、デビュー戦で7位入賞してポイントを獲得したクビサは失格処分に。
BMWザウバー抗議せず、「原因はタイヤの摩耗」 [FMortorsports.nifty]
規定以上にマシンが軽かった原因は、「タイヤの摩耗が予想以上に激しかったためで、いつものドライタイヤと異なり、今回使用されたウェットタイヤについて十分なデータを把握していなかったため」と、説明。

 ハンガリーGPにヴィルヌーヴの欠場に伴い参戦、予選ではチームメイトのハイドフェルドを上回り、決勝でのポイント獲得が期待されたBMWのクビサ。決勝は雨ということもあり、新人らしく混乱のレースとなってしまったが、最終的には7位入賞を果たした。しかし、レース後の車検で車重が最低重量に2kg足らないことが判明、レースを失格となってしまった。

 そして、その重量不足の原因がなんと、使用していたタイヤの磨耗が激しく、その分最低重量に届かなかったとのこと。このような原因でレースを失格となって例は聴いたことが無いが、チーム側とタイヤメーカーであるミシュランがきっちりと事態を把握していればこのような状況にはならなかったはずだろう。ただ、クビサにとっては非常に残念な結果であったといえるが、自身のポテンシャルは十分アピールでき、今後の将来に影響を及ぼす1戦となったことは事実だろう。

今後のホンダF1計画に極めて重要な影響を及ぼす勝利だ

『勝利の神』だ、福井威夫ホンダ社長 [FMortorsports.nifty]
純ホンダ・チームとしては1967年以来、実に39年ぶり、エンジン・サプライヤー時代を含めても1992年以来14年ぶりとなる歴史的快挙となったハンガリーGPの現場に、幸運にもホンダの福井威夫社長が居合わせた。

 ホンダの福井社長はもちろん毎戦レースに来ているわけではなく、今回のハンガリーGPも年間に何度か訪れるレースのうちの一つだったのだろう。予選で、バリチェロが3番手、バトンが4番手に入ったがバトンはエンジン交換のペナルティで中段からのスタートだった。しかも、ミハエルとアロンソというチャンピオン争いをしている二人がペナルティでスターティンググリッドでは下位に沈んでいることもあり、スタート時点ではまさか優勝、しかもバトンが優勝するとは夢にも思っていなかっただろう。

 それだけに、ホンダチームと共に福井社長の喜びもこれまでにないものとなっただろう。ホンダも福井社長は本田創始者である本田宗一郎に薫陶を受けた最後の社長と呼ばれており、本人は技術畑出身。このタイミングで勝利を得ることができたというのは、ある意味ホンダらしいエピソードとも言えるだろう。

 そして、この勝利はホンダの、正確には本田技研工業株式会社の社長である福井社長が居合わせたことは今後のホンダのF1活動に多大なる影響を及ぼすことだろう。今回の勝利によって、本田技研にどのような影響が出るか予想は難しいが、決してマイナスの印象にはならないだろう。本田技研工業のWebサイトもトップで今回の勝利を伝えており、そのインパクトの大きさを物語っている(本田技研工業のWebサイトは、厳格であることで有名であり、このような元々あったトップページのキービジュアルを変更することは異例中の異例である)。

 もちろん、本田技研工業としても一度の勝利で満足するような会社でないことは明白だ。今年は無理だが、来年以降のチャンピオンシップを目指し更なるチーム力向上に精力を注ぐことは間違いないだろう。初勝利を遂げた、バトンとチームには新たなプレッシャーがかかることも事実だ。ただ、それは、これまでのようなプレッシャーとは全く異なった頂点を目指すためのプレッシャーなのだ。

 F1で聞く君が代は、我々にこれまでにない興奮を覚えさせた。ぜひとも、我々の目の前で君が代を聞いてみたいものだ。ホンダチームにかかる期待とプレッシャーはどんどん大きくなることは間違いないだろう。そのプレッシャーに押しつぶされること無く、更なる上にある頂点を目指して欲しい。もちろん、それを鈴鹿で聞くことが出来れば最高の展開だといえるだろう。

2006年8月 6日

F1GP 2006 第13戦 ハンガリーGP Race Live

 当初予想した展開とは異なっていた、しかし、それはとてもドラマチックな結末だった。バトンは、アロンソに実力で勝ったに等しいといえるだろう、あの状況を見ている限りアロンソはポジションを守りきることは出来なかっただろうし、無理に守る必要はなかっただろう。バトンとホンダは実力で初勝利をもぎ取ったのだ。そして、2番手に入ったデ・ラ・ロサ、難しい状況に何度も直面した、それでも耐えに耐え走りきった結果は得がたい2番手ポディウムだ。そして、3番手に入ったハイドフェルド、このレースの中では最も他チームのトラブルの恩恵に与ったといえる。しかし、それはその時にそこを走っていた、その事実があってのこそでもあるのだ。

 チャンピオン争いの二人。アロンソはタイヤ交換時のトラブルだと言い切れるだろう、不可抗力だったといえる。また、最後の最後でガレージにマシンを収めてしまったミハエル。タイヤ選択的にはミスだったとも言えるだろう。それでも、最後の最後まで戦い抜いていただけに、このような結果は残念だといえるだろう。そして、途中までは独走勝利確実だと思われたライコネン。なぜ、あのタイミングでリウッツィに突っ込んでしまったかは現時点ではわからないが、どちらにしても避けることが出来たトラブルだったのではないだろうか? もし、そうでなければ、あのアクシデントの原因をはっきりとさせるべきだろう。

 チャンピオン争い的には、ポイント差は変わらずアロンソ有利が一歩進んだ、そういえるだろう。ミハエルからしてみれば、確実にポイント差を詰めることが出来ただけに、あのタイミングでマシンを止めてしまったのは痛恨だった。

 久々のイギリス国歌だった、そんなことを考えている間に、チームの国歌はどこが流れるのだろう? そう考えているうちに、聞き覚えのある、そう我々にとっては非常に聞き覚えのある国家が流れ始めた。私としては始めてのF1の舞台での国歌だ。その国歌、君が代が流れる中、言葉に出来ない感動を覚えた。今後、聞き慣れた国歌となるかもしれない、ホンダ、トヨタ、そしてアグリ、これからも君が代を聞かせてもらいたいものだ。

