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ライコネンの調子が悪いだけなのか?

[F1メモ]
フェラーリ首脳、「ライコネンまだ本領じゃない」
ルカ・モンテツェモロ:かつてシューマッハは自分のライバルとしてアロンソとライコネンの名前を挙げていたし、またアロンソも同様のことを言っていた。つまり、ライコネンがそれだけの潜在能力を秘めていることは間違いないことなんだ。確かに今年のマクラーレンのマシンは戦闘力があるし、二人のドライバー・ラインナップは強力だ。しかし、ライコネンが今後本来の調子を取り戻すことができれば、われわれはライバルと互角に戦うことができる筈だと確信しているよ

 このモンテツェモロの発言には不信感を抱きたくなってしまう。ライコネンのへの評価が絶対的ではなく、ライコネン自身の調子に触れる2点についてだ。

 まず、ライコネンを評価するためになぜ引退したミハエルと、他チームのドライバーであり続けているアロンソを引き合いに出さなくてはならないのだろうか。確かに、両チャンピオンのライコネンへの評価が高いことはライコネンのポテンシャルを表わす重要なものだと言える。しかし、なぜ自分のチームのドライバーについて今年の働きや走りについて語ることができないのだろうか。

 次にライコネン自身の調子について語っている点、同じマシンを駆るマッサも今年のマクラーレンに追いつくことは難しい。ドライバー以前に、自分たちのマシンについてもう少し言及する必要があるのではないか。

 ミハエルの代わりにライコネンを呼び寄せた際、フェラーリは確実にライコネンが速さを発揮すると信じて疑わなかった。しかし、現実はマクラーレンはおろかチームメイトにもスピードで劣るライコネンの姿を見て大きく落胆しているのだろう。色々な噂が飛び交う中、ドライバーを信じドライバーが速さを出せる環境を整えるのがチームの仕事。もちろんドライバー自身も変わらなければならない。もし、本当にドライバーが変わる事が最重要課題であるのならそのことをきっちりと伝える必要性もある。それらの点から、このモンテツェモロの発言は歯切れの悪さを印象づけるものとなっている。

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