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琢磨にとってこのフランスGPは重要だ

[F1メモ]
ペナルティ覆らず佐藤琢磨、「アンハッピー」
実際にオーバーテイクしようとしたのはバトン(ホンダ)のほうだったんだ。彼はおそらく最初気づかずに行動を始めたんだけど、僕に並んだ頃にイエローに気づき、そしてポジションを元に戻したんだよ。ところがオフィシャルはそれを見て僕がオーバーテイクしたものと判断したんだ。

 琢磨の言い分はおそらく正しく、考え得る限りスチュワードの判断ミスだと言えるだろう。事実としてバトンを抜く結果となってしまったことは間違いないのだが、この出来事がきっかけで琢磨がコースオフしてしまった可能性も十分あり得るだけに、琢磨とチームの言い分が認められなかったのは残念だ。

 フランスGPでの10グリッド降格は決定してしまった。しかし、ここでくさってはいけない。トップチームが同じような裁定ならどうするだろうか? ポールポジションを記録しても11番手に降格されてしまう。スーパーアグリのマシンポテンシャルからすれば、最後尾をギリギリ免れる可能性はあるだろうが、厳しいレース展開には間違いないだろう。設立2年目のチームにとっては決勝レースをあきらめる材料は十分すぎると言える。

 しかしここであきらめてはいけない。10番手降格するという事実からレース戦略を組み立てるべきだろう。完全フルタンクで臨む、1stスティントを極めて軽い状態で戦いとにかくマシンを抜きまくる、戦略はそれなりに考えられるはずだ。とにかく、ここであきらめずに一台でもマシンを多く抜き去ることだけを考えれば、予想外の展開だってあるはずだ。琢磨には是非ともフランスGPで我々を驚かす様な走りを見せてもらいたいものだ。

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