ホンダのバトン、初優勝遂げる!!
F1 第13戦ハンガリーGP 決勝結果
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// い、今宮さん泣いてないか、泣いてないか? 俺は泣いてるぞ、君がよぉ。
// き、君が代、、、君が代だ!!!!!!!!!!!!!!!!やべー、泣けてきた。
// バトン、デラロサ、ハイドフェルド、バリチェロ、クルサード、ラルフ、クビサ、マッサ
// ミハエル、モンテイロ、アルバース、スピード、トゥルーリ、琢磨
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// 優勝!バトン、ホンダ!!! すげー、すげー! ついにやったぜ!
// さー、バトン、ファイナルラップ!!! バトンとホンダが、バトンとホンダがぁついにぃ!!!
// ステアリングが効かない!なんだろおう????? エンジンストップ、あああー、ガレージイン!!!残り2周のところで何がおきたんだ???
// みはえる、ちょうスローダウン!なにがおきたんだ?なにがおきたんだ???
バトン-41.9-デ・ラ・ロサ-2.7-ミハエル-0.0-ハイドフェルド-7.5-バリチェロ
L66
// おっと、さっきのポイントで、デラロサがミハエルの前に出た! ぐあー、ハイドフェルドも着てるよ、ミハエル守りきれるか?
バトン-39.5-ミハエル-0.0-デ・ラ・ロサ-3.2-ハイドフェルド-6.4-バリチェロ
// だからー、デ・ラ・ロサ今のままじゃダメなんだから、もうちょっとスリップに入りなさい
L65
// 今の、ミハエルのコースアウトからの戻りで、デ・ラ・ロサを先に生かせなかったのはやばくないか? ペナルティ?
バトン-34.1-ミハエル-0.0-デ・ラ・ロサ-8.8-ハイドフェルド-5.6-バリチェロ
// デ・ラ・ロサ、スリップから抜けるのが早過ぎる、河合ちゃんの言うとおり
L64
1'25.106 マッサ // Firstest
バトン-30.3-ミハエル-0.0-デ・ラ・ロサ-9.7-ハイドフェルド-7.0-バリチェロ
L63
// うーん、デ・ラ・ロサ最終コーナーでつけるか???並んだ!、野ぶるか、だめでっす
バトン-26.9-ミハエル-0.0-デ・ラ・ロサ-11.9-ハイドフェルド-7.2-バリチェロ
L62
// きました、デラロサ、おおおお、いおくか?いくかーーー??むりむり-
バトン-23.8-ミハエル-2.9-デ・ラ・ロサ-11.5-ハイドフェルド-6.8-バリチェロ
L61
// ミハエルからすれば、デ・ラ・ロサにかわされるのはOK、ハイドフェルドを何とかブロック、この路線でしょう、今からタイヤ交換ではハイドフェルドにもかわされちゃうからね
バトン-20.7-ミハエル-4.1-デ・ラ・ロサ-12.7-ハイドフェルド-5.8-バリチェロ
L60
バトン-18.0-ミハエル-7.0-デ・ラ・ロサ-12.2-ハイドフェルド-5.0-バリチェロ
L59
バトン-16.1-ミハエル-8.6-デ・ラ・ロサ-11.7-ハイドフェルド-4.4-バリチェロ
L58
バトン-13.3-ミハエル-9.6-デ・ラ・ロサ-12.2-ハイドフェルド-1.7-バリチェロ
1'25.143 バトン // Firstest
L57
バトン-10.7-ミハエル-10.3-デ・ラ・ロサ-11.8-ハイドフェルド-0.4-バリチェロ
// ミハエルのタイヤが心配だ、難しいところだ
// バトンも25sec台
L56
1'25.614 デ・ラ・ロサ // Firstest
L55
// ハイドフェルド、pitin
1'27.540 デ・ラ・ロサ // Firstest
L54
// バトン、ピットイン、ドライタイヤ 6.1sec
バトン-28.0-ハイドフェルド-3.3-ミハエル-16.1-デ・ラ・ロサ
L53
// アロンソ、ミギリヤがちゃんとはまってなかったか、、、しゃれになってないよ、このミスは
// そして、バトン、こ、これは、、、、、、、、、、、、
// やべー、アロンソマジでやばいぜ
// あろんそおおおおお!!!!!!!!、ホイールナットが飛ぶ!!そのまま、リタイヤ!!!!!!!
// デラロサもピットイン
// バトン、トップ、守りきれるか?
// くあー、アロンソもドライで来るか、きたー、ドライだ!
// バリチェロ、ドライ
// バトン、すげー、すげーー!!
アロンソ-14.5-バトン-18.5-デ・ラ・ロサ-8.2-ハイドフェルド-4.6-ミハエル
1'27.884 バトン // Firstest
L50
// くはー、バトンすげー、これ、アロンソがピットインしたら入れ替わるんじゃん?
アロンソ-16.0-バトン-15.3-デ・ラ・ロサ-0.4-バリチェロ-8.2-ハイドフェルド-6.2-ミハエル
1'28.077 バトン // Firstest
L49
// バトン、ミハエルが28sec台、バトン、もしかすると、、、
アロンソ-18.3-バトン-11.3-デ・ラ・ロサ-0.5-バリチェロ-9.8-ハイドフェルド-8.1-ミハエル
L48
アロンソ-19.9-バトン-7.9-デ・ラ・ロサ-1.1-バリチェロ-10.5-ハイドフェルド-10.4-ミハエル
L47
L46
// ミハエル、ピットイン、タイヤそのまま
// バトン、ピットイン
アロンソ-0.4-バトン-24.9-デ・ラ・ロサ-2.3-バリチェロ-0.9-ミハエル
1'28.548 ミハエル // Firstest
L45
アロンソ-0.7-バトン-23.6-デ・ラ・ロサ-1.6-バリチェロ-5.9-ミハエル
1'28.985 ミハエル // Firstest
L44
// ミハエル、ハイドフェルドをサス
アロンソ-0.8-バトン-20.6-デ・ラ・ロサ-3.0-バリチェロ-9.9-ミハエル
L43
// ミハエルとハイドフェルド、ハイドフェルドぎりぎり守る!
アロンソ-1.9-バトン-16.5-デ・ラ・ロサ-3.6-バリチェロ-9.8-ハイドフェルド-0.2-ミハエル
1'29.053 ミハエル // Firstest
L42
// 乾き始めたブリヂストンが速い! 
アロンソ-2.5-バトン-15.5-デ・ラ・ロサ-4.6-バリチェロ-10.0-ハイドフェルド-1.2-ミハエル
1'29.053 ミハエル // Firstest
L41
1'31.489 バトン // Firstest
// スピードが、ドライタイヤに交換
L40
// ミハエル、クルサードをさした6番手
L39
// おー、ミハエルー、猛烈な復活か??
アロンソ-4.3-バトン-12.8-デ・ラ・ロサ-6.6-バリチェロ-7.8-ハイドフェルド-2.4-クルサード-0.5-ミハエル
1'31.787 ミハエル // Firstest
1'31.928 バトン // Firstest
L38
アロンソ-5.2-バトン-11.3-デ・ラ・ロサ-7.6-バリチェロ-4.2-ハイドフェルド-3.1-クルサード-3.9-ミハエル
L37
アロンソ-5.4-バトン-9.7-デ・ラ・ロサ-7.9-バリチェロ-2.7-ハイドフェルド-3.4-クルサード-6.4-ミハエル
1'32.440 バトン // Firstest
L36
アロンソ-5.5-バトン-8.1-デ・ラ・ロサ-7.1-バリチェロ-3.1-ハイドフェルド-1.9-クルサード-7.8-ミハエル
1'32.470 アロンソ // Firstest
L35
アロンソ-5.3-バトン-6.9-デ・ラ・ロサ-5.0-バリチェロ-4.3-ハイドフェルド-1.4-クルサード-8.0-ミハエル
1'32.954 バトン // Firstest
L34
アロンソ-9.1-バトン-4.8-デ・ラ・ロサ-3.3-バリチェロ-5.2-ハイドフェルド-1.0-クルサード-6.5-ミハエル
1'33.242 アロンソ // Firstest
L33
アロンソ-8.8-バトン-1.8-デラロサ-4.5-バリチェロ-2.1-ハイドフェルド-0.3-クルサード-4.8-ミハエル
L32
// ミハエル、スピン、、、復帰してますが、これは良くない、、、
// レース再開
L31
// アロンソ-16.8-ミハエル、路面はドライ方向に、一波乱あるかも
// お、次の周回でSC outです
L30
// アロンソ-25.1-ミハエル、挽回なるか?
アロンソ-バトン-デラロサ-バリチェロ-ハイドフェルド-クルサード-ミハエル-ラルフ
L28
// それにしても、ライコネンに何があったんだろう????
// これで、アロンソの独走は確定、いや決定です、トラブルがなければ
// デラロサがとりあえず避けられてよかった
// SC in!!!
// ライコネン、リウッツィに突っ込む! もちろん、リタイヤ
L26
アロンソ-39.0-ライコネン-0.8-デラロサ-8.9-バトン
L25
// 正直、ミハエルが変なことを考えないかどきどきしていました
// ミハエル、屈辱の周回遅れ、、、終わりました確実に
アロンソ-37.7-ライコネン-1.7-デラロサ-7.8-バトン
L24
// ミハエル、アロンソに周回遅れにされるか??
アロンソ-34.6-ライコネン-3.0-デラロサ-6.9-バトン
1'33.498 アロンソ // Firstest
L23
// アロンソは強いドライバーだなぁ、本当に
// アロンソ、自己ベスト
アロンソ-31.5-ライコネン-3.6-デラロサ-5.3-バトン
L22
// アロンソ、ペースが思いっきり戻ってきた、雨量が減ってきたのか
アロンソ-28.9-ライコネン-3.5-デラロサ-5.3-バトン
L21
// ロズベルグもクラッシュ、コースから消える
// むー、アロンソはライコネンより速く走れそうだなぁ
アロンソ-24.2-ライコネン-6.4-デラロサ-4.1-バトン
L20
// フィジケラ、イン
アロンソ-23.3-ライコネン-7.8-デラロサ-2.7-バトン
L19
アロンソ-25.4-ライコネン-8.9-デラロサ-1.2-バトン-5.3-フィジケラ
L18
// フィジケラ、単独スピン、壁にも接触、でも、タイム的には問題なさそう
// はぁー、こりゃアロンソが一人旅になっちゃうかなぁ、アロンソは予選最終まで行ってないから結構燃料積んでるからね
// ミハエル12secのピットストップ
// アロンソトップに
L17
// ライコネンピットストップ
// これは、ミハエル自滅、滑ってる確実に
// フィジケラ、ミハエル接触、ミハエルはフロントウィングを破損!!!!
L16
// デラロサが先にピットイン、デラロサが先じゃぁね
// フィジコが、もう一歩攻め切れないなぁ、若干接触
// むー、ライコネンのペースはどうなんだろう??
ライコネン-7.0-デ・ラ・ロサ-0.7-アロンソ-7.9-バトン-16.8-ミハエル-0.1-フィジケラ
LAP 15
// いや、違う、アロンソからしたらこれ以上無理する必要はないだけだ、プレッシャーをかけつづけて自滅を待ってるなぁ
// デ・ラ・ロサ、守ってるなぁ
ライコネン-7.7-デ・ラ・ロサ-0.6-アロンソ-8.0-バトン-15.0-ミハエル-0.7-フィジケラ
LAP 14
// 大雨やね
ライコネン-8.5-デ・ラ・ロサ-0.4-アロンソ-7.5-バトン-14.6-ミハエル-0.6-フィジケラ
LAP 13
// マッサ、ピットストップ、エクストリームウエット
ライコネン-7.3-デ・ラ・ロサ-1.0-アロンソ-7.7-バトン-12.6-ミハエル-0.6-フィジケラ
LAP 12
// ミハエルは絶望的な状況、、、
// 雨が再び強くなってきました
ライコネン-8.9-デ・ラ・ロサ-1.1-アロンソ-7.2-バトン-10.6-ミハエル-0.5-フィジケラ
LAP 11
// アロンソが、デラロサに襲い掛かる
ライコネン-8.8-デ・ラ・ロサ-0.7-アロンソ-7.4-バトン-9.6-ミハエル-0.4-フィジケラ
1'33.664 バトン // Firstest
LAP 10
// ライコネン、ペースが悪くなってきたなぁ
ライコネン-9.6-デ・ラ・ロサ-1.2-アロンソ-7.8-バトン-7.3-ミハエル-0.5-フィジケラ
LAP 9
ライコネン-10.5-デ・ラ・ロサ-1.9-アロンソ-7.9-バトン-5.4-ミハエル-0.7-フィジケラ
LAP 8
// クリエンクラッシュ
ライコネン-10.2-デ・ラ・ロサ-1.9-アロンソ-8,2-バトン-3.5-ミハエル-0.6-フィジケラ
1'33.690 ライコネン // Firstest
LAP 7
// あー、ブリヂストン~
// ミハエル、バトンにかわされる
// もー、ミハエルはアロンソをどうこうという状況じゃなくなってきてる
ライコネン-7.7-デ・ラ・ロサ-4.3-アロンソ-8,1-ミハエル-0.1-バトン-1.1-フィジケラ
1'34.105 アロンソ // Firstest
LAP 6
ライコネン-7.9-デ・ラ・ロサ-4.4-アロンソ
1'34.407 アロンソ // Firstest
LAP 5
// バリチェロピットイン、タイヤをノーマルウエットに
// デラロサ、バリチェロをパス、2番手
ライコネン-6.9-バリチェロ-0.7-デ・ラ・ロサ-5.0-アロンソ-2.7-ミハエル
1'34.425 ライコネン // Firstest
LAP 4
// もう、今回ばかりはミシュランユーザーが有利だな
// アロンソ、余裕のラインでミハエルをパス
ライコネン-4.0-バリチェロ-2.5-デ・ラ・ロサ-4.8-ミハエル-0.3-アロンソ
1'35.341 ライコネン // Firstest
LAP 3
// アロンソ、ミハエルを攻める、攻める、攻める!!!
ライコネン-2.4-バリチェロ-2.9-デ・ラ・ロサ-2.2-ミハエル-1.5-アロンソ
1'36.176 ライコネン // Firstest
LAP 2
// ウェバー、ストップ
// アロンソ、フィジコをかわす
ライコネン-0.8-バリチェロ-2.6-デ・ラ・ロサ-2.6-ミハエル-0.8-フィジケラ-1.7-アロンソ-0.5-マッサ
LAP 1
// マッサ、アロンソにかわされる、、、
// マッサ、終わった、っていうかミハエル4番手????
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// デラロサ、フォーメーションラップでスピン! 戻れました
// うわー、水しぶきすげー
// タダでさえ、ドラマチックな展開が予想されていたのに、さらに深く混乱状態だなぁ。
// クリエン、ピットスタートで、アロンソの前が空いてますー
// こりゃー、ライコネンぶっちぎりになるかなぁ
// ハンガリー、雨の決勝、、、
// 雨だったようです、今は止んでるけど、コースは完全ウェットです
// え? 雨ですか? ハンガリー?
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TRACK TEMP 31℃
AIR TEMP 22℃
WIND SPEED 1.2mps
HUMIDITY 58%
PRESSURE 982.4mBar

