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2006年08月30日

本当に鈴鹿での開催は消滅してしまったのか?

2007年暫定F1カレンダー発表される(8/29) [FMortorsports.nifty]
今回は日程と開催国のみの発表だが、すべてが1国1グランプリとなっていて、ホッケンハイムのドイツGP、イモラのサンマリノGPが脱落した。(ドイツGPはホッケンハイムからニュルブルクリンクに変更とみられる)また日本GPについては、すでにエクレストン氏が富士スピードウェイでの開催を明らかにしていることから、20年間続いた鈴鹿サーキットでの開催はなくなった。

 毎年、F1のカレンダーはシーズン開幕直前まで入れ替わりが数多く見られるが、今年は日本での開催が鈴鹿から富士に移ることもあり、とりわけ日本国内でも関心が尽きない話題となっている。そんな最中FIAが来期の開催カレンダーを発表した。カレンダーの中には開催国と日程のみで開催サーキットは明記されていないが、既に日本GPの富士での開催は決定事項でもあり、鈴鹿での開催は消滅したと受け取らざるを得ないだろう。

 本当に、鈴鹿での開催は消滅してしまったのだろうか? 先日もこの話題に触れたのだが、やはり開幕戦のオーストラリアGPからマレーシアGPまでの3週間のインターバルが気にならざるを得ない。3月31日から開催されたオーストラリアGPもあわせれば、今期3月に3戦あったグランプリが1戦に減ってしまうというのは尋常ではない。また、バーレンGPとスペインGPのインターバルも4週間あり、シーズン序盤での開催数は極端に減ることとなってしまう。5月末までで、今期は7グランプリが開催されたが、このカレンダーを信じれば来期は5グランプリとなってしまう。非常に不自然なカレンダーだといわざるを得ないだろう。

 このカレンダーからは既に消滅することが確実視されていたヨーロッパGPに加え、サンマリノGPも消滅している。サンマリノGPはこれまでも騒音問題などで多くの問題を抱えていたのだが、1国1開催の原則に基づきカレンダーからは外されてしまったようだ(サンマリノと銘打っており、イタリアとは別国での開催の印象を受けるが、イモラサーキットはイタリアにある)。

 ただ、開催数が17戦と1戦減る結果になっており、また、FIAはこのカレンダーからの変更の可能性を示唆していることからも、さらに1戦追加となる可能性は十分ありそうだ。新規開催は流石に無いと考えられ、サンマリノGPのイモラか今期まで日本GPを開催している鈴鹿かのどちらかがカレンダーに復活するのではと考えることができそうだ。どちらも、1国1開催の原則に引っかかってしまうが、完全に日本での開催となる鈴鹿よりはイモラのほうが開催の可能性は高いとも考えられる。チーム側としてもヨーロッパ外への遠征よりは負担が少ないイモラでの開催を望むことは間違いないだろう。鈴鹿がどのようにアピールしているか詳細を知ることは出来ないが、相当な苦戦を強いられていることは想像に難くない。ただ、100%開催の可能性が無くなってしまったわけではなく、また鈴鹿サーキットも継続交渉を行っているとのコメントをしており(鈴鹿側は「まだ交渉中」=F1 [時事通信社])、可能性を信じて積極的にアピールをしてもらいたいものだ。

2006年08月11日

F1日本GP、交互開催の可能性はあるのか?

和田康裕/HRD社長、「日本GP交互開催望む」 [FMortorsports.nifty]
和田康裕/HRD社長:もちろん富士スピードウェイでのF1GP開催を望んだトヨタを非難することはできない。しかしながら、スパ、モンツァと並びドライバーにも人気のある鈴鹿でのレースがなくなるのは悲しむべきことだ。われわれはいま、なんとか富士と鈴鹿との交互開催の道を探っているのだが……

 パシフィックGPでの単独開催が困難な状況にある中、来期から日本GPに昇格した富士との隔年交互開催の道をホンダ(鈴鹿)は探っているようだが、やはり状況は芳しくないようだ。それもそのはず、トヨタ(富士)としては継続開催のつもりで準備を進めており、それが隔年開催になることによって様々な面で不利益を被ることは確実だからだ。

 地元での協力にしても、施設の面にしても、効率の面から考えても毎年開催と、隔年開催では全く意味が違う。トヨタが富士スピードウェイの改修にどの程度の費用を掛けたかはわからないが、下手をすると予算的に不可能であることも十分考えられるだろう。それだけに、トヨタとしても何とかしたいが、隔年開催の要望を呑むことはありえないだろう。

