F1 第4戦中国GP

F1第4戦中国GPが上海インターナショナルサーキットで行われました。

まずは予選から。ここ最近の予選は雨絡みが多いようで、今回の予選のコンディションも雨が降り、終始ウェットタイヤでのセッションとなりました。

この悪天候をうまく読み切ってポールポジションを獲得したのは、メルセデスAMGのL.ハミルトン。ハミルトンは今シーズン3回目、メルセデスとして開幕から4戦連続でのポールポジションの獲得となりました。これでハミルトン自身通算では34回目となり、ジム・クラーク&アラン・プロストと並んでいた回数をも上回りました。

ドライでも、ウェットでも予選では必ずどちらかのドライバーがポールを取れるメルセデスのマシン。どこまでこの記録が続くのかちょっと期待したいです。

2番手にはレッドブルのD.リカルド、3番手にはレッドブルのS.ベッテル、4番手にはメルセデスAMGのN.ロズベルグが続き、上位2列をメルセデスとレッドブルが占めた。予選では上位に食い込んできているレッドブルですが、やはりリカルドの方が今のマシンの速さを引き出すことについては、ベッテルよりは長けているように感じます。まだまだベッテルは迷路の中のようでしたね。

以下、5番手F.アロンソ(フェラーリ)、6番手F.マッサ(ウィリアムズ)、7番手V.ボタス(ウィリアムズ)、8番手N.ヒュルケンバーグ(F.インディア)、9番手J.E.ベルニュ(トロ・ロッソ)、10番手がR.グロージャン(ロータス)というトップ10グリッドになりました。

Q3を見ていても、ちょっと気になるのがウィリアムズ。マシン自体は相当まとまってきているのですが、決勝になるとペースが悪くなるという、ちょっと前のメルセデスAMGと似た症状のような気がします。マシンが悪いのか、ストラテジーが悪いのかは不明ですが、個人的には昔の速いウィリアムズが早く復活してもらいたいのですが、あとは、チームの歯車がきちんと回りだしたら、復活も相当くないような気がしますね。

あとは、フェラーリがちょっと改善されてきたのかなぁと思いますが、ライコネンがQ3に進めていなかったところを見ると、まだまだのようですが、今回の予選では、アロンソの予選グリットは、アロンソのマシンコントロールとこのコースの相性の良さで獲得できたものかもしれませんね。

日本期待の ケータハムの小林可夢偉は、Q1で敗退して18番手で予選を終了しました。Q2進出への壁はまだ高いようですね。

雨の予選から、翌日の決勝は、一転してドライコンディションで行われました。

レースは、ポールポジションからスタートしたメルセデスAMGのL.ハミルトンが後続を引き離して終始レースをコントロールして優勝、今季3勝目で自身通算25回目を記録しました。

2番手には、予選4位からスタートしたメルセデスAMGのN.ロズベルグ。ロズベルグは、スタートで接触により順位を落としたものの、ものすごい追い上げで2位まで順位を上げてきました。スタートの接触がなければ、ハミルトンとの接戦が今回も見られたことになったかと思うとちょっと残念な結果かもしれません。

3番手はフェラーリのF.アロンソ。スタートをうまく決めて、後続とのタイム差をコントロールしながら、上手いゲームメイキングで今季初表彰台を獲得できました。レッドブルを抑えての表彰台獲得は、フェラーリにとっては少し明るい話題かもしれませんね。

4番手、5番手はレッドブルのD.リカルド&S.ベッテルが続いたが、途中でペースの優るリカルドを前に出すよう無線指示があるなど、4年連続のチャンピオンには屈辱のレースとなった。チーム支持をほとんど無視していたベッテルも、今回は流石に譲っていましたが、それでも、彼にとっては、相当辛い結果には変わりないかと思います。この状況が続くと、ベッテルのレッドブルでの優劣も変わってくるような予感です。

以下、6位N.ヒュルケンバーグ(F.インディア)、7位V.ボタス(ウィリアムズ)、8位K.ライコネン(フェラーリ)、9位S.ペレス(F.インディア)、10位D.クビアト(トロ・ロッソ)でここまでが入賞となりました。

F.インディアは2台とも安定したレース運びで入賞していますが、同じようにウィリアムズも2台入賞くらいなら、マシントラブルがなければ充分できるような気がします。今回も、ボタスのみの入賞。そう言う意味ではちょっと物足りなさを感じる決勝レースが続いているウィリアムズ。もうひと奮起してもらいたいところです。

このレースでかわいそうな出来事に巻き込まれたのが、ケータハムの小林可夢偉。レースの最終ラップでマルシャのJ.ビアンキをかわし、17位でレースを終えたのですが、その後、チェッカーフラッグにミスが発覚して、それに伴って、54周目の結果が適用され、小林可夢偉は18位となりました。完全に運営側のミスですが、ドライバーとしては、最後の最後まで諦めずに1つでも上の順位を目指してドライブしているのですから、このような世界レベルでのレースでのミスは、十分に避けてもらいたいものですね。

さて、次戦はスペイン。このコースでのマシンの動きが今後のレース展開を大きく作用してくるかと思います。この4戦、圧倒的な速さを見せているメルセデスAMGに対して、ほかのチームが肉薄できるのか注目したいですね。

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