【クビカ】の表記を今後【クビサ】に改めます

 お世話様です、F1遅報の廣田です、暑いねー。

 それはそうと先週から各誌、BMWの【クビカ】の名前を【クビサ】と書くようになっています。これは、チームの広報からクビサの母国ポーランド語での音が【クビカ】よりも【クビサ】の方が近いとの指摘があったためだそうです(トーチュウ情報)。よって、今後F1遅報でも表記は【クビサ】で統一することと致します。

 ヴィルヌーヴの負傷に伴い、急遽レースに出場することになったクビサ。日本での報道ではほとんどがクビカと記していただけに、チームとしても直すタイミングとしてはベストだと判断したのでしょうね。そこまでするということは、やはりクビサがレギュラードライバーとして定着するということなのか、と、深読みをしてしまいそうです。

赤旗と黄旗の違いという事なのか?

フェラーリ首脳、一貫性のない審判を非難 [FMortorsports.nifty]
ロス・ブラウン/テクニカル・ディレクター:確かにシューマッハは不必要なエラーをした。それは認める。しかし、彼に下されたペナルティが公正なものであるとは思えないんだ。アロンソは複数の規則違反を犯したのに対し、シューマッハはただ一度だけだよ。それが同じく2秒の加算というのは理解できないね。

 アロンソは黄旗無視を一回と走路妨害、その両方で2秒加算のペナルティ、一方のミハエルは赤旗を無視したことによって2秒加算のペナルティとなった。黄旗と赤旗の重みの違いが、ミハエルにアロンソに比べて2倍のペナルティを課せられたということなのだろう。そう考えればミハエルに2秒のペナルティが与えられたことは、適当と考えられることも出来るがどうだろうか?