 だからといって、日本での年間2開催を積極的に進めたいかといえば、それも進めたくない意向だろう。タダでさえ、開催初年度でどの程度チケットが出るのかわからないのだ、富士だけならこれまで鈴鹿に通っていたファンのうちある程度は観戦してくれるだろうが、鈴鹿も時期を春に移して開催という事になれば、富士での観客の数が全く読めなくなってしまう。トヨタとしては、静観し続けるのが一番得策なのだ。

 FOAのエクレストンからしてみれば、トヨタがOKを出すのなら隔年開催は問題ないだろう。いや、それ以上に確実に観客数が確保でき興行的に成功が確実に鈴鹿が隔年で残れば、富士で問題が出た場合の保険にもなりむしろエクレストンからしてみれば望む展開かもしれない。ただ、トヨタがOKを出すのならという実現不可能な条件の下であることには変わらない。

 先日も、当サイト鈴鹿でF1開催の目は無くなってしまったのか?で触れた日程の不可思議さも、この記事では触れている。

ただし、これまで明らかになったスケジュールで、3月18日の開幕オーストラリアGPから第2戦マレーシアGPの4月8日までに微妙なインターバルのあるのが気に掛かるところだ。

エクレストンはまだ鈴鹿での開催をどこか頭の隅に入れているのかもしれない。これまでも、F1開催カレンダーや開催サーキットはぎりぎりまで動くこともあり、このオーストラリアGP直後に鈴鹿での開催の可能性をかけるしかないだろう。

 鈴鹿での開催の最大の障壁はエクレストンなどのF1の興行の面ではなく、レース数が増えることによって費用的にもスケジュール的にも様々な面で労力が必要とされる他チームと言われている。ホンダとしては、エクレストンに加え他のチームへの説得も必要であるといえるだろう。また、鈴鹿のサーキットは多くのドライバーやチームから賞賛されているが、ピットエリアの設備の老朽化及び狭さもネックになると考えられる。ホンダは少しでもこの点で他チームへの説得がしやすいよう、サーキット設備の面での向上を今すぐにでも始めるべきだろう。

2006年08月09日

鈴鹿でF1開催の目は無くなってしまったのか?

鈴鹿F1、来年開催困難か? [FMortorsports.nifty]
三重県の野呂知事は8日、県庁で行われた定例記者会見で、来年度鈴鹿サーキットでのF1開催に関し「極めて難しい状態にある」との見通しを示した。

 現在おかれている状況を考えれば、鈴鹿での来年のF1開催は極めて難しい状況におかれていると考えてよさそうだ。ホンダの首脳のみならず、鈴鹿サーキットが所在する三重県知事からも来年のF1開催について実現困難であるとのコメントをしている。

 実際、これまで1国2開催であったドイツ・イタリアでも、来年は1開催のみになると考えられており、その流れの中で日本で2開催を行うという案は通らないと考えるのが適当だろう。残念ながら現状では、そう考えるしかないようだ。

 ただ、この流れに対して全く異なる視点で鈴鹿での開催に対する考えを披露しているサイトもあるようだ。

Thoughts on the F1 calendar [grandprix.com]
There is, of course, a solution to the problem that we expect to see being proposed with a Pacific Grand Prix at Suzuka being slotted in on March 25. This would an extra race for the teams but would pay them money and would make the Australian trip much more cost-effective. The teams have said that they do not want four flyaway races at the start of the year but inevitably they will conclude that this makes more sense than the current arrangement.

 確かに、現時点でのカレンダーではオーストラリアGPとマレーシアGPの間が開きすぎていると思われる。よって、その間に鈴鹿を入れるということはチームにとっても利益が無いとは言えない選択肢だろう。そして、続けてgrandprix.comではこのような見解を述べている。

Once they have agreed in principle to having four flyaway races at the start of the year, it is the work of a moment to move the whole championship forward by two weeks so that it starts on a more sensible date, such as March 4 with Suzuka on March 11, Malaysia on March 25 and Bahrain on April 1. This would then give the teams time to get things back to Europe for the traditional start of the European season in Imola on April 22.

