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ヴィルヌーヴ、シート喪失

[F1ニュース]
BMWザウバー、ビルニューブの放出正式発表 [FMortorsports.nifty]
マリオ・タイセン/BMWディレクター:ビルニューブはわれわれの新しいチームでマシンと体制の発展に大きく寄与してくれた。しかし残りのシーズン、クビサをレース環境で評価する方針を決め、これに伴いビルニューブの不確実な状況から解放するため、契約を解除することにした。今後の彼の幸運を祈りたい

 予想されていたとはいえ、やはりチャンピオンまで獲得したヴィルヌーヴが再びシートを喪失してしまうという現実はショッキングだ。クビサのこれまでの3rdドライバーとしてのポテンシャルと前戦ハンガリーGPでの走りを見ていれば、確かにレギュラーシートを与えたいチームの気持ちもわからなくは無いが、チャンピオン獲得までしたドライバーを途中解雇するということは、やはりそれらのバッジの効果を打ち消すほどにヴィルヌーヴの評価が低かったということなのだろう。

 確かに、今期のヴィルヌーヴは地味な印象が否めない。ハイドフェルドを上回ることもあるが、結果として選手権ポイントはダブルスコアに近い状態。しかも年齢的にはピークを過ぎていることも事実であり、BMWとしては来期のレギュラードライバーをそうして少しでもクビカに経験を積ませたいと判断したのだろう。

 正直、来期以降ヴィルヌーヴがF1にシートを得る可能性は限りなく低いだろう。また、ヴィルヌーヴ本人としても無理にF1に残ったとしても結果を残すことが困難なチームへの移籍を強いられ、ギャラも大幅に削減されてしまうことはわかっており、F1以外のレースに活路を見出すと思われる。

 95年インディーカーでチャンピオンを獲得し、翌年の96年オーストラリアGPでウィリアムズから鮮烈なデビューを果たし翌年チャンピオン、99年にBARに移籍しゼロからチームを作り上げたが結果を残すことが出来ず最終戦で佐藤琢磨にシートを譲り、翌年はルノーから途中出走するも結果を残せず、05年にはザウバーに移籍、今期はザウバーを買収したBMWでレースを戦っていたがまたも途中でシートを喪失してしまう結果となってしまった。ただ、彼のF1に残した功績は少なくなく、ミハエルとの正面対決を演じたドライバーとして記憶に残り続けることだろう。

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 正直、私にとってヴィルヌーヴはあまり好きなドライバーではありませんでした。ただ、そのドライビング自体は他のドライバーとは明らかに異なった物を持っており、そういう意味ではやはりF1を代表するドライバーであることには違いないと思っています。

 鈴鹿サーキットのあらゆる場所で他のドライバーとは走行ラインが違うのです。最初の頃はタイムが伸びないのですが、あるタイミングからポンとタイム上位に名前が出る、その印象が非常に深いドライバーでした。チャンピオンドライバーだけに、このようなシート喪失は残念でなりませんが、どうしようもないでしょう。

 とりあえず、今年はしっかりと休んで来年以降のプランを色々練ってもらいたいものです。これで、ヴィルヌーヴもNASCAR移籍なんてことになれば、一足先に移籍が決定しているモントーヤと共にNASCARに参戦にNASCAR人気が急上昇する可能性は十分あるでしょうね。まだまだ、ヴィルヌーヴはやれるでしょうし、インディー・F1・NASCARのチャンピオンになり、DTMとルマン挙句の果てにはパリダカでも優勝を目指してもらいたいものです。

Tag: BMW, クビサ, ヴィルヌーヴ



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