 むしろ、ロス・ブラウンが主張すべきは、ミハエルが赤旗無視となってしまった原因と思われるアロンソの動きに対して何らかのクレームをつけるべきだと思うのだが...。しかし、これはこれで客観的に判断を下すことが容易ではないため、いくらアピールしても受け入れられる可能性は低いと考えたのだろうか? どちらにしても、この判断が覆るチャンスは既に失っており、ミハエル-フェラーリは決勝レースでの巻き返しで、アロンソとのポイント差を埋めるしかないだろう。

クビサ、デビュー戦とは思えない落ち着きぶりだ

クビサ、初レースを前に「決勝にも自信あり」 [FMortorsports.nifty]
それでもハイドフェルドよりも速いとはちょっと驚いたけどね。最後はちょっと差があったけれど、これは多分戦略の違いだろうね。僕らは決勝レースに焦点を合わせているから自信がある、明日が楽しみだよ

 チームメイト、それもスピードではある程度定評があるハイドフェルドよりも速いタイムをたたき出したのにもかかわらず、この落ち着き払ったコメントに21歳でデビュー戦となるルーキーの言葉とは思えない感覚を覚えた。実際、レースでの戦略がどのように異なっているかは知る由も無いが、これで決勝レースもハイドフェルドを上回ることになれば、来期のシートへ最高のアピールとなることは間違いないだろう。

 たまたま、ヴィルヌーヴが欠場したことに伴い出場の機会を得たが、BMWチーム内では様々な動きがあることも事実であり、ここでクビサがどのような結果を出すかによって、次戦以降も出場できる可能性は十分あるといえる。どのようなきっかけにしても、チャンスを得たことは事実。きっちりと結果を残してもらいたいところだろう。

ヴィルヌーヴは再びF1マシンを駆ることができるだろうか

ビルニューブに再びNASCAR転向の噂 [FMortorsports.nifty]
2007年はとりあえずNASCARのマイナー・シリーズである『ブッシュ・シリーズ』に参戦。1年間の経験を積んだあとビルニューブは、2008年に最高峰である『ネクステル・カップ・シリーズ』にチャレンジするという青写真まですでに出来ているのだという。

 ヴィルヌーヴは今回のハンガリーGPを欠場しており、様々な憶測が飛び交っているがその流れから再びNASCARへの転向が噂されているようだ。欠場までの流れは既に伝えたとおりだが、クビサ(クビカ)が予選でハイドフェルドを上回るタイムを出していることもあり、今期も含めBMWのシートにクビサが収まる可能性は高まったといえるだろう。

 ヴィルヌーヴは来期以降もF1参戦を最優先としていたようだが、それを確実に出来る実績は今のところ残すことが出来ていない。レッドブルのクルサードのようにチームメイトを上回るポイント獲得をしているのならともかく、ハイドフェルドにダブルスコア近い差をつけられている状況では厳しい現実となってしまっても致し方ないといえるだろう。

ライコネンは今季初勝利できるか

PPライコネン、「今度は少燃料じゃない」 [FMortorsports.nifty]
マーティン・ウィットマーシュ/マクラーレンCEO:先週とは違うよ。今回ライコネンのマシンは十分な燃料を搭載したうえでの予選アタックだった。だから十分に勝算のあるレース戦略の上に立ったポール獲得ということだよ

 ライコネンとマクラーレンが速さを取り戻したことは十分実感できた。ただ、問題はマシン、それに尽きるだろう。厳しい戦いが強いられるハンガロリンクだけに、マクラーレンのマシンが息絶えてしまう、そのような展開だけは避けてもらいたいものだ。

 ライコネンとしても、また、マクラーレンとしても来期以降のアピールのためにも勝てるレースは確実に勝っておきたい、その想いは強いだろう。決勝レースではもちろん、勝てる戦略で望むはずだ。ライコネンからしてみれば、マッサを抑えきることは容易ともいえる。ポディウムの真ん中に立つライコネンを久々に観ることができる、そう期待しよう。

琢磨、ペナルティの恩恵に与る

佐藤琢磨、グリッド19番手にアップ [FMortorsports.nifty]
これはトロ・ロッソのスコット・スピードが、公式予選セッション『Q1』中に他車を故意にブロックしたとして最速タイム取り消しのペナルティを受けたため。

 初日のアロンソ、2日目のミハエルに続き、予選中にスピードが立て続けにペナルティを受けることになった。そのスピードのペナルティによって恩恵に与ることになったのが、予選20番手となっていたアグリの琢磨だ。コンディションのよい奇数列スタートとなり、琢磨得意のロケットスタートに期待できそうだ。

 それにしても、ここハンガロリンクでは番狂わせな事態が続いている。初日からこの時期のハンガリーっぽくない涼しい気候に加え、初日からペナルティ尽くし。チャンピオン争いの二人に課せられたペナルティがどのような影響を及ぼすのだろうか。決勝レースでも、何かが起きそうなハンガリーGPだ。

ライコネンのポールは何を意味するのだろうか

キミ・ライコネン、連続ポールポジション獲得 [FMortorsports.nifty]
大本命のシューマッハ&アロンソ2台が欠けたハンガリーGP公式予選の最終ピリオドは、マクラーレンのライコネンが最後にフェラーリのマッサを逆転してドイツに続き2戦連続のポールポジション獲得、ハンガリーGP2連勝に向けて最善のグリッドを獲得した。

 非常に奇妙な予選となってしまった、ハンガリーGP。初日、2日目のアロンソとミハエルのペナルティにより、お互いに予選の全ピリオドのタイムに2秒加算されるという予想外の事態、両者共に2ndピリオドで予選から消えることとなった。

 そのような状況の中、きっちりと仕事をこなしたのはマクラーレンのライコネン。前戦、ドイツGPでの想定外のポールポジションに続き2戦連続ポールとなった。タイム的には、ミハエルが2ndピリオドでたたき出した1'18.875がずば抜けているが、ミハエルのチームメイトでフェラーリのマッサをコンマ3秒近い差で押さえ込んでのポールは十分な価値だろう。決勝ではライコネンがマッサを抑えきれば十分に勝てるレースが予想される。また、マッサからしてみれば自身がライコネンを上回り勝利を手中に収めることよりは、ミハエルに1ポイントでも多くのポイントを獲得させるための戦略、裏を返せばアロンソに1ポイントでもおおポイントを獲得させない戦略、を優先させることのほうが重要だろう。

 続いて3番手に来たのは、ホンダのバリチェロ、4番手にもホンダのバトンが入ったがエンジン交換ペナルティのため10番手降格となっている。繰上げで4番手デ・ラ・ロサ、5番手にはウェバーが入り1stピリオドで予選を終えたロズベルグとの差をアピールする結果となった。以下、6番手以降はラルフ、フィジケラ、トゥルーリ、クビサ、ハイドフェルドまでがトップ10。ペナルティで2ndピリオドで共に消えたチャンピオン争いの二人、ミハエルは11番手となり、アロンソは15番手となった。

 一方、アグリの琢磨は20番手のタイムだったが、こちらはスピードのペナルティの影響でグリッドは19番手となった。左近は今回も最下位のタイムに終わった。

 チャンピオン争いの二人にペナルティが課せられることがわかった瞬間、ライコネンのポールは誰もが予想しただろう。その予想通り、ライコネンはポールポジションを獲得し、チャンピオン争いをしている2人がトップ10に入ることができないという、異常な状況となった。非常に抜きにくいサーキットである、ハンガロリンクだけに両者はポイント獲得を目指すことになるが、11番手のミハエルはともかく15番手のアロンソにとってはポイント獲得でさえ困難な状況といえるだろう。
 ポールのライコネンはスタートでマッサを抑えきることさえ出来れば、この久々の勝利をつかみとることが出来そうだが、自身の力ではどうすることも出来ないマシントラブルの不安がよぎる。また、2番手のマッサはともかく、8番手のフィジケラが出来ることといえばとにかくミハエルをブロックし続けることだけだろう。

