SA06の真価が発揮されるのは、トルコからだ
[F1メモ]佐藤琢磨、「『SA06』は確実に進化している」 [FMortorsports.nifty]
どんなテストもできなかったのに、ウチのデザインチームは素晴らしい仕事をしたよ。………幸い僕はこの新型車にすごい手応えを感じているんだ。そのパフォーマンスには大満足だね。いまこのクルマにはまだいくつかの問題を抱えているけれども、もしこれらを解決したならば、きっとすごく速くなって、そしていくつかのチームを打ち負かすこともあるだろう。それは実に痛快なことだとは思わないかい
確かにニューマシンになってSA05のように最下位で当然のような雰囲気でなくなったことは事実だ。しかし、投入前に2秒か3秒は速くなったことは事実だが、グリッド中段に食い込むといったような革新的に改善されるというまでのインパクトがないことも事実であり、また、レースでは全くといってよいほどペースが上がっていない状況に、投入前までの楽観論は吹き飛んでしまったようだ。
ただ、まだSA06のポテンシャルを今の時点で決め付けてしまうのは早計だろう。チームからも知らされているように、このマシンはトルコGPでフロント周りのニューパーツが装着され完全なニューマシーンとなる。全体のバランスがきわめて重要なレーシングマシーンにおいて、フロントウィングを擁する部分がモディファイされるというのは極めて重大な改良ともいえるのだ。そのマッチング次第では予想もしなかった以上の効果も期待できるかもしれないのだ。
そしてもう一点、琢磨も語っていることなのだがSA06はまともなテストもなく実戦に投入された。そう、ここまでの2戦はレースというよりはテストに近かったのだ。それだけに、前戦でトラブルを抱えながらもレースを走りきった琢磨は重要な役割を果たしたといえそうだ。そして、その2連戦で得たトラブルやデータを基に、チームはこのテストの出来ない夏休み期間中に真のSA06の完成を目指しハードワークを行っている最中だろう。
トルコGPで完全なるニューマシンを投入した後にはシルバーストンでテストを行う予定であり、シーズン終盤にミッドランド超えや他チーム超えを果たし念願のポイント獲得を目指すことになる。鈴鹿では、なんとしてでもポイント獲得を果たしてもらいたいものだ。





コメント
> ごんた さん
すみません、私の書き方が悪かったです。3秒タイムが縮まったことは事実なのですが、なんかもっと前の方に出られるイメージがしていたんですよね。なんかちょっと拍子抜けだった感じだったんです。でも、3秒ってすごい数字ですけどね、よくよく考えたら。
結局、サーキットによって3秒差の意味合いは全然異なりますし、まだ投入して2戦だけですからね。とりあえず、次のトルコでは期待です。
投稿者: sei5 | 2006年8月19日 12:48
ドイツでの左近選手のクラッシュで,奇しくもSA06とSA05のポテンシャル比較ができちゃいましたね。ほとんどぶっつけ本番のマシンであることと左近選手と琢磨選手の(現時点での)パフォーマンス差(ハンガリーで約1秒)とを差し引きしたとして,その差3.3秒というのは投入前に言われていた2~3秒というのとほとんど合ってるように思いますが・・・
投稿者: ごんた | 2006年8月13日 22:48
SA06の本格的実践投入のトルコGPにちょっと期待したいですね。今年のアグリF1の状況を考えると、新規参入チームの中では、ここ15年前後を考えると、相当優秀な気がするのは、私だけでしょうか?限られた予算の中で、結構頑張っていますね。やはり日本人気質の影響かもしれませんね。
投稿者: M | 2006年8月13日 18:46