各チームニューマシンのまとめを簡単に。

ニューマシンのテストがスペインのヘレスサーキットで無事に行われましたが、合同での各チームニューマシンの実践走行は初めてなので、いろいろと秘策を試したり、今年から変更となった1.6ℓターボエンジンの感触など確かめていたようでした。

そんな中、今年最大のマシン形状の話題である「フロントノーズ」。

各チームマシンが出揃ったようなので、ちょっとまとめてみました。

①低い位置からノーズ先端が細くなっている派
マクラーレン、ザウバー、ウィリアムズ、マルシャ

②昨年のマシン形状の発展版で、ノーズ先端が長い派
F.インディア、トロロッソ

③幅広ノーローズ派
フェラーリ、メルセデス

④そのほか(分類しづらい)
レッドブル…幅広ノーズの下に何かついている
(レギュレーションのための対策なのかどうか、今の所はちょっと…)
ロータス…長さの異なるノーズ(?)を2本採用し処理している
ケータハム…モノコックの途中から出ている太いノーズがフロントウイン
グと連結している

やはり①のタイプが数からすると多いような気がします。単純に、ウイングにノーズをくっつける昔のローノーズ形状にすると、ノーズ先端付近に乱れた気流が発生し、今のF1マシンの空力重視のマシン作りから考えると、吊り下げハイノーズと比較すると不利な面があるかと思います。

各チーム今年のレギュレーションについては、マシンデザインには、ものすごく苦慮しているようで、それでもその中で速さを当然のことながら、追求しないといけない事情もあるようですね。

レギュレーションは確かにレースを行う上では必要なことだと思っています。ただ、ある程度のビジュアルなどについては、フォーミュラ最高峰カテゴリーにふさわしいものであってほしいと思っています。

今年のノーズ形状は、いわゆる「安全面」を考慮されたものであるとなっていますが、一方で、レッドブルのデザイナーのA.ニューウェイ氏は、今年のレギュレーションのフロントノーズ形状のにすることで、特に 、クルマのリアに真直ぐにぶつかった場合、突き出たノーズが下に入って、リアのクラッシュ構造の下に入り込んでしまうことを危惧しているようですね。

安全に速く走ることを追求することは相当無理難題のことだと思います。「安全」と「速さ」、どこでその折り合いをつけるのか。

1993年から1994年のマシンの大幅なレギュレーション変更した際も、序盤においては、いろいろなアクシデントや死者まで出るような状況もありました。あの頃からすると、安全面はかなり向上したものの、どんな形でアクシデントが起こるのか予想がつかないものです。

今年はこのレギュレーションで、一番速いマシンを競うのですから、決めれた中、各チームの画期的なアイディアに注目したいですね。