 正直、このタイミングでこのような展開を見ることが出来るとは予想できなかった。これは私の妄想でしかないのだが、どうにも出来すぎた展開だけに創り出された演出の気がしてならない。チャンピオン争いの両者にリスクのあるレースをさせ、トップはトップで今年未勝利のライコネンと初優勝を目指すマッサを戦わせる。ファンから見たら見ごたえのあるレースとなり十分楽しめそうなのだが、チャンピオンの2人に共にペナルティが課せられた点がどうしてもにおうのだ。

 もちろん、演出された展開である証拠はどこにもなく、我々としたらこのレースを見守ることしか出来ない。十分見ごたえのあるレースとなることは明らかだ。本日の決勝は、記憶に残るレースになるだろう。

ミハエルにもアロンソ同様のペナルティ

シューマッハにもペナルティ [FMortorsports.nifty]
さきほど行われたフリー走行2日目のセッションでバトンのストップによる赤旗中断が出た際に、シューマッハが他車を追い抜いたというもの。ペナルティはアロンソと同様、予選各ピリオドで最速タイムに2秒加算される。

 初日のアロンソに続き、今度はミハエルにペナルティが課される結果となった。ミハエルのペナルティは、赤旗中の他車を追い越したものによるが、ミハエルのコメントからは何らかの出来事が伺えそうだ。

ミハエル:今朝何が起きたのか、長ったらしい説明はしないことにするよ。リプレイを見れば、皆がそれぞれ独自の見解が出てくる可能性がある。僕としてはむしろ明日のレースに向けた準備にひたすら集中することにしたいものだ。

赤旗中にアロンソが急ブレーキを踏んだあおりを受けて、クビサとアロンソを追い抜いてしまったというのが実情のようだが、レーススチュワードはミハエルにもアロンソ同様の予選全ピリオドで2秒のタイム加算のペナルティを与えた。ミハエルからしてみれば抗議する余地も十分ありそうだが、本人のコメントにもあるように、レースへの準備に集中したいとのことだ。

 アロンソが故意でこのような行為に出たわけではないと信じたいところだが、ドイツGPでのミハエルの行為もあり、様々なシーンでチャンピオン争いのつばぜり合いが繰り広げられているようだ。

2006年8月 5日

アロンソにペナルティ!

アロンソに大きなペナルティ! [FMortorsports.nifty]
アロンソは4日行われたフリー走行セッション中、イエローフラッグが振られていたにもかかわらず、レッドブルのロバート・ドーンボスを追い越したというもの。
アロンソ、『走路妨害』も取られた [FMortorsports.nifty]
フェルナンド・アロンソ(ルノー)に対するペナルティは、イエローコーション中にロバート・ドーンボス(レッドブル)を追い抜いただけでなく、故意にドーンボスの前でマシンをスローダウン、走行を妨害したことも考慮されたという。

 アロンソに予想外のペナルティが課されてしまった。4日のフリー走行中、黄旗追い越し禁止区間で、ドーンボスを追い越し、さらにドーンボスの前でマシンをスローダウンし走行妨害を行ったというのがこのペナルティの原因だ。この結果、アロンソには予選の各ピリオドのタイムに2秒加算されることとなり、トップ10に入るのは非常に困難な状況だといえるだろう。

ブリアトーレが怒るのも無理はない

「タイトルを奪い取ろうというのか」、ルノー代表 [FMortorsports.nifty]
マス・ダンパーはメカニカル・デバイスであると認めた癖に、今になって空力デバイスだとシーズン途中にルールを変える。その次はアロンソに対するこの一方的な処分だ。おかしいだろ、そもそもFIAは仲裁人であるべきなんだ。ところが彼らはわれわれと戦おうとしている。馬鹿々々しい、彼らはわれわれからタイトルを奪い取ろうというのか

 マスダンパーの使用禁止に続き、アロンソに課せられたペナルティ(黄旗無視&走路妨害で予選タイムに2秒加算)、立て続けにルノーに降りかかってきた出来事を考えればブリアトーレが怒るのは無理もないだろう。ただ、怒っているだけではどうにもならない。マスダンパーの使用禁止がシーズン中に課せられたのは、確かに不平等ともいえるがそれならば適当な手段でそれは納得できないとアピールすべきなのだ。また、アロンソのペナルティについては、その現場を見ていたわけではないのでなんともいえないのだが、本当に黄旗無視をし走路妨害をしたのなら致し方ないだろう。

 今、ルノーを助けることを出来るのはブリアトーレ本人なのだ。困難な状況を覆し、アロンソとルノーに2連連続のタイトルを与えるためにも、頑張ってもらいたいものだ。

ミハエルはまだ判断していないはずだ

シューマッハ、すっかり引退の雰囲気に [FMortorsports.nifty]
その決定的な要因は、やはりイタリアやイギリスの専門誌がこのところ相次いで報じたロス・ブラウン/テクニカル・ディレクターの今季限りでの引退というもの。これが、これまでベネトンやフェラーリでブラウン氏と蜜月時代を共にしてきたシューマッハにも引退の引き金になるという見方が強まっているからだ。

 ロス・ブラウンの引退の噂が引き金となり、ミハエルの引退説が俄かに強まりつつあるのだが、ミハエルは現時点では何も決めていないと予想される。ミハエルにとって最も重要な事柄は今期のタイトルのことだけであり、来期のことは引退・続行については何も決めていないだろう。常々、書き続けてきたことなのだが、ミハエルが今期タイトルを獲得した場合は引退の可能性が強いだろう。タイトルを逃した場合は現役続行の可能性もあるが、引退する可能性も無くはない。どちらにしても、それはチャンピオンを獲得できるかにかかっており、それが判明するまではこのことについてミハエルは口にすることはないだろう。

 ミハエルは多くのチャンピオンの引き際を見てきている。マンセル、プロスト、セナ、ミハエルから見れば先輩に当たるドライバー達の引き際は全く異なっている。92年のタイトル獲得後、何度となくF1に戻ってきたマンセル。93年にF1復帰・チャンピオン獲得・引退、ときわめてきれいな引き際を演出したプロスト。そして、94年F1界全体に衝撃を与えたセナの死。また、同じ時期にチャンピオンを争ったドライバー達の引き際、ハッキネンの休養宣言からの引退、ヒルのチャンピオン獲得後も様々なチームで走り、静かに引退していった様。ミハエルは、これまでのどのドライバーよりもチャンピオンの引き際を見ているのだ。

 そのミハエルがどのような引き際をイメージしているのだろう。私が想像する限り、ミハエルの引退はプロストのそれに最も近いものをイメージしているのではなかろうか。そう考えれば、今期チャンピオンを獲得したのなら引退する流れはぴったりとイメージに合うのだ。

 ミハエルがどのような決断を下すのか現時点では全くわからない。ただ、一ついえることは来年のことより今目前にある戦いを楽しむことが重要だろう。今年のチャンピオンシップは、来年のミハエルの去就以上にわからない状況なのだから...。

ブリアトーレの思惑は如何に

ウェバー、「すべてはブリアトーレ氏の手に」 [FMortorsports.nifty]
もし噂のようにルノーからレッドブル・レーシングへのエンジン供給が実現した場合、同時にドライバーの起用にもルノーが関与することが考えられる。自身のマネージャーとの関係ブリアトーレ氏に委ねるウェバーにとって、その行き先はすべてブリアトーレ氏の思惑に掛かっていると言えそうだ。