 もし、鈴鹿を間に入れるというのなら、そもそもシーズンの開幕を前倒しにして、3/4はオーストラリアGP、翌週の3/11に鈴鹿、さらに2週間インターバルをもちマレーシアを3/25、バーレンを4/1に開催するという案だ。しかし、この考え方は鈴鹿での開催を望むファンにはありがたいのだが、そもそも、それならば元もとのカレンダーにおけるマレーシアGPの開催時期を変更することによって、鈴鹿を入れる必要性はなくなるのではないだろうか?

 個人的には鈴鹿の開催をぜひとも実現してもらいたいと考えており、当サイトでは鈴鹿を継続させるための試みを思案中である。今回のホンダの優勝で来期の鈴鹿開催が実現するとは到底思えないのだが、少しでも後押しにはなったであろう。それだけに、ホンダにも三重県にもまだまだ諦めてもらっては困るのだ。今後も粘り強く交渉を続けてもらいたいものだ。

2007年バーレーンGPは4月、開幕戦は豪GPに [FMortorsports.nifty]

2006年08月04日

F1遅報公式事業・鈴鹿F1継続宣言!

 こんばんわ、いやいやおはようございますだね、F1遅報の廣田西五です。

 どうやら、鈴鹿、今年がとりあえず区切りになっちゃうみたいです。20年目なのにねぇ、FOAも世知辛いねぇー。でも、トヨタだって色々頑張ってきたのは事実だし、バーニーだってロボットじゃないんだから、ホンダにも鈴鹿にも愛着が無いわけじゃないことはわかっています、無論ホンダは当然、いや然り。鈴鹿が来年のF1から消えちゃうことは残念で、本当に残念でならないのだけど、常々私が申し上げていたことを実行に移したいと思います。

 地味な始まり方ではありますが、本日を持ってF1遅報は来期以降鈴鹿をF1のカレンダーに残すべく、最大限の活動をすると宣言させてもらいます。鈴鹿というサーキットで開催されるレースを失うことがどれだけF1にとっての損失かをアピールしつつ、鈴鹿がカレンダーにあるF1を模索してもらうべく提案をしたいと考えています。ハロー、バーニー。

 富士=トヨタとケンカをするつもりはもちろんありません、彼らにとってもF1開催は悲願のはずです。富士SWは素晴らしいサーキットになりました、それは自分でサーキット脇を歩いて実感しています。鈴鹿とは全く異なる、非常に魅力的なサーキットであり、F1ドライバーに走ってもらいたいサーキットなのです。私は、自分の足で歩き、コースを見ながらそれを実感しました。あの、長い直線の最後にある1コーナー、急激に高度を下げリズム感が要求されるコーナーの連続を抜けた後に現れる、急上昇の低速セクション、富士SWは素晴らしいサーキットだ。それを知っていることも事実なのです。

 でも、それでも、日本には鈴鹿があるのです。あの難しい、我々からは全く想像できない難しいS字があり、逆バンクがあり、デグナーがあるのです。立体交差のトンネルを抜ければ、急激なヘアピンがあり、200Rを抜けてスプーン、そして最大の山場へとつながるバックストレートです。その先には130Rという、かつては名の通りだったコーナーがあり、カシオトライアングルと呼ばれ数々のシーンを演出したシケインがあり、そこを駆け抜けたマシーン達はホームストレートへと向かいます。そのホームストレートの先では、これまで何度も、いやこれからだって何度でもドラマが演出されるはずの1コーナーがあるのです。

 鈴鹿を残さなくてはならないのです、それは我々のためじゃない、F1のためなんだ。そう、信じて、私は鈴鹿をF1のカレンダーに残すべく活動を宣言します。もちろん、私の力だけではどうにもならないことはわかっています。だからこそ、このブログにこのようなエントリを書き、私の意見に賛同するF1ファンの意思を何らかの形で伝えたいと思いました。方法論はまだ定まっていません。ただ、鈴鹿を残すことが出来ることならなんでもしたいと考えています。

 以上、鈴鹿で初めてF1を観戦しその魅力に取り付かれたF1遅報編集長 廣田西五の宣言です。ぜひとも、ご意見をお寄せください。

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2006年07月31日

[速報]鈴鹿、来年の開催は絶望的に

 来年から日本GPを富士スピードウェイで開催することに伴い、別時期での開催を目指していた鈴鹿サーキットが来年のF1開催は非常に厳しいと語った。FOAのエクレストンとしては、鈴鹿でのF1開催に向けて交渉をしていたが、チーム側に負担が大きいアジア遠征の戦いを増やすことに同意しなかったようだ。

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