本当に鈴鹿での開催は消滅してしまったのか?
2007年暫定F1カレンダー発表される(8/29) [FMortorsports.nifty]
今回は日程と開催国のみの発表だが、すべてが1国1グランプリとなっていて、ホッケンハイムのドイツGP、イモラのサンマリノGPが脱落した。(ドイツGPはホッケンハイムからニュルブルクリンクに変更とみられる)また日本GPについては、すでにエクレストン氏が富士スピードウェイでの開催を明らかにしていることから、20年間続いた鈴鹿サーキットでの開催はなくなった。
毎年、F1のカレンダーはシーズン開幕直前まで入れ替わりが数多く見られるが、今年は日本での開催が鈴鹿から富士に移ることもあり、とりわけ日本国内でも関心が尽きない話題となっている。そんな最中FIAが来期の開催カレンダーを発表した。カレンダーの中には開催国と日程のみで開催サーキットは明記されていないが、既に日本GPの富士での開催は決定事項でもあり、鈴鹿での開催は消滅したと受け取らざるを得ないだろう。
本当に、鈴鹿での開催は消滅してしまったのだろうか? 先日もこの話題に触れたのだが、やはり開幕戦のオーストラリアGPからマレーシアGPまでの3週間のインターバルが気にならざるを得ない。3月31日から開催されたオーストラリアGPもあわせれば、今期3月に3戦あったグランプリが1戦に減ってしまうというのは尋常ではない。また、バーレンGPとスペインGPのインターバルも4週間あり、シーズン序盤での開催数は極端に減ることとなってしまう。5月末までで、今期は7グランプリが開催されたが、このカレンダーを信じれば来期は5グランプリとなってしまう。非常に不自然なカレンダーだといわざるを得ないだろう。
このカレンダーからは既に消滅することが確実視されていたヨーロッパGPに加え、サンマリノGPも消滅している。サンマリノGPはこれまでも騒音問題などで多くの問題を抱えていたのだが、1国1開催の原則に基づきカレンダーからは外されてしまったようだ(サンマリノと銘打っており、イタリアとは別国での開催の印象を受けるが、イモラサーキットはイタリアにある)。
ただ、開催数が17戦と1戦減る結果になっており、また、FIAはこのカレンダーからの変更の可能性を示唆していることからも、さらに1戦追加となる可能性は十分ありそうだ。新規開催は流石に無いと考えられ、サンマリノGPのイモラか今期まで日本GPを開催している鈴鹿かのどちらかがカレンダーに復活するのではと考えることができそうだ。どちらも、1国1開催の原則に引っかかってしまうが、完全に日本での開催となる鈴鹿よりはイモラのほうが開催の可能性は高いとも考えられる。チーム側としてもヨーロッパ外への遠征よりは負担が少ないイモラでの開催を望むことは間違いないだろう。鈴鹿がどのようにアピールしているか詳細を知ることは出来ないが、相当な苦戦を強いられていることは想像に難くない。ただ、100%開催の可能性が無くなってしまったわけではなく、また鈴鹿サーキットも継続交渉を行っているとのコメントをしており(鈴鹿側は「まだ交渉中」=F1 [時事通信社])、可能性を信じて積極的にアピールをしてもらいたいものだ。