 先日発表のあったウェーバーの離脱に絡む憶測が広がっている。というのも、ウェバーのマネージャーがブリアトーレであることに端を発するのだが、ブリアトーレ自身のコメントがまったく出ていないだけにどのような結果となるのか予想が出来ない状況だ。

 本来、ブリアトーレがウェバーに対して絶大なる信頼を置いているのなら、ルノーへの移籍を決定しフィジケラと共にジョイントナンバーワンでチャンピオンを目指させるのが当然だろう。ただ、現時点ではその流れよりも、ルノーエンジンと共にレッドブルへのレンタル移籍、などの噂が主流だ。キャリアから言えばルノーのテストドライバーコバライネンをレッドブルにレンタルするほうが理にかなっていると思うのだが、はっきりしない状況が続いている。

 また、ウェバーの移籍先が定まらないもう一つの要因としてライコネンの去就がある。ルノーとしてみれば、ライコネンを獲得することが出来ればアロンソに代わるエースに据えることは間違いなく、最良の選択肢だといえるだろう。ただ、未だにライコネンのフェラーリ入りの噂は強い、そもそもこれらのドライバー市場はミハエルの去就次第でもあり、ウェバーの移籍先はそう簡単にははっきりしないと予想される。

2006年8月 4日

F1GP 2006 第12戦 ハンガリーGP Friday Practice 1 Live

// ライコネン、デビッドソン、ミハエル、デラロサ、ヴルツ、バリチェロ、バトン、ドーンボス、トゥルーリ、ウィンケルホック、ジャニ、リウッツィ、スピード、アルバース、モンテイロ、琢磨、ラルフ、左近
// ・ハンガリーGPフリー走行1回目はライコネン!
// ・F1 第13戦ハンガリーGP フリー走行1回目
// デ・ラ・ロサも調子出てきたなぁ
1'22.730 デ・ラ・ロサ // 4th
// ふおー、ライコネンが5週でトップタイムをゲット
1'21.624 ライコネン // TOP, gap 0.772
[19:00]
1'22.499 ミハエル // 2nd
[18:59]
1'22.805 ライコネン // 2nd, gap 0.409
1'23.659 バトン // 5th, gap 1.263
[18:58]
1'23.166 ミハエル // 3rd, gap 0.770
[18:57]
1'23.553 バリチェロ // 3rd, gap 1.157
1'22.396 デビッドソン // TOP, gap 0.545
[18:55]
// おー、終盤になって一斉にアタック開始ですぜ
1'26.503 トゥルーリ // 6th, gap 3.562
[18:52]
1'27.326 トゥルーリ // 6th, gap 4.385
[18:51]
1'29.765 琢磨 // 6th, gap 6.824
[18:49]
// 琢磨、アタック中
1'30.525 左近 // 6th, gap 7.584
[18:47]
1'31.705 左近 // 6th, gap 8.764
[18:45]
1'22.941 ヴルツ // TOP, gap 0.743
1'32.558 左近 // 6th, gap 9.617
[18:42]
1'35.295 左近 // 6th, gap 11.611
[18:41]
// あーやっぱりチェックラップのみなのねぇアロンソ。あ、左近が来たぜ、アタックに行ったみたいです。
[18:39]
// お、アロンソ登場
[18:37]
// ドーンボスとウィンケルホックが走行中、凪。
[18:35]
// あ、今度はTシャツ野郎がコースインです
// うひー、琢磨と同様チェックラップのみで戻っちゃった、、、
// お、左近がコースインです
[18:31]
// そう考えると、金曜日ほとんど走行しない的なBMWなので、クビカにとってはきついかも。そういえば、ポーランドとハンガリーって近いよねぇ。母国応援団も殺到していることでしょう、すばらしい。
// おー、来た来た、デビッドソンも負けじとタイム更新。クビカもかかってこいやー、あ、だめだ。クビカってここはレギュラードライバーとして走るもんね。
1'23.684 デビッドソン // TOP, gap 0.863
[18:24]
// 来期からのレギュラー復帰で威勢がいい感じだねぇ、一方デビッドソンからしたらうらやましくてしょうがないんだろうなー
1'24.547 ヴルツ // TOP, gap 1.648
[18:22]
// お、デビッドソンも復帰
// おー、ヴルツいいタイムだー
// ヴルツのみ走行中ー
[18:21]
// あー、引き続き地味な感じ。現在はウィンケルホック(あってるかなぁ)のみ走行中。アグリは大丈夫か?
1'28.540 ウィンケルホック // 4th, gap 2.345
[18:18]
1'26.549 ドーンボス // 2nd, gap 0.354
[18:16]
1'30.189 ウィンケルホック // 4th, gap 3.994
// トゥルーリがコースインしたけど、チェックラップのみ
[18:15]
1'27.936 ドーンボス // 3rd, gap 1.741
[18:14]
// なんか、相変わらずの金曜日って感じで地味だなぁ
1'33.227 ウィンケルホック // 4th, gap 7.032
[18:13]
1'31.279 ドーンボス // 3rd, gap 5.084
1'38.091 ウィンケルホック // 4th, gap 11.896
1'36.465 ジャニ // 3rd, gap 10.270
[18:12]
1'26.195 デビッドソン // TOP, gap 0.373
[18:10]
1'26.583 デビッドソン // 2nd, gap 0.015
[18:09]
// 現在、ヴルツが26.568でトップ、1.442秒差でデビッドソンが2番手、共に6周終了
[18:08]
// 琢磨、チェックラップのみでピットに戻りました
// 琢磨、コースイン
[18:07]
// コースインしているのはヴルツとデビッドソンの2台、それ以外にジャニ、ウィンケルホック、ドーンボス、ライコネン、デラロサがチェックラップを1周
[18:06]
// 気温低いなぁ、これってブリヂストンにとっては不利になる、というよりはミシュランが有利になるかも
---
TRACK TEMP 24℃
AIR TEMP 18℃
WIND SPEED 1.1mps
HUMIDITY 84%
PRESSURE 977.3mBar

左近が琢磨から得られるものは少なくないだろう

佐藤琢磨、山本左近にコースのレクチャー [FMortorsports.nifty]
前戦ホッケンハイムでF1デビューを果たした『スーパー・アグリ・F1』の山本左近にとっては、今週のハンガロリンクはまったくの初体験コースだからなおさらのこと。チームの先輩である佐藤琢磨に伴われコースを1周、しっかりとポイントのレクチャーを受けていた。

 左近からしてみれば、琢磨は同じ日本人ドライバーの先輩でもあり、目標でもある。ただ、既にF1に参戦し5年目となる琢磨から学べることは十分すぎるほどあるはずだ。二人とも英語は堪能であるが、日本から遠く離れたヨーロッパの国で母国語である日本語でドライビングのことを話すことが出来るのは、左近からしてみればこれ以上無いメリットでもあるだろう。

 左近は参戦当初から琢磨を追い抜くことを明言しているが、得られるものは得るという姿勢は極めて重要だといえるだろう。生きのよい若手の登場は琢磨にとっても悪い影響は無く、モチベーションアップにつながるといえるだろう。

F1遅報公式事業・鈴鹿F1継続宣言!

