F1 第5戦スペインGP

F1スペインGPが、バルセロナのカタロニア・サーキットで行われました。

1991年から初開催されてから毎年開催されており、20年以上経つある意味名物サーキットで、当初のコースからは少しづつ変更されてきていますが、ここでの各チームの戦績は、今年のチームがどれだけのポテンシャルがあるのかある程度はっきり分かるGPなので、少し楽しみにしております。

まずは予選から。今回のポールポジションを獲得したのは、メルセデスAMGのL.ハミルトン。ハミルトンは中国GPに続いて2戦連続のポールで今季4回目。  自身通算35回目のポールポジション獲得となりました。

これでメルセデスAMGチームとして開幕から5戦連続でのポールポジションとなり、今年のメルセデスAMGの予選に関して言えば、ほぼ死角なしの状況で、この状況はまだ続きそうな予感です。

2番手には、チームメイトのN.ロズベルグが続き、メルセデスがフロントローを独占しました。ハミルトンとはコンマ2秒弱の差。決勝もハミルトンとは戦略を変えて後半勝負に持ち込みたいところでしょうかね。

3番手にはレッドブルのD.リカルド、4番手にはウィリアムズのV.ボッタスと若いドライバーが続きました。ただ、3位とPPの差が1秒近くさがある状況。決勝ではメルセデスのマシンを追っかけることができる有力候補のなのですが、果たしてどうでしょうか?あと、ボッタスも予選ではいいところにつけてきているのですが、決勝の戦略がうまくかみ合っていないのが続いているので、このレースでうまくいくきっかけをつかので欲しいですね。

5番手以下は、R.グロージャン(ロータス)、K.ライコネン(フェラーリ)、F.アロンソ(フェラーリ)、J.バトン(マクラーレン)、F.マッサ(ウィリアムズ)、S.ベッテル(レッドブル)というトップ10グリッドとなった。

ただし、ベッテルは、Q3スタート直後にギアBOXにトラブルを抱え、交換を余儀なくされ、決勝は5グリット降格での決勝スタートとなりました。ベッテルは、今年に入り昨年までの勢いが全くと言っても感じられない状況。スランプなのか、マシン変更に伴うものなのか、いくらマシンの変更があったとしても、5戦も走れば、それなりに習得できるはずでしょうから、それ以外の何かベッテルに合わないものが未だ解決できていないのかもしれませんね。チームメイトのリカルドが順調なだけに気になります。

ケータハムの小林可夢偉は今回の予選は21番手でセッションを終えています。かなりマシンが乗りにくい状況のように感じました。チームメイトに負ける可夢偉ではないので、決勝での巻き返しに期待したいところです。

決勝も予選同様に好天に恵まれて、66周のレースがスタートしていきました。

レースはフロントローからスタートしたメルセデスAMG勢が別次元のレースを展開。3位以下を47秒以上引き離して首位争いを展開。後半には、チームメイト同士の僅差のバトルとなりましたが、最終的にポールポジションからスタートしたL.ハミルトンがN.ロズベルグをわずか0.6秒という僅差で抑え、第2戦マレーシアGPから4連勝、今季4勝目、ここでのGPは自身初優勝、通算26勝目を飾りました。

これで、メルセデスAMGチームは開幕からの連勝を5に伸ばしまし、この結果、ハミルトンは、ロズベルグを抜きラインキングトップに浮上しました。

メルセデスAMGチームに限らず、このGPもフロント周辺をはじめとするモディファイを施したマシンを投入しているチームが多い中で、他のチームにかなりのタイム差をつけることができるマシンとチーム体制は、他のチームが相当ハードワークをこなさないと追いつけないのか、よくある速いチームのマシンに規制を加えるのか、この調子が続くとそんなことが起こりうるかもしれませんね。久々、1988年のマクラーレン、1992年のウィリアムズ、2002年、2004年のフェラーリの再来が起こっているのでしょうね。

3位にはレッドブルのD.リカルド。ただ、メルセデスAMGチームとの大差は緊急を要する大きな課題ですが、開幕戦からするとマシンの改善は進んでいるかと思います。 4位は、予選15番手から追い上げたレッドブルのS.ベッテル。後半のセクションでのファステストタイムを出す久々ベッテルらしい走りが見ることができ、次戦以降へ勢いがついたのかもしれません。

以下、5位V.ボッタス(ウィリアムズ)、6位F.アロンソ(フェラーリ)、7位K.ライコネン(フェラーリ)、8位R.グロージャン(ロータス)、9位S.ペレス(F.インディア)、10位N.ヒュルケンバーグ(F.インディア)となりました。

ウィリアムズのV.ボッタスは、上位入賞できいいレースができたことかと思います。チームメイトのF.マッサは入賞はできませんでしたが、昨年のウィリアムズの状況を考えると、徐々にですが、強い頃のウィリアムズ復活に向けて進化しているように思いますね。2人のドライバーが刺激し合いながら、上昇してもらいたいですね。
一方、開幕戦から、色々と改良は加えているものの、変化が乏しいのがフェラーリ。今回もフロント周辺やリアウイング周辺など変更を施しているものの、予選や決勝でもパッとしない結果で終わってしまっていました。それよりも、このGPは、予選、決勝ともにライコネンがアロンソを上回り、決勝レースでも終盤までライコネンが前、アロンソ後ろでレースを展開していましたが、最終セクションでライコネンとアロンソのチーム対応で、アロンソがライコネンの前でフィニッシュし、ライコネンが久々怒りを露にしていました。

いつもながら、決勝レースをほぼ終盤までチームメイトの前で掌握している場合、前にいるドライバーがチームメイトが来ても実力で追い越せな場合は、チャンピオン争いがまだ自由に行われていても然りな時には、チームとしては順位をホールドすることが多いのですが、今回は終盤でピットにより順位が逆転し、ライコネンが下がって、アロンソが前になってしまう事態になりました。

特に今年のフェラーリチームは、ラインナップから見てもジョイントNo.1体制かと思っていたのですが、その時の実力が優っているドライバーが前でチェッカーを受けるべきだと考えています。今後のレースでの展開にちょっとした影を落としそうなこの結果。さぁ、来年ラインナップが変わるかもしれませんね。

ケータハムの小林可夢偉は、ブレーキトラブルによりリタイヤで終わりました。残念な結果に終わったのですが、レース後ケータハムチームがルノーエンジンの代金未払で話題が出ていたので、今後のレース活動にちょっとした影響が出ることが予想されそうです。今年1年は何とかレース活動が続くように踏ん張ってもらいたいですが、それよりも、年間エンジン使用数を超えないかどうかということもちょっと不安な面もありますね。いろいろと問題が出てきているケータハムですが、ちょっと心配です。

次戦は、伝統のモナコGP。マシンの性能よりもドライバーの実力が影響しやすいGPなので、下位チームのマシンでも、上位に食い込むことが可能なGPです。このままハミルトンが5連勝をしてしまうのか、ニコがハミルトンの連勝を止め、チームとして6連勝に貢献するのか、それとも、他のチームがメルセデスAMGを止めて今季初優勝できるのか楽しみにしたいですね。

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