F1 第2戦マレーシアGP 

F1マレーシアGPがセパン・インターナショナル・サーキットで行われました。ここ最近のマレーシアGPは、F1のセッション中にも大量の雨に見舞われることもしばしば有り、今回も雨との戦いを制することがこのGPで勝ち抜くための重要な要素となりそうでした。

まずは、予選から。やはり、予想通り、予選前からサーキットには強い雨が降り続きセッションが大幅に遅れて開始。各車限られた時間を目一杯利用してコースに留まり、ギリギリまでベストタイムが出るよう各ドライバー、チームがめまぐるしく動く。チームによっては天候の先読みが当たったり、外れたりと大きく予選ポジションを上げたり、落としたりと少し荒れたものとなりました。

今回、このような天候の中で、ポールポジションを獲得したのは、開幕戦に続いてメルセデスAMGのL.ハミルトンが獲得。自身通算33回目となり、イギリス人ドライバーとしてはN.マンセルを抜いて最多となりました。2番手にはレッドブルのS.ベッテル、3番手にはメルセデスAMGのN.ロズベルグとなり、ここでも、メルセデスAMGチームの2台は順当に予選を終了。多分、決勝は、どちらかのドライバーが優勝する可能性が高いかなぁと感じてしまいます。

4番手以下は、F.アロンソ(フェラーリ)、D.リカルド(レッドブル)、K.ライコネン(フェラーリ)、N.ヒュルケンバーグ(F・インディア)、K.マグヌッセン(マクラーレン)、J・E・ベルニュ(トロ・ロッソ)、J.バトン(マクラーレン)となりました。マクラーレンのタイヤチョイスは予選を通してかなりギャンブルな展開で、ほぼ裏目に出てしまい、予選はいい結果には結びつかなかったようですね。

日本人F1ドライバー小林可夢偉(ケータハム)の予選は、今回も開幕戦同様少しでも前のポジションでの予選終了できることを期待していましたが、予選に行くまでのセッションが散々で、マシンをろくに走行する機会がなく、ほぼぶっつけで予選を戦い、最終的には、予選を20番手で終了しました。

あと、予選を観ていて、各車フロントノーズやその周辺の改良を早速施しているチームが多かったようです。まぁ、これからも、フロント周りの形状の悪さとダウンフォースの確保を徐々に改善していくことと思います。

 

さて、翌日の決勝レースですが、途中、小雨が降る場面がありましたが、天候は昨日と異なりドライコンディシでのレースとなりました。

優勝は、メルセデスAMGのL.ハミルトンが、ポールポジションからのスタートで首位を守り、その後、後続を大きく引き離す危なげないレースでポール・トゥ・ウィンを達成した。ハミルトンは、2013年のハンガリーGP以来自身通算23勝目となりました。2位にはチームメイトのN.ロズベルグが続き、メルセデスがメインスポンサーのペトロナスの母国グランプリで1-2フィニッシュを達成。3位にはレッドブルのS.ベッテルが続きました。昨年のような勢いに達していないレッドブルですが、決勝レースでは、しっかりと上位に食い込んで来ています。それでも、メルセデスAMGのマシンとはかなり差をつけられているようです。

4位以下はF.アロンソ(フェラーリ)、5位N.ヒュルケンバーグ(F・インディア)、6位J.バトン(マクラーレン)、7位F.マッサ(ウィリアムズ)、8位V.ボタス(ウィリアムズ)、 9位K.マグヌッセン(マクラーレン)、 10位D.クビアト(トロ・ロッソ)と今季の新人が続きました。

この中で、ここ2戦、決勝で調子のいいF・インディアのN.ヒュルケンバーグ。フェラーリやマクラーレンと互角に渡り歩き、今回も5位入賞と今年の中堅チームの台風の目になりそうです。ちょっと対照的なのが、マクラーレンから移籍してきたS.ペレス。運に見放されているような感じもしますが、次戦以降本来の力を取り戻し、2台揃って上位争いに加わってくるのか注目ですね。

もう1つ。特に話題となった終盤のウィリアムズ2台の攻防。無線の指示を無視したマッサとマッサよりも速かったボタスとのやり取り。

レース後ドライバー双方で話し合いで解決したとはなっていますが、レースの世界で、お互いが分かり合え、解決することはここ最近ではないかと思います。

単純に速いドライバーがF1に残るわけですから、ドライバーは、少しでも前でフィニッシュすることしか考えていないのですからね。こういった行為は、F1では常日頃見られる光景にもなっていますが、ドライバーとチームとの契約など色々と大人の事情もあったりするでしょうが、ファンからすると、純粋に戦うドライバーを観たい。与えられたマシンで最大限の力を発揮して、正々堂々戦って欲しい。チームメイト同士で対等に争えないマシン状況なら、個人的には、チームプレーは必要かと思います。それをチームがドライバーに理解させてレースに臨ませている事は、チームの利益として考えると重要なことかもしれません。

特に、今年のウィリアムズのマシンの前評判がいいだけに、2人のドライバーには頑張って上位争いに加わって、懐かしい強いウィリアムズを復活させてもらいものですね。

最後に、日本人F1ドライバーの小林可夢偉(ケータハム)は、13位完走で決勝レースを終えることができました。チームメイトのM.エリクソンも14位完走し2台とも走り切りました。チームとしては、マシンのデータが残り、次戦以降のレースに活かせるようマシンの改良を進めてもらいたいものですね。

ということで、次戦のバーレーンですが、多分もうフリー走行が始まっているかもしれませんね。連戦にはなりますが、ドライセッションで、砂との戦いになろうかと思います。このままメルセデスAMGが3連勝してしまうのか、それとも、他のチーム・ドライバーが躍進するのか注目ですね。

 

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