 こんばんわ、いやいやおはようございますだね、F1遅報の廣田西五です。

 どうやら、鈴鹿、今年がとりあえず区切りになっちゃうみたいです。20年目なのにねぇ、FOAも世知辛いねぇー。でも、トヨタだって色々頑張ってきたのは事実だし、バーニーだってロボットじゃないんだから、ホンダにも鈴鹿にも愛着が無いわけじゃないことはわかっています、無論ホンダは当然、いや然り。鈴鹿が来年のF1から消えちゃうことは残念で、本当に残念でならないのだけど、常々私が申し上げていたことを実行に移したいと思います。

 地味な始まり方ではありますが、本日を持ってF1遅報は来期以降鈴鹿をF1のカレンダーに残すべく、最大限の活動をすると宣言させてもらいます。鈴鹿というサーキットで開催されるレースを失うことがどれだけF1にとっての損失かをアピールしつつ、鈴鹿がカレンダーにあるF1を模索してもらうべく提案をしたいと考えています。ハロー、バーニー。

 富士=トヨタとケンカをするつもりはもちろんありません、彼らにとってもF1開催は悲願のはずです。富士SWは素晴らしいサーキットになりました、それは自分でサーキット脇を歩いて実感しています。鈴鹿とは全く異なる、非常に魅力的なサーキットであり、F1ドライバーに走ってもらいたいサーキットなのです。私は、自分の足で歩き、コースを見ながらそれを実感しました。あの、長い直線の最後にある1コーナー、急激に高度を下げリズム感が要求されるコーナーの連続を抜けた後に現れる、急上昇の低速セクション、富士SWは素晴らしいサーキットだ。それを知っていることも事実なのです。

 でも、それでも、日本には鈴鹿があるのです。あの難しい、我々からは全く想像できない難しいS字があり、逆バンクがあり、デグナーがあるのです。立体交差のトンネルを抜ければ、急激なヘアピンがあり、200Rを抜けてスプーン、そして最大の山場へとつながるバックストレートです。その先には130Rという、かつては名の通りだったコーナーがあり、カシオトライアングルと呼ばれ数々のシーンを演出したシケインがあり、そこを駆け抜けたマシーン達はホームストレートへと向かいます。そのホームストレートの先では、これまで何度も、いやこれからだって何度でもドラマが演出されるはずの1コーナーがあるのです。

 鈴鹿を残さなくてはならないのです、それは我々のためじゃない、F1のためなんだ。そう、信じて、私は鈴鹿をF1のカレンダーに残すべく活動を宣言します。もちろん、私の力だけではどうにもならないことはわかっています。だからこそ、このブログにこのようなエントリを書き、私の意見に賛同するF1ファンの意思を何らかの形で伝えたいと思いました。方法論はまだ定まっていません。ただ、鈴鹿を残すことが出来ることならなんでもしたいと考えています。

 以上、鈴鹿で初めてF1を観戦しその魅力に取り付かれたF1遅報編集長 廣田西五の宣言です。ぜひとも、ご意見をお寄せください。

 正直、このエントリーを書くことは憚られました。ただ、現実では鈴鹿の開催が不可能に近くなってしまった今だからこそ、声を上げなければならないと自覚しました。このエントリは、今後も発展していきます。皆様のコメントをお待ちしております。

2006年8月 3日

ウェバーの去就は、ブリアトーレ次第だろう

「ウェバーはいいオファー待っている」と、父親 [FMortorsports.nifty]
最高なのはルノーないしマクラーレンへの移籍だとか。しかしこれには当然ながらキミ・ライコネンの去就が大きく関係。またそれにはミハエル・シューマッハが現役続行するのかどうかが深く影響するということで、すべてがまずシューマッハの発表次第であるようだ。また、それらが駄目でもすでにレッドブルかBMWザウバーとも話をしているというのだが、「早ければ来週にも発表できるかも知れないよ」と、ウェバー・パパは気を持たせている。

 ウェバーの去就について父親がコメントしているとのことだが、待っていては朗報などこないだろう。現時点では、ウェバーの去就はマネージャーであるブリアトーレにかかっているともいえるだろうが、たとえライコネンがルノーに移籍しなかったとしても、ルノーがウェバーを選択する可能性はそれほど高いとは言えないだろう。どちらにしても、ルノーに移籍するということになればその発表はミハエルの去就がはっきりした後ということになるはずだろう。

 正直、ブリアトーレのウェバーに対する評価がいまいち読み取れない。ブリアトーレがウェバーに対して絶大なる評価をしているのなら、文句なしにルノーに移籍するはずだがそのような状況ではない。ウィリアムズに送り込んで以降の2年間、ウェバーのというよりはウィリアムズの不振によって正当な評価を出すことができていない状況でもあり、ウェバーへの評価は誰もが頭を抱えるもののうちの一つだといってもよいだろう。マネージメントを務めているブリアトーレでさえ同様の状況であることが、この状況をさらに複雑化させているようにもみることができる。

 昨年はウィリアムズでBMWエンジンを使用していたということもあり、BMWへの移籍という選択肢が最も現実的だとは思えるが、当のBMWはヴィルヌーヴ問題でそれどころではないだろう。また、レッドブルにしても多くのドライバーを抱えている関係上、いまいち地味なウェバーにオファーを出すとは考えにくい。

 このような状況下では1週間で結果が出ることはまず考えられず、またそれらは全てブリアトーレ次第だろう。ただ、ブリアトーレは来期のルノーのラインナップの件で、ウェバーどころではないのかもしれないことが最も心配だ。

モントーヤ、F1参戦を振り返る

モントーヤ、「ルノーから話あれば別の結論も」 [FMortorsports.nifty]
、もしもフェラーリかルノーからの話を誰かが持ってきてくれたとしたら、結論は異なったものになっていたかも知れないけど、でもそういうことはなかったということさ。

 元記事のタイトルから、モントーヤがルノーから話があればF1に復帰するのか? という印象を受けそうだが、モントーヤが5年間参戦していたF1に対す感想に関する記事だ。フェラーリやルノーから話があれば、というくだりがあるのだが、残念ながらモントーヤ自身にはそれらのチームから声をかけられる魅力に欠けていたということなのだろう。

 マクラーレンで同じく苦戦を強いられていたライコネンと比べても、ライコネンはモントーヤが口にしたチームからの誘いがあり、モントーヤにはそれが無かったのだ。確かに、マクラーレン時代のモントーヤはライコネンと比較する限り、魅力的なドライバーには映らなかったといっても過言ではないだろう。もちろん、マクラーレンというチーム自体の不振と無関係というわけではないが、ライコネンと比較してしまうとその差は明らかだ。

 どちらにしても、モントーヤには来年からの新天地で活躍をしてもらいたいものだ。

タイセン、戸惑いのコメント

BMW首脳、「ビルニューブの体調不良 聞いていた」 [FMortorsports.nifty]
それはレース終了後、チームあるいはビルニューブ自身からそのような体調不良というニュースは何らこれまで伝えられていなかったからだ。こうしたメディアの指摘を受け、同チームのマリオ・タイセン/ディレクターがさっそく反応、ホッケンハイムでのレース後にビルニューブからそうした訴えを受けていたと、チームのステートメントを修正した。

 もし、ヴィルヌーヴが問題なく復帰するのなら、メディアのコメントなど無視しておけばよいのだ。あえて、この時点でメディアのコメントを否定するようなコメントをしている時点で、より懐疑の視線で見られる結果になるだけだろう。

 ヴィルヌーヴのことなので、もし本当に更迭されたとしたなら本人が何らかのコメントをするのは時間の問題だ。とりあえず、今週末はクビカがBMWのマシンを走らせるということは事実であり、ヴィルヌーヴの問題についても時間がたてば明らかになることだろう。

BMW、ヴィルヌーヴの代わりにクビカを起用

ビルニューブ、ハンガリーGP クビカと交代! [FMortorsports.nifty]
『BMWザウバーF1』チームは、1日(火)今週行われるハンガリーGPで、ジャック・ビルニューブに代えて同チームの第3ドライバー&テストドライバーであるロバート・クビカ(21歳:ポーランド)を起用することを明らかにした。

 チームからのリリースでは、ドイツGPでのクラッシュの影響を考慮して、クビカに交代するとの内容だが、ヴィルヌーヴ本人へのダメージがそこまでとは考えづらく、額面通り受け取るわけにはいかなさそうだ。

しかしこのクラッシュは外目にはそれほど大きなアクシデントとは思えないもので、もしこれが事実上の更迭であれば、来季残留を目指すビルニューブにとって大きなダメージになりそうだ。

 もし、この時点で更迭されてしまったとすれば、もはや来期ヴィルヌーヴがBMWのシートに収まる可能性は無いに等しいだろう。クビカがこの後実績を残せなかったとしても、BMWのシートに納まりたいドライバーは数知れず、BMWからすれば選択肢はいくらでもあるのだ。

 また、ヴィルヌーヴの更迭を裏付けるかのように、マリオ・タイセンはこのようなコメントをしている。

BMW首脳、「残りシーズンのドライバー不明」 [FMortorsports.nifty]
いま決まっているのはハンガリーGPでクビカが走るということだけ。彼はこれまで金曜日のセッションでチームに傑出した印象を与えているから期待している。しかしシーズンの残り、そして来シーズンについてはまったく何も決まっていない

 これは、もはやヴィルヌーヴを更迭したと言っているのと同等だと考えてよいだろう。今シーズン7ポイントと、チームメイトのハイドフェルドに遅れを取っていることも事実であり、クラッシュをきっかけにBMWが決断を下したと考えてよさそうだ。

 一方のクビカはこのラッキーなデビュー劇に期待を膨らませているようだ。

クビカ、初のポーランド人F1ドライバーに [FMortorsports.nifty]
考えていたよりずっと早いF1デビューということになって驚いているけれど、ずっとそのために準備はしてきたから大丈夫。チームの期待を裏切らないよう、信頼に応える自信はあるよ

恥ずかしながら私は開幕前クビカのことを全く評価していなかっただけに、3rdドライバーとしての度重なるトップタイムマークには驚かされたが、現時点でなら十分レースドライバーとしてもやっていけると考えてよさそうだ。

 また、クビカが急遽レースドライバーに昇格するのに伴い、3rdカーは走らせないとのことだ。

『BMWザウバーF1』、金曜日第3カー走らせず [FMortorsports.nifty]
ジャック・ビルニューブに代えてロバート・クビカをハンガリーGPで起用するという衝撃発表を行った『BMWザウバーF1』だが、チームでは少なくとも今回のハンガロリンクでは第3カーを走らせる予定がないことを明らかにした。

 このことからも、それだけヴィルヌーヴを乗せない決断が急だったということもあるだろう。クビカに代わるレギュラードライバーが見つからなければ(困難だろう)、ハンガリー以降はさらに別の3rdドライバーを乗せることになると考えてよさそうだ。

ウェバーの離脱が物語ること

ウィリアムズ、2007年ウェバー放出 ブルツ起用へ [FMortorsports.nifty]
2日(水)ウィリアムズ・チームは2007年シーズン、マーク・ウェバーに代えて現第3ドライバー&テストドライバーであるアレクサンドル・ブルツを起用することを発表した。なお、ニコ・ロズベルグの残留は確定。
ブルツ、「レース復帰 最高にうれしい」 [FMortorsports.nifty]
僕の原点はレーシングなんだ。ウィリアムズ・チームから与えられたこの仕事が、うれしくない筈がないよ。この日が来ることを信じて、これまでずっと裏方の仕事を続けてきた。来年レースに出たら、僕の持っているすべてをもってチームの役に立ちたいと思っているよ

 今回のウェバー放出及び3rdドライバーのヴルツを起用したウィリアムズの判断は微妙だ。ヴルツとウェバーの実力を直接比較できるわけではないのでなんともいえないのだが、スピード的な面で言えばそれほど差があるとは思えない。あるとすれば、その開発能力の面が考えられる。来期からトヨタエンジンを搭載し、チーム力向上が予想されるだけに、ベネトン、マクラーレン(テストドライバーとして)と多くのトップチームを渡り歩いたヴルツの開発能力はウェバーとは比較できないということなのだろう。

 また、ウェバー本人は自身の放出に関して、興味深いコメントを残している。

チームは現在置かれた状況から、とりわけお金がわれわれの問題になっていた

 さらに、ウィリアムズの代表、フランク・ウィリアムズも同様にコメントをしている。

ウィリアムズ代表、「ウェバーの貢献には満足」[FMortorsports.nifty]
またこれまで2年間走ってくれたウェバーについても、その貢献度には満足している。もちろん彼を称賛することをわれわれは忘れてはならないだろう。しかし、来年以降のために、われわれはより広範なことを考えなければならなかったんだ

ヴルツがどの程度のスポンサーをひきつける能力があったのだろうか? いや、むしろウィリアムズが当てにしていたウェバーがひきつけるスポンサーとある事柄を評価したうえで、ウェバー不要と判断したのではないだろうか。

 確かに、ウィリアムズにウェバーがらみのスポンサーは見当たらない。ウィリアムズの台所事情はこのところ悪化の一途度辿っていたようだが、トヨタエンジンの搭載により再びウィリアムズブランドは向上、スポンサー交渉も今期よりは容易になると考えてよいだろう。そのこととウェバーにどのような関係があるかだが、ウェバーはあくまでトヨタエンジンを確保できなかったときの保険だったのではないだろうか?

 来期、外部にエンジン供給を目論んでいるルノー、ウィリアムズはそのルノーとも交渉していたとのこと。もしトヨタとのエンジン供給が成立しなかった場合、ウィリアムズはルノーエンジン、そして現ルノーのディレクターであるブリアトーレがマネージメントを務めるウェバーの契約をセットとして考えていたのかもしれない。もちろん、それはルノー側(ブリアトーレ側)の希望としてということだろう。そう考えればトヨタエンジンを確保したウィリアムズからしてみれば、ウェバーとヴルツを単純比較した上でヴルツを選択したということなのだろう。

 どちらにしても、32歳になりマクラーレンでテストドライバーを続けてもグランプリに出る目が無いと判断し、マクラーレンから離脱したヴルツだっただけに、この来期のレギュラーシートの獲得は最高の喜びだろう。ましてや、モントーヤの離脱でデ・ラ・ロサがレギュラードライバーを務めているのを見ているだけに、一度は自身の判断を後悔したはずだろう。ただ、今回の一件で、その判断が正しかったことが証明できた結果になった。その速さはデビュー当初から噂されていただけに、ヴルツには今回のチャンスを確実に生かしてもらいたいものだ。

ロス・ブラウン無きフェラーリに、ミハエルは残留するだろうか?

ロス・ブラウンT/D、今季限りで引退考慮か [FMortorsports.nifty]
主要メンバーがそろって契約満了を迎えるフェラーリ・チームの中で、ジャン・トッド監督、ミハエル・シューマッハらは契約更新の可能性が強いとみられている。ところがここに来て、もう一方のキーメンバーであるロス・ブラウン/テクニカル・ディレクターが、今季限りで引退する意向であるとの見方が強まってきた。

 7度のワールドタイトルを獲得したミハエル躍進のキーマンともいえる、ロス・ブラウンが今期限りで引退するとの情報があるようだ。ミハエルとしてはベネトン時代から長く連れ添った頭脳でもあり、単純にミハエルがF1を戦う戦略の面からしても、ロス・ブラウンが去った上でミハエルがフェラーリに残留するかどうかは不透明な状況となるだろう。

 もちろん、ロス・ブラウンがいないからといってすぐにフェラーリが戦略的に劣る状況に陥るわけではないだろう。ただ、リスクが高まることは事実であり、ミハエルとしては無視できないファクターであることには違いないだろう。ミハエル及びジャン・トッドが残留濃厚というニュースが流れ始めた最中のニュースでもあり、まだ確定的な情報ではないだろうが、現時点ではミハエルの去就は不透明なままだと考えてよさそうだろう。

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